南紀白浜での上映会、盛会で終了しました!
vol. 32 2022-10-19 0
32回目のアップデートです。
封切りからまる半年。公式サイトに最新の投稿を掲載しました。
https://lingkaranfilms.com/?p=2127
前回のアップデートでも紹介した通り、南紀白浜での矢野さんトーク付き上映会は、杜人プロジェクトで応援いただいたリターンで開催されたもの。和歌山県で自然栽培のみかんに取り組むイベファームさんの主催でした。
当日は、井邊さんはじめ和歌山県内で『杜人』を応援、あるいは矢野さんに師事する女性たちが結集。強い想いを抱いて参加された皆様とともに、きれいなエネルギーが渦を巻く時間になりました。
長年の相棒、矢野さんのリュック
クオリティソフト社のホールを借りての上映会
モデレーターを務められたのは季刊誌『自然栽培』の元・編集長、温野まきさん。温野さんの質問に答えながら、矢野さんは紀ノ川周辺の地形地図を見ながら、「ミクロとマクロは相似形。地図で見ると小さな点に過ぎない場所の改善が、紀ノ川全体の改善に繋がっていく」と説明。会場から出た「せっかく整えた水脈を翌日にはイノシシがほじくり返す。水脈の作り方が間違っているのでしょうか」という質問には、「間違っています」と答え、イノシシ先生に自分もいま実践的に学び続けていることを話す場面も。
井邊さんによると、参加された方は上映とトークをそれぞれ深く受け止められたようで、ここから新たな動きが始まりそう、とのことでした。杜人プロジェクトから始まる新たな地域づくりに期待します。
右から温野さん、井邊さん、矢野さん、矢野さんの秘書の岩田さん
イベファームにウーフでやってきたかこさん
南紀白浜の千畳敷。自然の造形美には感嘆しかない
さて、11月10日、12日、東京都国立市で開催される「くにたち映画祭2022」の一環の上映会も、実はリターンを活用したもの。10日は監督とのトークカフェ、12日は矢野さんのトークが予定されています。2014年夏、国立・さくら通りから始まった『杜人』の縁がぐるりと巡る日。ここでしか聴けない話も飛び出すはず。お近くの方は是非足をお運びいただけると嬉しいです。
最後になりましたが、「大地の再生の視点と手法」特別編集DVD、鋭意編集中です。ただ、まだまだ時間がかかりそうです。お待たせして本当に申し訳ありません。いましばらく、どうか、お待ちいただけますよう、お願いいたします!
矢野さんが2000年に引っ越しを手がけた百歳どんぐり(コナラ)の木。残念ながら新たな場所に根付くことはなかったけれど、くにたち第三公園で他の木々と新たな風景を創っている