ストレッチゴール(360万円)を達成!Kanaさんからのメッセージも!!
vol. 5 2021-10-08 0
9月18日(土)正午にスタートしてから20日。
たくさんの応援をいただき、初日に目標額120万円を達成。英語字幕をつけて「杜人」を海外に飛び立たせるために、360万円を新たな目標(ストレッチゴール)として応援・ご支援を募ってきました。
それから20日。本日、その目標を達成することができました!!
いただいた、たくさんの熱い想い、貴重なご支援に、心より御礼申し上げます。
ありがとうございます!!
映画をつくること自体が初めてなので、英語字幕を付けることも当然初めてですが、もし、それが叶うなら、字幕のプロの方より先に、この方にまずお願いしたい! と思っていた方があります。
現在カリフォルニア州バークレー在住、種の研究者であり、種の大事さを伝える活動家であり、畑仕事も子育ても翻訳や通訳、執筆の仕事もエネルギッシュにされているKana Koa Weaverさんです。
実は、ちょうど応援メッセージをちょうどいただいたところで、奇しくもゴール達成の嬉しいニュースと重なったのでした。
本編の完成を前に、インターナショナル・エディションという夢が現実になっていくなんて、なんて素敵で、ありがたいことでしょう。
Kanaさん、どうぞ、よろしくお願いいたします。
********** Kanaさんからのメッセージ **********
数年前に日本で野宿していたとき、朝起きてテントの外に出て間もなくそこに矢野さんと大地の再生の方々がいらして、幸運にもそのお仕事を見学させていただく機会を得ました。
矢野さんの所作や言葉のひとつひとつから、それを裏打ちする膨大な経験が透けて見えるようで、ひどく感動したのを覚えています。
自然界を眺めていると、生き物たちが複雑に絡み合い、長期的に全体としてより循環が促される方向に、より豊かに繁栄する方向に進んでいるのがわかります。
大地の再生のお仕事は、その流れを読み取り、淡々とその流れのお手伝いをしているように感じました。野に出て微かな音に耳を傾け、風や水や光を感じて、自分の手足を使って流れをととのえていく作業です。
その取り組みは新しいようで、生き物としての人間が太古から行ってきた仕事のようでもあり、目の前で不思議な幻影を見ているようでした。また、大地の再生の仕事を眺めながら、自分自身の内側に普段使わずに眠っていた体感や勘がまだあったことにも気付かされました。私たちには、自分が思っているよりもずっとたくさんの情報を感じとる力があるのだと思いました。
過去数百年間の人間と大地との関わり方に、あらゆる面で限界があらわれはじめている今、大地の再生が広まっていくことの必要性と必然性を感じます。
日本国内に限らず、世界各地で、大地の再生が大切な変化をもたらすきっかけとなるのではないでしょうか。(私が住んでいるアメリカのカリフォルニア州でも、近年身近で起こっている大小の問題 ー 旱魃、オークの森の突然死、山火事、そういった状況と向き合う上で、大地の再生に込められた視点が大きなインスピレーションとなっています。)
そんなタイミングで、この映画が生まれたことに感謝しています。同じ時代、同じ地球で矢野さんと、大地の再生に関わられている全ての方がお仕事をしてくださっていることは、私にとっての大きな希望です。
多くの方に、この映画が届きますように。海をこえて応援しています。
2021.10.8 Kana Koa Weaver
東京大学大学院・オランダエラスムス大学院修了、Rocky Mountain Seed Alliance Seed School卒業。普段は種採りと畑仕事、講演・執筆・翻訳・通訳・ツアーのアテンドのほか、日本・ハワイ・米国西海岸を行き来しながら、各地の伝統知を伝える方々から伝統農法や暮らし方を学ぶ。米国カリフォルニア州バークレー在住。一児の母。 好きな食べ物はパイナップルグァバ。
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