tamaki niimeさんから応援メッセージをいただきました!
vol. 4 2021-10-01 0
このプロジェクトのリターン特典を決めるにあたって、さまざまに思いを巡らしました。
大地の再生といえば手拭い。これは、是非とも藍染で、オリジナルでつくってもらったら素敵に違いない。
本編に入れたいのに時間的な制限でどうしても入れられなかった現場や言葉、手法は特別編集のオリジナルDVDにして。
他に、オンライン視聴権や特別鑑賞券、上映権などは思いつくものの、もう一つ、何かスペシャルなものを入れたいなぁと考えて、ハッと思いついたのがtamaki niimeさんのショールでした。
あるとき、福島の福聚寺さんの現場のお茶の時間。なぜかスタッフの皆さんがお洒落な雰囲気。なんでだろう? とよく見てみると、皆さん首にショールを巻かれている。色が綺麗で、肌触りが良くて、吸水性も良さそうで、皆さん、それぞれに似合ってて。
そう、福聚寺の前に、皆さん、tamaki niimeさんの現場に行かれていたのでした。好きな色のを選んでください、とプレゼントされたそうで、矢野さんもブルー系のショールを巻かれていました。
最初にtamaki niimeという名前を矢野さんから聞いたのは仙台の現場の後、打ち合わせを兼ねて食事をしている時でした。
「播州織というのがあって、その伝統を大事にしながら地域に根差したものづくりをやっていらっしゃる方との出逢いがあったんです。それがね、とてもいいんですよ。空気を含み、空気を通す。だから夏は涼しく、冬はあたたかい。大地の再生も衣食住の『衣』にやっと届くのかなぁと」
私はその瞬間、それは撮影に行かねば! と強く思ったものの、その現場には遂に伺うことが叶いませんでした。「日本のへそ」と呼ばれるその場所は、車のない私にはなかなか行きづらい現場だった、それだけの理由だったのですが。
今回、リターン特典として、tamaki niimeさんの二つのショールを特典に加えさせていただきたい。もちろん、買い取りで。そうお願いしたら、社長である玉木新雌さんから、思いがけないお返事が返ってきました。
「私たちは矢野さんの大地の再生を応援しているので、無料で提供させていただきます」
耳を疑い、いえ、それはあんまりですから……とお願いしたものの、頑として受け付けてはくださいませんでした。
今回、ご厚意に甘える形になりましたが、たくさんの方がこれをきっかけにtamaki niimeさんの「播州織」に触れてくださるとほんとうに嬉しいです。
玉木新雌さんから、貴重な応援メッセージをいただきました。
「矢野さんとの出逢いが、tamaki niime の可能性を格段に拡げた。
人間目線ではなく、植物目線、動物目線、そして地球目線。話を聴いた時に「ハッ」とさせられました。
地球目線の会話ができる人が一人でも増えてほしい。
矢野さんの活動を応援しています」
なお、tamaki niimeさんと大地の再生は、とても素敵な記事になっています。是非、お読みください。