vol.ⅰ浮かぶ建築学科
vol. 1 2026-01-27 0
vol.ⅰ【浮かぶ建築学科】
「学生映画に圧倒的に足りないものは美術だ」
その言葉を聞いて、7月、私は震えていた。
私の映画には
小舟、屋根になる帆、蛍が作った羊の人形
という、どう考えてもド美術な存在が3つもあった。焦った。すっごい焦った。
ここでの一番大きな問題は、自分の中でもそのイメージが曖昧だったということだ。
そもそも存在しないものを、誰が、どうやって作るんだ。
両手を合わせ、完全お陀仏状態だった。
だがそのとき、ふと思った。
建築学科なら、ライノでモデリングして、パッと作れるんじゃないか、と。
思い立つや否や、みずひたしのサントラを作ってくれている建築学科同期の圓道に相談。
返ってきたのは「いけるっしょ☆彡」という、安心と信頼に満ちた一言だった。
そこから形、素材、施工法、制作場所を何度も話し合い、「茨城で一泊二日で完成させよう」という、ギリギリの結論に至る。現場開始直前に日程を組み、制作が始まった。
当初は製材所に行く予定だったが、なぜか茨城の実家に端材が大量にあり、それを解体して使うことに。
カニちゃんのお父さんが大工さんということもあり、現場では一気に形が立ち上がっていった。
そして普通に暑すぎて過酷だった。
ちょっと未来が見えてくると、謎にチームワークが生まれる。
途中、ライノでのモデリング修正と確認を重ねつつ、「中に骨組みを入れた方がいい」という判断に至る。
そうしてモデリングとの悲しい決別をすることとなる。
地道な角度調整の日々。
合間に来るおばあちゃんからの差し入れ(パンケーキと、実家のスイカ)。←うれしい
そしていつのまにか夜。
装飾を探して廃墟のような小屋を探索していると昭和のまま時が止まったカレンダーと時計を発見して少し怖くなり、即帰宅。とりあえず拾っておいた米袋のゴミのようなものやトタン屋根の破片を拾って適当に貼るとすごいそれっぽくなった。
やっとやっと、、、
!!!!完成!!!!
実際のシーン
これぞ、美術。
想像以上の出来だった。しあわせだ。
実は、このメンバーのほとんどが初対面だ。
私でさえほぼ初めて喋った人もいた(え)
それでも、一日中一緒に不思議な船を作るうちに、自然と仲良くなっていった。
そのことが、たまらなくうれしい。(みんな茨城来てくれるのやばすぎ。ほんとにありがとう過ぎる)
そうして、意気揚々と東京に帰っていった。
いつも車両をしてくれる主演(特大感謝)
こうして、この方舟はできた。
私たちに不可能はない。
美術で、魅せる(!?)one them
われら8人は誇り高き造船部隊であります。是非、皆様にこの努力を評価していただきたいです。
クラファンは1000円からできます。皆様の支援が、みずひたしのくにの可能性を一気に広げてくれます。
きっと私たちはどんな海も越えられるはずです。期待してください!
以上、
vol.1【浮かぶ建築学科】
仁平 真羽呂
