みんなのコンビニ制作チームより(加藤)
vol. 5 2022-12-13 0
こんにちは。みんなのコンビニ制作チーム3人の1人、加藤です。
(写真一番左の座っているものです)
クラウドファンディング終了の12/15まであとわずかとなりました。これまで116人の方から支援をいただき、目標金額まであと一歩。皆さん、ありがとうございます!
今日と明日は、制作チーム3人それぞれが、改めてどのような気持ちで「みんなのコンビニ」のプロジェクトを進めているかをお伝えしていこうと思います。
これまで私は、国立市を拠点に「まちの入口づくり」を意識しながら、地域で活動したい人、商いを始めたい人などのキッカケを散りばめるような取り組みを行ってきました。
「まちづくり」と呼ばれるものには、最初から興味関心のある人、明確に利害のある人が関わることがほとんどで、それはそれで大切なことながら、果たして本当に健全な状態といえるのか? ということを大きな疑問として持っていました。もっと関わりしろ(余白)を広げていくことで、どことなく漂う閉塞感に変化を生めるのではないか、という仮説を持つようになりました。まだ見ぬ隣人がゲームチェンジャーになるかもしれません。
そのまちでのチャレンジを応援する「みんなのコンビニ」は、そういった思いの体現にもつながるのではないかと考えています。クラウドファンディングを開始してから現在まで、約20名の方が”シェア棚会員”になってくださいました。すでに自身の店舗を持って営業をされている方や、シェアキッチンやマルシェなどで活躍されている方だけでなく、新たに屋号を持ち、新たな事業にチャレンジしようとしている方も名乗りをあげてくださっています。
大きなカウンターができたタイミングで、すでに棚会員になってくださっている方にお声がけして、実験的に場をオープンする時間をつくってみたところ、課題がいろいろ見えた一方で、知見を多く得る機会にもなりました。
「みんなのコンビニ」は、ノウハウを共有し合い、時にはコラボレーションして、お互いを高め合っていき、次へのステップにつなげるプラットフォーム。その装置としての可能性や広がりが大いにあるな、と感じることになりました。
参加する方によっては正に「まちの入口」としてこの機会を活用して、そのまちの人や環境を知り、そのまちでの独立や起業などにつなげる人が生まれてくるのではないかと思っています。少し長い目で見れば、そのまちにとっての大きなインパクトにもつながるのでは、と考えています。
私たち自身も「みんなのコンビニ」の取り組みを通じて学ばせていただき、ノウハウを蓄積していき、いずれは他のまちで「みんなのコンビニ」を(自分たちで、もしくは他の誰かと)つくり、そのまちの変化に寄与する......そんなことにもつなげていけたら。
主にSNSや現場での取り組みによって、私たちの試行錯誤もオープンにしながら進めていこう、という思いのもと、あえて4ヶ月という長期のクラウドファンディングを進めてきましたが、もう間もなく終了です。ぜひ一緒にこの新しい取り組みを楽しんでいただきたいと思っていますので、最後まで応援をよろしくお願いいたします!