草野なつか監督から応援コメントが届きました!
vol. 38 2020-05-11 0
『王国(あるいはその家について)』『螺旋銀河』の草野なつか監督から応援コメントが届きました!
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閉ざされた空間の照明が落ち一瞬真っ暗になったのちに、対峙するスクリーンからの光を顔に受ける、いくつになっても美しい瞬間です。自分が作り手になってからもその美しさは変わらず、一層私の心を震わせます。一人一人がそれぞれ信じる行動をした結果に、この流れが、お世話になったミニシアターの力になれればと心から思います。
草野なつか(映画監督)
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「閉ざされた空間の照明が落ち一瞬真っ暗になったのちに、対峙するスクリーンからの光を顔に受ける、いくつになっても美しい瞬間です」と語る草野監督。第10回シネアスト・オーガニゼーション大阪(CO2)から生まれた『螺旋銀河』が全国各地のミニシアターで上映され、鮮烈な長編デビューを果たしました。新作『王国(あるいはその家について)』は2019年のロッテルダム国際映画祭に選出されるなど、草野監督は着実に世界にその名を知らしめつつあります。
『螺旋銀河』予告編
http://www.littlemore.co.jp/rasenginga/theater
草野なつか監督からは高い評価を得た長編デビュー作『螺旋銀河』を「ミニシアター・エイド基金」応援リターン特典としてご提供いただいています。また、草野監督は現在、遠藤幹大監督、渡邊寿岳さん、さいとうよしみさんらとともに「そこからなにがみえる」と題して5/31まで監督作『そこからなにがみえる _現在地』の無料配信を行っています。https://vimeo.com/showcase/sokokara
草野監督に、今回初めて興味を持たれた方は、まずこちらの作品からご覧になってみるのはいかがでしょうか。
草野監督はコメントをのこのように締めくくります。
「一人一人がそれぞれ信じる行動をした結果に、この流れが、お世話になったミニシアターの力になれればと心から思います。」
私たちも、心からそう思います。残り80時間と少し。ミニシアター・エイド基金へと、皆さんの生活に支障のない範囲でのご協力をいただけたら幸いです。何卒、よろしくお願い致します。
草野なつかプロフィール
1985年生まれ、神奈川県出身。東海大学文学部文芸創作学科卒業、映画美学校12期フィクション・コース修了。2014年『螺旋銀河』(第10回CO2助成作品)で長編映画を初監督。同作品で第11回 SKIPシティ国際Dシネマ映画祭にて SKIPシティアワードと監督賞を受賞、ユーロスペースを皮切りに劇場公開。長編2作目である『王国(あるいはその家について)』は2019年ロッテルダム国際映画祭や第11回恵比寿映像祭などで上映される。