土屋豊監督から応援コメントが届きました!
vol. 28 2020-05-06 0
『新しい神様』『PEEP "TV" SHOW』『タリウム少女の毒殺日記』の土屋豊監督から、「ミニシアター・エイド基金」への応援コメントが届きました。
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"世界には、とてつもないことを考えてる人がいる、という発見!
なんだ、俺だけがこじらせているんじゃないんだ、という共感!
孤独な人が、そのままの自分で世界と繋がれる場所!
多様な映画は生きるために必要で、その映画を育む場所がミニシアター。
生きるために、ミニシアターを救え!"
土屋豊(映画監督)
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自主ビデオ・自主制作ドキュメンタリー映画などの映像の普及・流通をサポートする「ビデオアクト」や、インディペンデント映画の立場から映画の多様性の創出を目指すNPO法人「独立映画鍋」の代表を務める土屋豊監督の活動は、そのままミニシアター・エイド基金の志とも重なるものです。土屋豊監督からは監督作でロッテルダム国際映画祭国際批評家連盟賞受賞作『PEEP "TV" SHOW』(‘03)、東京国際映画祭「ある視点」部門作品賞受賞作『タリウム少女の毒殺日記』(‘12)を当基金への応援リターン特典「サンクス・シアター」へとご提供いただきました。
映像表現にビデオが普及した今、映画という伝統的な枠組みを疑い続ける土屋豊監督の表現は、多様な表現と世界を繋ぐミニシアターの存在とは切っても切り離せないものであることは間違いないでしょう。
孤独もこじらせも否定されない場所を守るために!「ミニシアター・エイド基金」のクラウドファンディング期間は14日まで! 後9日です。皆さんの生活に支障のない範囲で、ご協力をよろしくお願い致します!
土屋豊プロフィール
1966年生まれ。1999年、異色の長編ドキュメンタリー『新しい神様』が山形国際ドキュメンタリー映画祭で国際批評家連盟賞特別賞を受賞。劇場公開でもロングランを記録。2003年、長編フィクション『PEEP "TV" SHOW』がロッテルダム国際映画祭で国際批評家連盟賞、モントリオール国際ニューシネマ映画祭で最優秀長編映画賞、ハワイ国際映画祭でNETPAC特別賞を受賞するなどし、海外でも劇場公開され、国際的な注目を集めた。2012年、『タリウム少女の毒殺日記』が東京国際映画祭で「日本映画・ある視点」作品賞を受賞。また、2007年には『遭難フリーター』(監督:岩淵弘樹)、2013年には『わたしたちに許された特別な時間の終わり』(監督:太田信吾)のプロデュースも手がけた。
ビデオアクト・主宰/独立映画鍋・共同代表