映画監督の横浜聡子さんから応援コメントが届きました!
vol. 26 2020-05-05 0
『俳優 亀岡拓次』『ウルトラミラクルラブストーリー』の映画監督・横浜聡子さんより、応援コメントが届きました!
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つい先日まで映画を撮るつもりでいた。だがこのコロナ禍でもし続けたら起こりうる問題は無数。右往左往どころか立ちすくんでしまった。そんなとき「映画のために(何をすべきか)」を起点に問題たちを見渡すと幾分霧が晴れ見通しがよくなった。そしてやっと「延期」という結論までたどり着けた。
このミニシアター・エイド基金についても一瞬考えた。ミニシアターが本当に救われるのか。救うってなんなのか。わからなくなった。「映画のために」ーーそれを考えたら少しわかった。だから深田晃司監督、濱口竜介監督両人の今施策に私は賛同します。
映画監督 横浜聡子
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横浜聡子監督からは、「ミニシアター・エイド基金」特典リターンとなる「サンクス・シアター」に監督作『ちえみちゃんとこっくんぱっちょ』(映画美学校第6期高等科修了制作作品)、『おばあちゃん女の子』、『お茶と真心』(映画美学校第20期初等科ミニコラボ実習作品)をご提供いただきました。
『おばあちゃん女の子』予告編
ご自身もコロナ禍の影響により撮影延期を余儀なくされた横浜監督は、「映画のために」の意味について考えられています。今、誰しもが苦境に立たされるなかで、それぞれがそれぞれの大切にする何かとの向き合い方を模索しているのかも知れません。横浜聡子監督の新作をまた映画館で見られる日を楽しみにしています。
「ミニシアター・エイド基金」、そして全国のミニシアターへ、皆さんの生活に支障のない範囲でのご協力を賜れたらと思います。よろしくお願い致します!
■横浜聡子監督プロフィール
1978年青森県生まれ。大学卒業後、OL生活を経て映画美学校で学ぶ。初の自主制作長編映画『ジャーマン+雨』で2007年度監督協会新人賞受賞。主な監督作は『ウルトラミラクルラブストーリー』(2008)、『俳優 亀岡拓次』(2016)など。テレビ東京『バイプレイヤーズ』(2017)『ひとりキャンプで食って寝る』(2019)等でテレビドラマ演出も手がける。