me and youにいただいた応援コメントをご紹介します③
vol. 3 2021-11-16 0
me and youにいただいた応援コメントを少しずつご紹介していけたらと思います。
今回は、イラストレーターのいとうひでみさん、laura day romanceの井上花月さん、REINGの大谷明日香さん、文筆業を行なう丘田ミイ子さん、作家の手帖の小澤みゆきさんからいただいたコメントをご紹介します。
- - -
いとうひでみさん
迷いながら揺れながら考え、対話を通してゆるやかに連帯していくというあり方に共鳴します。
お二人が新しく立ち上げるこの場所は、私にとっても心のおまもりになりそうです。
井上花月さん
レースのような繊細さも、ときどき現れる粗暴さも、すべてがわたしのもので、でも、だから、あなたと共有したい。
海をたゆたう小さなビンに守られながらこちらに届く、ふたりの親密なことばの数々。それは、誰しもが持ち、同時に忘れ去られた膨大な自由の存在を、わたしになんどもなんども思いださせる。ひとつの文章が、無限の可能性を秘めながら、知らない場所までさらってくれる気持ちよさをも、また思いだす。
ともに考え、時に寄りかかり、ちいさなよろこびを共有しあうことができる場所。
親友みたいに手を取りあい、未来に向かってゆける存在が広がっていくことは、きっとわたしの、あなたの、豊かさそのものになる。
大谷明日香さん
自分“らしさ”は、生まれてきた時に割り当てられる属性やそれが纏うイメージのみで築かれるものではないはずだけれど、社会との関わりの中で、気づかぬままに囚われていたり、ギャップに苦しみを抱いたり。小さく見える個人の問題と、大きく見える社会の問題はいつも繋がっているものの、その間で「ひとりの人間」として感じることや考えることを共有できる場、考えるきっかけを得られる場はまだまだ少ないと感じています。me and youさんはきっと、小さな個々人の中にある声を、揺らぐ過程も肯定しながら社会に接続してくれるようなメディアになるのでは、と希望を感じます。おふたりが描く世界を、一緒に見てみたいです。
丘田ミイ子さん
花を選び誰かに贈るとき、その花束を抱えながら歩く道端でふと、贈るというよりもむしろ贈られたような気持ちになることがあります。そんなささやかで確かな自分との、そして他者との対話の場を作ってくれたのがShe isであり「me and you」の竹中さんと野村さんでした。
「わたし」が物事の主語を大きくしてしまいそうになったとき、「あなた」の声の中にある一輪に気づきや発見を見出すこと。大切なことを取り零しそうになったことに気づける場所が私にはまだまだ必要です。一人きりの存在である個人との対話と、その集まりである社会への思考を続けたいという思いとともに、She isという源流と新たな水辺となる場所に心よりの感謝と賛同を込めて。
小澤みゆきさん
ふたりが、「わたしとあなた」の真夜中のおしゃべりから生みだした場所が、たくさんの人びとの拠り所となっていくのを見てきました。特に感染症のまん延以降ますます、うわべだけでない、「連帯」の場所が切実に求められていると感じています。
わたしとあなたの微かな、でも確かなつながりを感じられる場所が必要です。me and youのおふたりは、それをつくろうとしています。とてつもない勇気だと思います。その勇気をたたえたいです。
- - -
このはじまりの場所に、賛同の意思や、それぞれの言葉を寄せてくださったおひとりずつの思いと行動に、たくさんの光と勇気をいただいています。随時更新してまいりますので、おたのしみに!