「フランスの至宝」と称えられた松井守男。
急逝した巨匠のドキュメンタリーを世界の映画祭へ

ご支援いただいている皆様、いつも温かい応援をありがとうございます。 

先日、英語字幕版（国際版）の完成をご報告いたしましたが、その後、各国の国際映画祭へのエントリー手続きも順調に進めております。

今回は、去る12月23日（火）にドキュメンタリー映画『A Lone Samurai Who Painted Love』（仮題）の関係者向け試写会を開催しましたのでご報告します。

会場となったシネマハウス大塚には、松井画伯とゆかりの深い方々や、日頃より本プロジェクトを応援してくださっている皆様にお集まりいただきました。

この日は画伯が晩年に描かれた貴重な作品（原画）も会場に展示されました。スクリーンの中に生きる画伯と、その筆致が刻まれた実際の絵画が同じ空間に存在し、会場全体が画伯のエネルギーに包まれるような特別な時間となりました。

上映後の意見交換会では、「画伯が『生命』を乗り移らせて描くシャーマンのような存在だと感じた」、「画伯の圧倒的な生命力が記録されている」、「最後まで強いエネルギーを持ったアーティストとして生き抜いた姿が記録されている」 「これは世界に見られるべきドキュメンタリーだ」といった、熱いエールやご感想をいただき、まさに世界へ向けた「出発式」のような1日となりました。

日本の皆様へお届けする「日本語版」の公開は2026年後半を予定しており 、まだ少し先になりますが、まずはこの国際版が世界でどのように受け止められるのか、吉報を待ちたいと思います。

良いニュースと共に皆様のもとへ「凱旋」できるよう、チーム一丸となって走ってまいりますので、引き続き見守っていただければ幸いです。