豊麻神社の例祭にて、手筒花火が奉納されました
vol. 8 2025-04-15 0
ご支援くださっている皆さまへ
いつも温かい応援、本当にありがとうございます。
今回は、松井守男画伯の故郷・豊橋で行われた例祭ついてご報告させていただきます。
4月12日、豊橋市下地町にある豊麻神社(とよあさじんじゃ)にて、例祭が執り行われました。
この地域は、松井画伯の生家がある場所でもあり、今も変わらず、土地に根ざした文化や信仰が大切に受け継がれています。
この日、境内では豊橋を代表する火祭り「手筒花火」が奉納されました。
手筒花火は約450年の歴史をもち、戦国時代の狼煙(のろし)に由来すると言われています。
やがて平和な時代を迎えると、火を扱うこの技術は神事へと姿を変え、五穀豊穣や無病息災を祈る“奉納花火”として、神社に捧げられるようになりました。
一本の手筒は、揚げ手自身が竹を切り出し、火薬を詰め、縄を巻いて完成させるもの。
火花を浴びながら、天に向かって高く掲げる姿には、神様への強い祈りと感謝の心が込められています。
このたび、例祭で実際に奉納された片手で揚げるタイプの小型の手筒花火(通称:ヨーカン)を、特別に映画クラウドファンディングの返礼品としてご提供いただきました。
奉納後の手筒は、地元では玄関や床の間に飾り、“無病息災”や“家内安全”を祈るお守りとして大切にされる風習があります。
地域の文化と人々の想いにも支えられながら、この映画が少しずつ形になってきています。
改めて、皆さまのご支援に心から感謝申し上げます。
今後も制作の進捗などを随時ご報告してまいります。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
*写真左:今回ご提供いただいたヨーカンが奉納される瞬間
*写真右:通常の手筒花火が奉納される瞬間
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