平野勇樹さん〜出演者インタビュー〜
vol. 56 2015-08-31 0
北海道ロケは撮影も順調にすすみ、
各出演者も役柄の理解とペースが掴めてきました。
第四回のインタビューはクロ役の平野勇樹さんです。
ー平野さんは昨年夏のマメヒコ劇「ルンルー通りの三角形」
以来のご出演となります。
マメヒコの映画の出演は初めてとなりますが。
マメヒコの宇田川町店の舞台は観客との距離が近くて、
お客様の反応が直に返ってくるそのライブ感が、とても魅力です。
但し、僕は個人的には映像で演じることのほうが好きです。
舞台はその瞬間の共有なので、同じ舞台は二つありません。
このため、演じ手が上手くいかなくても「次は頑張ろう」
と思ってしまうのも事実です。
ドラマを含む映像は、作品が完成してしまうとそれが一生残ってしまう。
それが自分を追い込む集中力につながります。その緊張感が好きです。
ー井川監督の作品の魅力とは
マメヒコの過去二作品を見て、井川監督の映画作品には
ぜひ出演させて頂きたいと思っていました。
井川監督の作品を見ると、「自由な映画をつくりたい」
という想いが強く伝わってきますし、そこには妥協はありません。
その点にとても共感しました。
井川監督の目指す自由な世界と、人間を見つめる複眼的で
あたたかな眼差しが、毎回の作品を通じて心に響きます。
ー平野さんは富良野塾 ご出身ですが、北海道でロケが行われることについて
北海道は自分の第二の故郷です。
帰ってきたという感慨のもと、
自由な気持ちで演じることができればと思っています。
ー最後に、クラウドファンディングに参加されている方々と、
この映画を応援して下さっている方々へのメッセージを
今、北海道のロケ中ですが、スタッフ陣、役者陣、
ともに良い作品を創ろうと必死です。
自分も、人の心に何か届けたいという気持ちが、
前回に増して強くなっています。
楽しんで頂ける作品となるように、自分も力を尽くしますので、
応援をよろしくお願いいたします。
担当:松田