三須知子さん〜出演者インタビュー〜
vol. 51 2015-08-29 0
北海道ロケの出演者インタビュー、
第二回目は春子さん役の三須知子さんです。
ー台本を読んだ印象は?
ゲーテ先生は舞台を見ていたので、
それをどのように映像化するのか、
自分の中で全くイメージがつかず興味が
あったので、台本を読んだときはすごいと
思いました。
舞台とのつながりもありつつ、
ストーリー的には新たな構成となっていて、
とても面白くて、「こうきたか」と。
登場人物も数多くいるのに、
その一人一人が背負っている人生が活き活きと
描かれているところが魅力的です。
自分が出させて頂くことを感謝しますし、
とても楽しみです。
ー井川監督の作品の魅力とは
今回は当て書きで役を書いて下さったと
伺っていますが、井川監督の作品は、
自分の潜在意識下に隠し持っていた体験の
ようなものすらも、シナリオ上にいつの間にか
設定として引き出されていて、
そのシンクロ二シティに、何故そこまでわかるの、
という驚きがあります。
また井川さんの映画第二作には、
自分の娘を出させて頂いていて
(「さよならとマシュマロを」のツグミさん役。)
(映画『さよならとマシュマロを』より。右がつぐみ役の三須杏奈さん)
そこからもとても刺激を受けています。
ストーリーは勿論ですが、
もっと色や音といった感覚的なものの
美しさに惹かれています。
ー三須さんは富良野塾ご出身ですが、
今回北海道でロケが行われることについては、
どのように感じますか?
北海道は第二の故郷なので、
帰ってきたなという印象があります。
自分の居場所があるというか、
土や空気、広い景色の中で、深い息ができるので、
その中でロケができるのは、とても嬉しいことです。
ークラウドファンディングに参加してくださっている方々や、
この映画を応援して下さっている方々への
メッセージをお願いいたします。
人生経験を積めば積むほど、
今この撮影の場にいるということに感謝しかありません。
それは応援して支えて下さる方々がいらしてこそ。
心のどこかに残るような作品にしたいと思っておりますので、
引き続き、応援をよろしくお願いいたします。
インタビュー担当:松田