増原英也さん〜出演者インタビュー〜
vol. 48 2015-08-28 0
クラウドファンディング締め切りまで、あと4日!
現在、北海道ロケが行われていることに合わせて、
同ロケ出演者インタビューを行いました。
第一回目は主役のゲーテ先生こと、増原英也さんです。
ー増原さんは、過去2回、ゲーテ先生シリーズの主演として、
マメヒコの舞台に立たれていますが、
今回はその映画化となります。
増原さんにとっては、初の映画出演となりますが。
舞台と映画とでは、その構成要素が異なります。
特にマメヒコの舞台はお客さんとの距離が近いため、
予定調和を避けて、半分はアドリブを入れながら、
その場にいるお客様と一緒に舞台を創っていきます。
一方で映画は、ストーリーと台詞が予め決まっていて、
かつカメラの枠が映像の幅として限定されていている。
その制約の中で、予算と時間が許す限り、
最高の状態まで何度もつくり込んでいきます。
自分にとっては、セリフが短くカットが切れるのと、
歌が別収録なので、オペラの舞台とは異なり、
演技に集中できるのが、とても魅力的だと思っています。
ー井川監督の作品に出演する魅力は?
井川監督は 自分の中にあるものをどんどん引き出してくれます。
特にゲーテ先生というキャラクターは、
自分の我や演技というものから離れて、
一種の無の境地で演じているところがあるので、
何が自分から引き出されるのか、毎回楽しみです。
また、井川さんの作品の中には、人間に対する
眼差しの温かさを感じます。
ゲーテ先生シリーズでも、派手なストーリーはなく、
普通の人達が日常感じている喜びや痛み、
哀しみを表現していますが、
それはマメヒコ自身の経験に基づいています。
だから、観ている人のどこかに必ず響くものがある。
自分がその媒体になれるのは、オペラの舞台とは
全く異なる経験で、とても魅力的です。
ー北海道を訪れるのは初めてと伺いましたが
僕は出身は名古屋ですが、沖縄の大学で
琉球民謡の研究をしていまして、沖縄とは縁が深いです。
沖縄は陽射しが強く、全てのエネルギーが強くて、
日本とは別の国の気がしますね。
北海道は初めてですが、とても風が爽やかで心が洗われます。
より日本の原風景と近い印象です。
初めて訪れた北海道で、新鮮な気持ちでロケができるのが
とても嬉しいです。
ー最後に、クラウドファンディングにご参加頂いている方々、
またこの映画を応援してくれる方々へのメッセージを
クラウドファンディングに、これだけの応援のご参加を
頂いていることに、非常に大きな期待を感じています。
その期待に応えるべく、スタッフ、役者陣一同、
持てる全ての力を尽くして参ります。