井川監督のものづくり (上映会+トークイベントレポート)
vol. 16 2015-07-20 0
皆様、こんにちは。
マメヒコのつくる映画『ゲーテ診療所』看護師フサコ役の山本芙沙子です。
『ゲーテ先生の音楽会』をご観劇くださった方はお久しぶりでございます。
まだ見てないよ、という方ははじめまして。
2014年12月に始まったマメヒコの音楽劇『ゲーテ先生の音楽会』シリーズ、ついに映画化!(2014年12月公演『ゲーテ先生の音楽会』より)
ということで、シリーズ初回から出演させて頂いてる、ワタクシ、フサコは嬉しくて嬉しくて仕方ありません。
さて、この連休マメヒコ宇田川店では、マメヒコピクチャーズの過去2作品の上映会+トークイベントを行っています。初日土曜日の模様を今回はご紹介。
カフエを舞台にさりげない日常をリアルに、そしてちょっぴり幻想的に描いている作品たち。
ある家族の再会をカフエの毎日とともに描いた『紫陽花とバタークリーム』。
カフエのスタッフとの別れと、自分を捨てた父との想いを重ねつつ描いた『さよならとマシュマロを』。
上映会のあとは井川監督のトークでした。
(カツサンド越しの井川監督。おいしい飲み物や食べ物をいただきながらイベントに参加できるものマメヒコの魅力です。)
会場のお客さまからの質問や感想も受けつつトークが進む中、宇田川店の店長さんである小松さんが呼ばれて壇上へ。
過去2作品とも出演している小松さん。映画の中の姿がとても自然でワタシは大ファンです。
演技はまったくやったことがなかった小松さんですが、おじさんたちが大ゲンカするプロの映画の撮影現場通して、カフエスタッフとしても学ぶことが多かったとか。
続いて、フサコも呼ばれて壇上へ。
壇上に上がって井川監督と話すのは初めてだったので緊張...(T_T)
臨機応変にその日その場所にいるお客様に合わせて演出を変えたり、素人のお客さんのいいところを見つけて役者として出演してもらったりするのが井川監督の作り方。
これはお客様とどう生きたコミュニケーションを持ちカフエを運営していくか、ということから学んだことだそうです。
確かにワタシ『ゲーテ先生の音楽会』の本番で台本通りににセリフ喋ったら怒られたことがあります...。
「お客さんを見て変えろっ!」って。
他の舞台ではそういうことはあまりないので、はじめはびっくりしましたけれど、確かに、その日のお客様に合わせて変化させていくとすごく舞台が生きてくるんですよね。
日々変化する社会との接点が近いカフエならではのお芝居の作り方だと思います。
これって普通の劇団などの集団ではなかなかできないこと。
やる方はめちゃくちゃ大変だし頭使うんですが、ものすごく面白いんです。
上映会は、本日もございます。
今後、2作品連続上演することは少ないと思います。続けてみるとまた違った味わいのある作品たちです。
皆様、是非、足をお運びください(^^)
予約は下記よりお願いします。
https://reserva.be/mamehico/reserve?mode=service_s...