ゲーテ先生
vol. 91 2015-12-29 0
このメルマガをお受取りいただく方々の中には、
「ゲーテ先生の音楽会」をご覧いただいた方が多いかと存じます。
ゲーテ先生がいて、
看護師はツモリ製薬のクロがなり、
おなじみの、奇妙奇天烈な患者がやってくる。
それで、なんやかんやのと先生と話したりしているうちに、
気づいたら患者は元気になっていく、というお話でした。
今回の患者は、モッピーヨシミ、という女性で、
彼女は長いことニューヨークで音楽プロデューサーをしている。
彼女は永遠に残る名曲エバーグリーンを作りたいと思って、
若い頃から今に至るまで、がむしゃらに音楽を作ってきた。
けれど、いい歳になって、はたと振り返ってみると、
どれもこれもガラクタみたいな音楽ばかりで、
ただの一曲とてエバーグリーンとほこれる音楽を作れていないことに気づく。
そう思ったら、角砂糖が溶け崩れるように足元から力がなくなって、
気づいたらゲーテ診療所にいた、というはなしです。
この話は、これから公開する映画「ゲーテ診療所」の続編のお話です。
今回のお芝居(?)を見てから、映画を見ると、
とてもファンには楽しめるようになっています。
といってもね。
やっぱり、映画のゲーテ診療所とカフエでやるゲーテ先生の音楽会は、
似ているようで、随分と違ったものだと思うんですね。
なんといっても、製作日数が違います。
年内に完成させますよなんて意気込んでいた映画の方は、
あいかわらず、ゆっくりとしか進まず。
まだもう少し掛かりそうです。
このゲーテ先生の話を小説にできませんかねと持ちかけられたので、
年明けには、短編の小説を書くことにします。
これをテレビ番組にできませんかね、と持ちかけられてもいるので、
来年はテレビ番組にもしたいと思っています。
ゲーテ先生という人物は謎だらけですから。
それを、いろいろな形で紹介していくことは、
ボクの役目だとも思っているので、
いろいろな形で、先生のことを好きになる人が出で来ればいいと、
思っているんですね。