劇団員より、東京公演へ向けて・辻ゆう子
vol. 2 2018-08-24 0
産まれてから大きくなるまで、誰かの真似をして成長していく。当たり前の事なのに、急にそれが嫌になる。…違う。「急に」ではない。追いかけて来た筈なのに、目指してきた人にはなれなくて、その現実を目の当たりにして嫌になる。「アノ人ではない」当たり前なのに。
私がソレに目覚めた時はいつだろう?思い出せない程遠くのようで、つい最近の様な気もする。きっと、ずっとそうやって続けていくんだ。
だから、私は大きくなろうと誓う。強くなるのだと。それが、先を走ってくれていた大好きな人たちへの感謝になるから。後を続く者への導になるから。
弱っちい私が見つけた演劇という闘う術。ただ振り回すだけのモノだった。それを使って今度は感謝を。愛を。伝えたい。
辻ゆう子 twitter