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「迷子の遊園地」初の東京公演製作をクラウドファンディングで実現!
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静岡県浜松市を拠点に活動する劇団「迷子の遊園地」を主宰
静岡県浜松市を拠点に活動する「迷子の遊園地」が2018年12月に初めてとなる東京公演。20年の時を経て、いま一度旗揚げの思いで、次なるステージに挑みます。
心折れそうな時もありましたが、目標金額に到達しました。ご支援&ご協力に感謝!それに応えるべく、これまで以上に創作活動に励み、新しい"時代"と"自身"を切り開いて行きます。是非、これからもご一緒に!プロジェクトは9月28日23:59まで受け付けております!
静岡県浜松市に拠点を置く劇団、旗揚げは1997年。"自分たちの物語"を模索し続け21年。昨年の20周年記念公演【 おかしな朝】では、戦後この国が手にした豊かさとそれが生み出した歪を、一人の少女を通して描き好評を得る。ウェブサイト https://maigo.link/
【おかしな朝】虚構と現実を行き来するように繰り返される『昨日とも変わらないいい朝』
主宰・藤田ヒロシよる台本は詩的表現と台詞のリフレインが感情を繊細に描く。静寂を巧みに取り込んだ緊張感ある演出が虚構の空間に現実を生み、シニカルに、シリアスに、"いま"を生き抜く事に喘ぐ醜く美しい人間の姿を描き出す。はじめ観る者は覗き見している様な感覚。やがてそこは客席ではなくなり、物語を内から目撃している。舞台と客席を隔てるものはない。求め続けるのは演者と観客を隔てるものはない"自分たちの物語"
甘えに弱音、失望も、一度の解散もあった20年余。お世辞にもスマートとは言えない生き方。始まりからして"迷子"でした。
その誕生のきっかけは私の挫折にある。高校卒業後に上京し、不完全燃焼のまま地元に戻った私にとって"終わりにする為の始まり"が必要だった。失意の放浪の中でそれを知り「演劇との決別」を目指し、劇団を設立。旗揚げ公演【again】では解散する劇団という設定でその願望をしるした。そして、それは2003年の解散で成就したはずだったのだが……
消耗していた。自分の能力や情熱を作品つくりとは別の所で"浪費"する事を強いられた。発しての意図とは関係なく、人を傷つけることもあるという表現の一面に怯えもした。だからの解散。しかし、それは求めたカタチとは異なる終わり。一時の逃避にはなっても、納得など微塵もなく……
2005年「演劇団S.O.」という名で活動を再開することになる。この頃に劇団を現す言葉として使ったのが「割り切れない感情を叫ぶように囁き、囁くように叫ぶ」である。一度失ってようやく"自分を曝け出す"というやりたい事に気が付いたのかも知れない。
【 心地よく、冷たくて】では、一人の少女の姿を通して、この国の弱者へのまなざしに疑問を投じ【アスノアリカ】では、右傾化し始めた社会に"愛する事と守る事"を問いかけた。いまを生きている者としての不安を飾らない言葉で表現した。その作風に手応えを掴んだ頃、転機が訪れた。
【再生】鏡よ、鏡、鏡さん。この世で一番醜いものは?知っているのでしょ?
2002年初演の【 再生】は先に書いた消耗していた中で書いた台本で、一度つまずいたら二度と立ち上がれない社会で死と再生を求める4人の群像劇。それを10年以上時を経て2013年に再演した。その製作過程の中で苦しみの記憶が蘇ると共に"あの頃"との違いを知った。
描きたいという衝動を生み出す根源的なものは変わってはいないが、描く目的が"発したい"ではなく"伝えたい"に変化していた。いや、"共感"や"分かち合い"という自分の"まっさらな欲望"に素直になっている自分がいた。
作品のタイトル通り「再生」が自分の願い。「決別」などではなかった。再演時限定の予定だった「迷子の遊園地」名義を正式に復活させての何度目かの再出発。
類は友を呼ぶ。それは真実らしい。だから私は時に劇団員をこう表する「愛すべき馬鹿たち」と。もちろん自分も含まれる。馬鹿だから憧れなのか嫉妬なのかはわからないが、この胸にあるものが東へと私たちを突き動かす。そして、旗揚げ時の決意はもう忘れた。馬鹿だから。
甘えに弱音、失望も、一度の解散もあった20年余。お世辞にもスマートとは言えない生き方。結局ずっと"迷子"です。
迷子の遊園地初の東京公演は2018.12.1-2@SUBTERRANEAN(サブテレニアン/板橋区氷川町)と日程、会場が決まっています。台本はプロジェクト開始時には執筆中でしたが決定しました(8.15)タイトルは『離々として連々』 公演サイト
心引き裂かれ、そして知る。無知と未知の果て。迷子の遊園地が平成最後の年に贈る人間物語。それはこの時代の遺言か?新時代への幻想か? ひと組の姉妹を通して問う「家族とは?」
【公演情報】
迷子の遊園地 Act25【離々として連々】
2018.12.1(土)2(日)サブテレニアン
開演時間 [12/1]14:00 19:00 [12/2]13:00/18:00
作・演出 藤田ヒロシ 出演 さおり、宮本あゆみ、辻ゆう子
今公演は言うなれば二度目の旗揚げ「始めの一歩」です。どうせならば大股で!と。だから東京です。「分母がデカくて、多様な大都市」では簡単に埋もれてしまうかも知れないけれど、一人でも多くならば!と。だから東京です。田舎者なので正直"トウキョウ"というブランドには弱く、個人的には"リベンジ"の想いもありますがそれより勝るのは。この20年共に迷いながらも諦め悪く戦ってきた仲間と見たい。「地方都市でもやっていけるんだ」とこの劇団を信じて諦めかけた夢を追う仲間に見せたい。「まだ見た事ない景色」へ、いま自分たちが何処に立っているのか!だから人、物、文化……全てが集まる地で"自分たちの物語"を体感して頂きたいのです。
これまでの製作費はチケット収入+主宰・劇団員からの自己資金で行ってきました。しかし、今回プロジェクトはまだ知らぬ地での公演となる為、これまで以上に宣伝費を掛けて集客に努めていく必要性を感じています。当然に、交通費や宿泊費も掛かる為、今プロジェクトを立ち上げご協力頂けた資金をそれらに当てたいと考えております。それにより、資金的な不安を取り除き、"言い訳できない"環境下で創作活動に注力したいと考えています。それにより"フルスイング"の迷子作品を新たな地で体感して頂き、新たな"自分たちの物語"を一人でも多くの方と誕生させたいと思っています。
その為にもこのプロジェクトを通して資金だけでなく、私たち「迷子の遊園地」を知って頂き事が出来ればと思っています。
また、目標金額以上の資金を達成できた場合は、今公演のメイキング(ドキュメント)映像作品の製作、オリジナルグッズ(台本含む)製作費に当てさせて頂きたいと思います。
ポストカードデザイン案(一部)
【チラシポストカード】過去公演のチラシから評価の高かったデザインのポストカード。「サンクスカード」はこちら(1種)に劇団員が心を込めた手が着させて頂きます
【イメージ画ポストカード】劇団員・北澤さおり作の過去作品【おかしな朝】【心地よく、冷たくて】【再生】のイメージ画のポストカード
【 "主宰の作った"特別栽培米2kg】主宰が栽培に携わっている地域ブランド「やら米か」の新米コシヒカリ。減農薬、食味値など厳しい基準をクリアした安心、安全のこだわりのお米です
既に会場を押さえてあり、これまで自己資金で公演活動を行ってきましたので今プロジェクトが未達成の場合でも公演自体が中止になることはありません。
ここまでお読み頂いて感謝いたします。私たち「迷子の遊園地」は無名の演劇人の集団ではありますが、日々演劇に向き合い、演劇人としてこの地で生き、創作しています。一人でも多くの皆様と「自分たちの物語」を作り上げられるようご支援いただければと思います。よろしくお願いします。
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