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横浜を舞台にした連作ショートフィルム『Life works』をクラウドファンディングで実現!
横浜を舞台にした連作ショートフィルム「Life works」は、普通に生きる人々の〈心のひだ〉や〈些細な感情〉を丁寧に見つめ描く短編映画シリーズ。映画館に観客を呼び戻す起爆剤に…!と映画本編前に無料“おまけ”上映します。
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「Life works」は、横浜在住の映画監督・俳優の利重剛と、映画『ヨコハマメリー』の監督 中村高寬が、2014年に企画製作スタートした“横浜を舞台にしたショートフィルム“です。 “いろんな人が、いろんな想いを抱えて生きている。 そして、自分を生きるということでは、誰もが平等で、主役なのだ。” 「日常を生きる人々の、人生の一瞬を切り取る」というコンセプトで描かれ、どれも1話完結。長さは5分〜15分で、映画本編の前に“おまけ”として無料上映されます。 この“おまけ”をきっかけに、映画館にお客さんを呼び戻す起爆剤になれれば、という大きな夢を込めた企画でもあります。
横浜を舞台にした連作ショートフィルム「Life works」は、普通に生きる人々の〈心のひだ〉や〈些細な感情〉を丁寧に見つめ描く短編映画シリーズ。映画館に観客を呼び戻す起爆剤に…!と映画本編前に無料“おまけ”上映します。
vol.1『お前と俺』@中華街 老舗バー「ウインドジャマー」/監督・脚本:利重剛/出演:神野三鈴、寺十吾
「Life works」は、横浜在住の映画監督・俳優の 利重剛と、映画『ヨコハマメリー』の監督 中村高寬が、2014年に企画製作をスタートさせた“横浜を舞台にしたショートフィルム“です。
「日常を生きる人々の、人生の一瞬を切り取る」というコンセプトで描かれる作品群は、どれも1話完結。長さは5分〜15分程度で、映画本編の前に“おまけ”として無料上映されます。
作品は、一年間で12本を製作し、 ひと月ごとに新作を上映。上映館は、横浜・伊勢佐木町にある老舗ミニシアター シネマ・ジャック&ベティと横浜シネマリンの2館。現在(2015年5月)はvol.6『笑顔』が上映中。6月からは、2年目の製作を開始する予定です。
“いろんな人が、いろんな想いを抱えて生きている。
そして、自分を生きるということでは、誰もが平等で、主役なのだ──。”
これは、利重剛が一生をかけて描き続けていきたいテーマであり、ライフワークでもあります。そうした想いをも込めて、このショートフィルムのシリーズタイトルを「Life works」と名付けました。
vol.2『ともだち』 @戸塚区 ドリームハイツ/監督・脚本:利重剛/出演:長谷川朝晴、mic
このドラマは、よくある起承転結のドラマではありません。
日常を生きる人々の、ある人生の一瞬を、ざっくりと切り取って、差し出してみせるような作品です。
複雑なプロットや伏線、派手な導入部や仕掛けはありません。たぶんにエッセイ的。でも、そこには 「感情」という強いドラマが存在し、共感があります。10分という短い時間でも、人生を描くことは出来ます。
この作品では、細かいシーンでストーリーをダイジェスト的に追うようなことはせず、ワンシーンを充実させることによって、濃縮された時間を見せます。
O・ヘンリーのような良く出来た小品を目指すのではなく、 普通に生きる人々の〈心のひだ〉や〈些細な感情〉を丁寧に見つめる、いわば、レイモンド・カーヴァーの短編小説のような味わいを目指しています。
vol.3『なぐさめるということ』 @みなとみらい 国際橋/監督・脚本:利重剛/出演:藤井咲有里、芹澤興人
この作品群は すべて横浜を舞台に撮影されています。
内田吐夢や谷崎潤一郎を輩出した大正活映撮影所があったその昔から、横浜は、映画と馴染みの深い街であることはいうまでもなく、映画を作るのにも、最高の舞台です。
vol.4『雨の車内で』 @中区 日本大通り/監督・脚本:利重剛/出演:草野康太、奥野ミカ
通りを一本渡っただけで街の色が変わるほど、強い特色を持った文化がぎっしりと隣りあっている街。
開港によって独自の発展をとげた文化や建築様式、中華街をはじめとした、アメリカ、コリア、ギリシャ、タイなどの多国籍文化。
vol.7『お刺身』 @中区 横浜橋通商店街/監督・脚本:利重剛/出演:齊藤國男
世界中から集まってくる観光客。つかの間の滞在をする船員や米兵、出稼ぎ労働者。毎朝ホームを溢れかえるほどの圧倒的な数のサラリーマン。あらゆる種類の客を相手に日々を働く飲食店や商店の人々。聖書を小脇に抱えて軽やかに歩くお嬢さん学生。街角で生命力を弾けさせる大道芸パフォーマー。
優雅な時間の流れる高級住宅地も、庶民の圧倒的なエネルギーがひしめき合うストリートも、遊園地や美術館やホテルも、海も里山も、工場も団地も、歓楽街もドヤ街も、この街には、とにかくすべてが、詰まっています。
vol.8『花の名前』 @中区 松影町 元町 他
監督:利重剛 脚本:大島智衣/出演:佐藤有里子、優恵、大島智衣、小林和寿、武谷公雄、小手里映、岡部友彦
その、多種多様な文化と人生が、日々、この街で交差しているのです。
歴史も最先端も、上品も猥雑も、静寂も喧噪も、白も黒も黄色も全部ぶちこんでかきまわしてある街。それが横浜です。
vol.5『雨上がり』 @中区吉田町「登良屋」/監督・脚本:利重剛/出演:中井和味、森谷勇太
すべての人が住んでいて、あらゆるドラマが起る街、横浜。
これほど、映画に向いている街は、他にありません。
埠頭で。公園で。バーで。市場で。水上バスで。スケートリンクで‥‥。
この街のどこで、どんな人生が交差して、どんなドラマが生まれるのでしょう。
vol.4『雨の車内で』の舞台挨拶をする利重剛監督と俳優の草野康太さん(シネマ・ジャック&ベティにて)
この企画の大きな魅力の一つは、 “おまけ”上映です。
これは、同じ映画を見るのにも、 「あの映画館で見よう」という魅力になります。そしてそれが毎月新作に替わるとなれば、コンプリートしたい人にとっては、毎月一回映画館に行く理由になります。
おまけがきっかけになって、「今月は何を見ようかな」と、映画館で映画を見ることが当たり前の習慣になってくれたら、という大きな夢を込めた企画です。
「ちょっと待てばDVDになるだろうからレンタルで見ればいいや」というのが当たり前、人々の足が映画館から遠のいている時代。タダであっても、そこに行かなければ見られないこの「おまけ」は、
映画館にお客さんを呼び戻す起爆剤になると信じています。
「Life works」を応援してくれている「シネマ・ジャックアンドベティ」と「横浜シネマリン」での紹介の様子
このプロジェクトは映画の未来や街の将来を考える上で、とても大事な価値のあることと信じています。映画が文化であるように、映画館で映画を見ることも大事な文化です。
今も昔も、 映画館という場所は、街の大切な場所であるはずです。
Life works作品に出演する役者たちは皆、「現実に生きているリアル感」を大切に物語の中で生きています。時には、魅力的な利重剛のご近所さんや、横浜や映画に縁のあるキーパーソンにオファーをして出演してもらうなんてことも。
また、オープニングタイトル曲やほとんどの劇中音楽をプリンセス・プリンセスの今野登茂子(公式サイト)が担当。vol.1『お前と俺』や vol.3『なぐさめるということ』では、映画『さよならドビュッシー』で映画初主演し利重剛とタッグを組んだピアニスト 清塚信也(公式サイト)が一部劇中音楽を演奏しています。
「Life works」Webサイトでは、映画を見た人がロケ地巡りができるように、ロケ地のマップや、トリビアなどを公開しています。
映画を見て興味を持った人が、それを見ながら、いつもと違った新しい街歩きを出来たらと思っています。これも「拡がり」という大きな目標の一つです。 映画と街が密接に繋がっていることが、「Life works」の特徴です。
このシリーズが5年10年と続き、「この街角でこんなドラマがあった」というピンが、100を越えていった時、 街全体が、壮大なドラマとして浮かび上がってくるのでは、と想像します。
(左)缶バッジ&ステッカー/デザイン:今野登茂子 (右)vol.8『花の名前』撮影後の集合写真
オリジナル缶バッチ&ステッカー
今野登茂子(プリンセス・プリンセス)によるオリジナルデザインの缶バッジとステッカーのセットです!
お礼メール&コレクター限定アップデート
利重剛から感謝の思いをメールでお届けします。また、定期的にLife works作品の紹介とトリビア等をお伝えするアップデート(メール)をお送りします!
エンドクレジット掲載
コレクターの方のお名前をLife works作品のエンドクレジットに掲載させていただきます! (*お名前をクレジットする作品は、編集の都合上、既に完成している作品をお選びいただくことができません。恐れ入りますがあらかじめご了承ください。)
Life works作品DVD(非売品)
非売品のLife works作品のDVDをお贈りします! (*ご希望する作品をお選びいただけますが、作品によっては完成までお渡しをお待たせする場合があります。)
特集上映会へご招待
Life works作品を一挙に集めた上映会へご招待します!(現時点で開催詳細については未定です。開催日等が決まり次第追ってご連絡いたします。)
今野登茂子による劇中音楽CD(非売品)or 監督サイン入り台本
プリンセス・プリンセスの今野登茂子による劇中音楽CD、またはご希望される1作品の監督サイン入り台本をお贈りします♪
利重剛監督 過去作品DVD(非売品)
『教訓Ⅰ』(81年ぴあフィルムフェスティバル入選作品/35分)、『サーカス』(07年/17分)、『決心をすること』(08年/15分)の中から1作品をお選びいただけます!
撮影見学(エキストラ出演可)&記念撮影
ご都合が合う撮影日にご招待します! エキストラ出演も歓迎!
(*交通費・食費等は自己負担でお願いいたします。)
《監督ティーチイン付き》上映会開催権
利重剛ら監督を迎え上映会を開催いただけます!
初年度の作品群に関しては、2015年5月現在で8本が完成、3本が編集中、残り1本が撮影準備中で、6月からは、2年目の製作を開始する予定です。
Q: 200万円は何に使われるの?
これまでの作品1本あたりの製作費が平均して約25万円かかっています。今後2年目以降の作品製作費として、ひとまず8作品(25万円×8作品=200万円)分ほどの製作費が集まれば…! という願いで設定しました。
2年目の大きなテーマは「拡がり」です。作品の幅をさらにバラエティに富ませること、そして、一般の方々へ多く知ってもらうことが大きな目標です。
初年度の12本に関しては利重剛がすべて監督し、シリーズの基本カラーとクオリティをコントロールしましたが、2年目からは、さらに様々な色が加わり、賑やかになっていきます。
* * *
まず、『自分のことばかりで情けなくなるよ』や『 ワンダフルワールドエンド』などのヒットで注目される若手監督の松居大悟が参加。軽いフットワークで若いエネルギーを吹き込み、若い観客層にアピールします。
松居大悟監督による「Life works」作品のオーディションを兼ねたワークショップの様子(Life works Studio)
また、 カンヌ映画祭常連の河瀬直美作品のチーフ助監督を長く務めてきた近藤有希が、このプロジェクトで監督デビューします。新しい才能への扉を開くのも、「Life works」の大きな目標のひとつです。
それから、 横浜を代表する写真家の森日出夫さんにも、監督としての参加をお願いしています。映画界とは違う業界からの参加が、とても新鮮な感覚の作品を生み出し、企画の可能性を大きく拡げることになるし、話題作りにもなると思います。
Life woks のフライヤー写真は写真家・森日出夫さんによるもの
他にも、女性監督の参加なども交渉中。横浜の映像作家の何人かにも声をかけ、プロットの持ち込みを呼びかけているところです。
また、Webサイトにて 「あなたが忘れられない人生の一瞬を教えてください」と、エピソードや脚本の投稿を募り、その中からいくつかを映像化するという新しい試みも考えています。見るだけでなく、観客も参加するという企画は、観客の意識も刺激するはずですし、きっと、他の誰にも思いつけない新鮮なエピソードが登場してくると思っています。
とにかく、2年目は、いろいろなカラーの作品を増やしていき、様々な観客の興味にアプローチしていきたいと考えています。
先行プレミア上映の様子(2014年10月 イオンシネマみなとみらいにて)
今後は、6作品または12作品をまとめた形で特集上映もしていけたらと考えています。
現在は横浜のみでの上映ですが、様々な 映画祭や、日本全国にあるミニシアターで特集上映してもらったら、またひとつの大きな拡がりが作れるはずだと思っています。
横浜では面白いことをやっているな、ああいうのなら俺たちの街でも作れるな、と、この企画が刺激になり、それぞれの街が地元を舞台に短編を作り、それぞれの街の映画館で上映し、また交換し合えたら、と、夢はどこまでも膨らんでいきます。
このプロジェクトは 「日常を生きる人々の、人生の一瞬を切り取る」という特別な思いでつくる作品群であると共に、「映画は映画館で見よう!」という大きなキャンペーンでもあります。
このシリーズが映画館にお客さんを呼び戻し、街を活性化するエポックメイキングになることを目指し、理想を高く作品を作っていきたい、と考えています。
vol.6『笑顔』 @中区 横浜市開港記念会館/監督・脚本:利重剛/出演:田中玲、矢柴俊博、大内えりか
しかし、理想を追えば、困難もあります。
とにかく「映画館で」見てもらうために、ビデオレンタルやテレビ放映をせずに、この無料上映を続けていこうという企画の性格上、現在、 この企画は製作費の回収の手段を持っていません。
初年度の製作費は、利重剛が主宰する俳優のためのチューンナップスタジオ「 LIFE WORKS studio」での収入とアーツコミッション・ヨコハマ(横浜市芸術文化振興財団)の助成金で賄いましたが、キャスト・スタッフともボランティアに近い形で参加してもらっていて、正直、足りているとは言えない状況です。
もちろん、作品をまとめた形を公開することや、関連グッズ販売によって少しでも製作費回収に繋げて、それを今後の製作に充てていこうと考えていますが、それで製作費を全額捻出することは不可能です。
初年度は、製作することだけで精一杯でしたが、今後は、この プロジェクトを長く続けていくために、この企画の志に賛同し、応援してくださる方を募っていく必要があると感じています。
この企画が、映画館と街を活性化し、その波が横浜のみならず、全国に伝わっていけば・・・!という大きな夢のため、短い期間で終わらせないよう、1作でも2作でも多く続けられるように、どうか長い目で見た応援をよろしくお願いします!
◎利重 剛(りじゅう ごう)
1962年、神奈川県横浜市生まれ。横浜市在住。高校生の時より自主制作映画に多く関わる。徴兵制を扱ったブラックコメディ『教訓Ⅰ』で大島渚監督より絶賛を浴び、ぴあフィルムフェスティバルに入賞、全国で上映される。翌年、TBSドラマ『父母の誤算』の主演で俳優としてもデビュー。また、岡本喜八監督『近頃なぜかチャールストン』では、主演・共同脚本・助監督もこなす。
1989年『ZAZIE』を脚本・監督。ベルリン映画祭等に出品。
94年『エレファントソング』、ベルリン映画祭NETPAC賞、サンフランシスコ映画祭ゴールデンゲート賞(グランプリ)を受賞。
95年『BeRLiN』、東京国際映画祭、ロッテルダム映画祭等出品。
02年『クロエ』、ベルリン映画祭コンペティション部門招待。
他に、ミュージックビデオやCMの演出、エッセイの連載など、マルチラウンドに活躍中。
俳優としても定評があり、出演作多数。近年の主なテレビ出演に、『坂の上の雲』『龍馬伝』『相棒』『ATARU』『半沢直樹』『クロコーチ』など。
◎中村 高寬(なかむら たかゆき)
1975年生まれ。1997年、松竹大船撮影所よりキャリアをスタート、助監督として数々のドラマ作品に携わる。
99年、中国・北京電影学院に留学し、映画演出、ドキュメンタリー理論などを学ぶ。帰国後、在日中国人監督である李纓に師事し、映画『味』(03年)、『靖国 YASUKUNI』(08年)などの助監督を務める。
06年に映画『ヨコハマメリー」で監督デビュー。
横浜文化賞芸術奨励賞、神奈川文化賞未来賞、文化庁記録映画部門優秀賞、ヨコハマ映画祭新人監督賞・審査員特別賞、藤本賞新人賞など9つの賞を受賞した。
またテレビ朝日テレメンタリー「横浜秘史 ハマの鹿鳴館の変遷』(06年)、報道発ドキュメンタリ宣言『OH!パンダフル』(09年)、NHKハイビジョン特集『終わりなきファイト』(10年)などテレビドキュメンタリーも多数手掛ける。
最新作は4年の時間を掛けたドキュメンタリー映画『ヘンリミトワ 禅と骨』。2015年公開予定。
Webサイト:
横浜を舞台にした連作ショートフィルム『Life works』、Facebookページ
企画・プロデュース:利重 剛、中村高寬
製作:有限会社大丈夫/人人フィルム
脚本・監督:利重 剛、松居大悟、近藤有希 脚本:大島智衣 ほか
製作協力・応援:フルフォレストファクトリー、ジェイ・フィルム、DIOSスタジオ、シネマ・ジャック&ベティ、横浜シネマリン、横浜みなと映画祭
助成:アーツコミッション・ヨコハマ
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