「ラモツォの亡命ノート」上映スケジュール
vol. 9 2017-11-11 0
いつも応援ありがとうございます。
小川です。
いよいよ公開が近づいてまいりました。
改めて、上映予定とトークイベントの日程をお知らせします。
当初、ご連絡させていただいていた初日に「チベットごはんを食べる会」ですが、
上映開始時間が遅いこともあって、上映最終日(12/1)にできないか調整しているところです。
《ポレポレ東中野上映スケジュール》
◎11/18(土)〜11/24(金) 20:00〜21:40
◎11/25(土)〜12/1(金) 19:00〜20:40
詳細はこちら↓
https://www.mmjp.or.jp/pole2/
◎アフタートークゲストの方々◎
(各回映画上映後約30~45分予定)
11/18(土) ラモツォ×渡辺一枝(作家)
⇒長きにわたってチベット人と関わってこられた渡辺一枝さんに「映画から観るチベット人の心」を語っていただきながら、主人公ラモツォさんとスペシャル対談をしていただきます。
※取材のカメラが入る可能性があります。ご了承ください。
11/19(日) ラモツォ
⇒小川とラモツォさんで映画の裏話をたっぷりと。そして、現在のドゥンドゥップ・ワンチェンの現状についてなどお話していただきます。
11/20(月) ラモツォ×星泉(東京外国語大学教授)
⇒実は、映画を観てくださってラモツォの人となりに最も興味を抱いているのは星先生かもしれません…。鋭い質問と指摘をたくさんいただき、やはりチベット人や文化に造詣の深い方ならでは!と勉強になりました。ラモツォの個人史に興味津々とのことで、じっくりと聞いていただきます。
11/22(水) 柳美里(作家)
⇒国を追われるとはどういうことか。異境で生きていくこととは?現在、南相馬市の旧警戒区域に移住された柳美里さんが、映画と絡めて語ってくださいます。柳さんは、昔から「チベット」の人たちが置かれている状況に共感するところがあったとか・・・。
11/24(金) たかのてるこ(地球の広報・旅人・エッセイスト)
⇒『ガンジス河でバタフライ』でおなじみの、たかのてるこさん。実は、『ダライラマに恋して』というインドに暮らすチベット人を訪ねた本も出版されています。物語の舞台、ダラムサラについてたかのさんの軽快な視点でお話していただきます。
11/25(土) ロディ・ギャツォ(在日チベット人)
⇒本作の翻訳を担当してくださいました。標高4000m以上の天空の村出身のロディさんは、17歳のときに来日。中学校から勉強をはじめ、去年、日本の大学まで卒業した勉強家です。映画を観ながら「チベット人はこういう心を持っている」「チベット人らしいな」などなどラモツォさんの生き方に感銘を受けたとのことで、じっくり語っていただきます。
11/27(月)三浦順子(翻訳家)×長田幸康(ライター)
⇒なんと!お二人は今夏、ラモツォさんの故郷を訪ねて来たばかり。故郷が今どういう状況なのか?お話していただきます。お二人にはパンフレットにも寄稿していただいていますが、驚いたのが、お二人とも文章の最後に「今のチベットは至るところに五星紅旗が飾ってある」という話を書かれていたことでした。現地を訪ねた方ならではのお話をしていただきます。
11/29(水) 武田砂鉄(ライター)
⇒武田さんにトークをお願いしたのは、中国出身の芸術家アイ・ウェイウェイさんのヨコハマトリエンナーレでの「難民」をテーマにした作品の記事を読んだのがきっかでした。「難民」とひとくくりでは語れないラモツォさんの奮闘ぶりを一緒にお話したいなと思っています。
12/1(金) ゲニェン・テンジン(在日チベット人)
⇒ゲニェン・テンジンさんは、幼い頃に、たった一人で故郷チベットを離れインドのダラムサラに亡命しました。そしてラモツォさんの子ども達と同じように“チベット子ども村”で育ちました。そこでの生活、そしてこれから亡命社会がどうなっていくのか?お話していただきたいと思っています。
それでは、ラモツォさんの来日をお楽しみに!
またお知らせします。
小川真利枝