アントネッロと戦国時代の南蛮音楽
vol. 2 2018-11-04 0
クラウド・ファンディング開始から早や1か月が経ちました。応援くださった方々には心から感謝申し上げます。引き続きよろしくお願いいたします!
さて、今日はアントネッロのコンサート活動の様子をお知らせいたします。
アントネッロが得意とする16世紀のヨーロッパ音楽が、その頃の日本で演奏された事実を皆さまはご存知でしょうか。
大航海時代、スペイン・ポルトガルからやってきた宣教師たちが、楽器と音楽を日本に持ち込んだのです。アントネッロは「戦国時代の南蛮音楽」の演奏をメイン・テーマの一つとしています。
そのコンサート・シリーズに「エソポのハブラス」というのがあります。これは「イソップ寓話」のことで、宣教師たちの日本語テキストとしてローマ字表記で印刷された本です。
その印刷機は天正遣欧使節団がヨーロッパから持ち帰った、グーテンベルクの鉛活字によるもので、1593年熊本県天草で出版されました。
レオナルド・ダ・ヴィンチからおよそ100年後のお話です。
11月3日 兵庫県立芸術文化センターにて行われたコンサート模様です。
「オルフェオ物語」に出演します!
後列左から (perc)濱元智行 (Ten)中嶋克彦 (Sop)阿部雅子 (音楽監督/rec/cor)濱田芳通
前列左から (このシリーズ演出)家田淳 (cem・harp)西山まりえ (gamb)石川かおり
同時代のテーマ「天正遣欧少年使節の物語」シリーズは来年2月に開催されます。
その他、CDも発売されております。ヨーロッパ音楽とのファースト・コンタクト、信長や秀吉も聴いたそんな音楽です。