プロジェクトをブログやサイトで紹介
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
オペラ「オルフェオの悲劇」復刻をクラウドファンディングで実現!
美術史だけが多くを語ってきたレオナルド・ダ・ヴィンチ。没後500年を迎える2019年、『舞台芸術家』、『音楽家』ダ・ヴィンチが手掛けたオペラ「オルフェオ物語」を、古楽アンサンブル・グループ、アントネッロがここに甦らせる!
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
1994年の結成以来「作品が生まれた時のスピリット」を大切に、躍動感、生命力など音楽の持つ根源的な魅力を追究している。リリースしたCDは国内外の各メディアから最先端の古楽グループとして高い評価を受けている。2013年よりバロック・オペラプロジェクト<オペラ・フレスカ>始動。2016年にはG.カッチーニ作曲「エウリディーチェ」(世界最古のオペラ譜)を本邦初演するなど、未だ上演機会の少ないバロック・オペラの普及に精力的に取り組んでいる。 2005年度 ホテルオークラ音楽賞受賞、2015年度 ミュージック・ペンクラブ・ジャパン音楽賞受賞、2015年度 佐川吉男音楽賞受賞。
美術史だけが多くを語ってきたレオナルド・ダ・ヴィンチ。没後500年を迎える2019年、『舞台芸術家』、『音楽家』ダ・ヴィンチが手掛けたオペラ「オルフェオ物語」を、古楽アンサンブル・グループ、アントネッロがここに甦らせる!
<キャスト>
オルフェオ:坂下忠弘
エウリディーチェ/ メルクーリオ:阿部雅子
アリステオ/ ミノス:上杉清仁
ティルシ:中嶋克彦
プルート:彌勒忠史
モプソ/ ダヴィンチ:黒田大介
プロゼルピナ:中山美紀
スラブ系羊飼い:赤地カレン
ニンファ:乙顔有希
バッカスの巫女:細岡ゆき
舞踊:江澤淳泗
管弦楽:アントネッロ
指揮:濱田芳通
演出:中村敬一
舞台監督:德山弘毅
舞台監督助手:荒川はるか
美術&字幕作成:タナカ・ミオ
翻訳:新井紀子
制作:栗原佳江 (アントネッロLLC)
【チケット】(12月3日発売開始)
全指定席 S席10,000円・S席ペア19,500円・A席7,000円
チケット取扱い
◎アントネッロ(受付代行:ムジカキアラ)
[MAIL] fest@anthonello.com
(メール本文に ①氏名、②〒、③住所、④公演日、⑤公演名、⑥席種・枚数、をご明記のうえお申込みください。)
[TEL] 03-6431-8186(ムジカキアラ直通 平日10:00~18:00)
※8/14・15「オルフェオ物語」公演のペアチケットはリリア、アントネッロの2か所のみでの販売となります。
(その他、イープラス、カンフェティ、リリアチケットセンター)
公演に寄せられたメッセージをもとに、アントネッロ演奏によるミュージック・ビデオを作成しました。(曲: D.Piacenza(?): Amoroso/ 演奏: アントネッロ/ メッセージ: 矢澤孝樹)
レオナルド・ダ・ヴィンチ
「モナリザ」や「最後の晩餐」と聞くと誰もが思い出す名前、
レオナルド・ダ・ヴィンチ。イタリア・ルネサンス期の画家として語られることの多い名前ですが、建築家、科学者、軍事エンジニア、哲学者… ありとあらゆる分野において類まれなる成果を出した万能人、『ジェネラリスト』と称される人物でした。
その万能さは
『舞台芸術家』として、また『音楽家』としてもその功績が伝えられています。
没後500年を迎える2019年、アントネッロは
『舞台芸術家・音楽家』としてのレオナルド・ダ・ヴィンチにフィーチャーし、 彼の作り上げた舞台を甦らせたいと考えています。
レオナルドは晩年、宮廷が上演するいくつかの祝祭劇を統括しました。企画、演出、舞台装置、音楽、衣装デザイン、キャストの選定、上演経費の計算に至るまで、その痕跡は断片的ではありますが多くの手稿に残されています。その中の一つが今回私たちが上演する
「オルフェオ物語」です。
1480年にイタリア・
マントヴァでこの作品が上演された記録があります。レオナルド・ダ・ヴィンチがこの公演に深く関わっていたようで、タイトル・ロールを務めたのが彼の弟子でした。1506年にミラノで再演された折には、レオナルドが大掛かりな舞台装置を考案したという記録も残っています。
脚本はルネサンス人文主義の偉大なる詩人、
アンジェロ・ポリツィアーノがたった2日間で書き上げたものです。
約100年後に同じくマントヴァで、
モンテヴェルディがオペラ「オルフェオ」を作曲しているのには、このポリツィアーノ版の存在が少なからず影響を与えたのかもしれません。
アランデル手稿より
ウィンザー手稿より
「音楽は絵画の妹のようだ」とはダ・ヴィンチの言葉。また「最も優れた即興詩人」、「リラの弾き語りが素晴らしかった」など、レオナルドを称賛する資料も残っています。彼はパトロンだったメディチ家のロレンツォ豪華王によって、ミラノ公ルドヴィーコ・スフォルツァのもとへ派遣された際、素晴らしい即興演奏を披露してその楽器を献上したそうです。その楽器とは、馬の頭蓋骨をかたどった銀製のボディを持つ「リラ・ダ・ブラッチョ」で、レオナルド自身が音響を考え考案し作ったものです。
リラ・ダ・ブラッチョ。本公演でもリラ・ダ・ブラッチョが活躍します
レオナルド考案のリラ・ダ・ブラッチョ
アントネッロは、17世紀以前の霊感に満ちた作品をレパートリーとする古楽アンサンブル・グループ。躍動感、スピリチュアリティを内包した即興性溢れる古楽本来の演奏は、ヨーロッパでも高く評価され、リリースした多数のCDは世界の各メディアから最先端の古楽グループとして高い評価を得ています。テレビやラジオにも数多く出演しています。
2005年度「ホテルオークラ音楽賞」を受賞。
2015年度(第28回)ミュージック・ペンクラブ・ジャパン音楽賞(室内楽・合唱部門)受賞。
2015年度(第14回)佐川吉男音楽賞受賞。
フェイスブック
https://www.facebook.com/anthonello.jp
ツイッター
https://twitter.com/anthonello_
(インターネットラジオ「オッターヴァモール」に出演)
「オペラ・フレスカ」
2013年よりアントネッロは「オペラ・フレスカ」の名のもと、音楽史上最初期のオペラを5回に渡り上演してきました。「フレスカ」とは新鮮な、産みたての、という意味(英語のFresh)。
オペラが誕生したのはバッハやヘンデルから遡ることおよそ100年、ルネサンス時代からバロック時代に移る頃に、イタリア・フィレンツェで産声を上げました。その後オペラは新ジャンルの音楽エンターテイメントとして、バロック時代に大きく花開きます。
「オペラ・フレスカ」ではこの
創世記のオペラの中から、初めて出版されたオペラ、
ジュリオ・カッチーニ(1545~1618)の「エウリディーチェ」(日本初演・佐川吉男音楽賞受賞)や、イタリア初期バロックの偉大なる作曲家、クラウディオ・モンテヴェルディ(1567~1643)の3大オペラ(「ポッペアの戴冠」「オルフェオ」「ウリッセの帰還」)を立て続けに上演して参りました。そして
オペラ・フレスカ第6弾として「オルフェオ物語」を上演いたします。
モンテヴェルディ:オルフェオ(2013年12月4日公演)©藤井亜紀
カッチーニ:エウリディーチェ(2016年1月23日公演)©藤井亜紀
過去公演のチラシ
(台本作家:アンジェロ・ポリツィアーノ)
現在知られている最古のオペラというのは、
1597年にヤコポ・ペーリが作曲した「ダフネ」というギリシャ神話を題材にしたオペラだとされています。今回上演するレオナルド・ダ・ヴィンチの「オルフェオ物語」は、ペーリの「ダフネ」より100年ほど前に作られたものです。この作品を私たちは敢えて『オペラ』と呼びます。それには次のような考察があるからです。
当時、台本作家のポリツィアーノは上演を観た後、 「歌でもない台詞でもない、ちょうど中間だ!」と感動をあらわにしました。これこそ、100年後から作曲されるオペラの特徴、レチタール・カンタンド~語りつつ歌う~という手法そのものだと、すでにこれがオペラの発明前にあったのだと、私たちは考えたわけです。
2007年テレビ出演 レオナルド・ダ・ヴィンチ「受胎告知」をバックに演奏する濱田芳通(コルネット)と西山まりえ(ハープ)
レオナルド・ダ・ヴィンチが活躍した時代の音楽シーンは 即興演奏が主流であり「オルフェオ物語」も即興オペラとでもいった様相を呈していたと思われます。そのため残念ながら楽譜は存在していません。しかしダ・ヴィンチも関わったこの催し物は、人文主義の詩人アンジェロ・ポリツィアーノの台本とともに、歴史的にあまりにも意義深いため、これまでも何度か復元が試みられてきました。
では楽譜のない音楽を一体どのように復元すれば良いのでしょう。
それは、新たな作曲行為ではありません。当時もおそらく行われていたであろう、 テキストの詩形に合う俗謡やラウダのメロディーを借用しながら替え歌を施したり、舞曲の定旋律に基づき即興演奏を行うといったことにより、オペラは再構成されます。
台本作家のポリツィアーノとレオナルド・ダ・ヴィンチはフィレンツェの広場で歌っていた『グイード』という吟遊詩人(ニュースや物語を伝えるシンガーソング・ライター)の大ファンでした。おそらく「オルフェオ物語」もグイードのような吟遊詩人たちの即興演奏のスタイルで歌われたことでしょう。
また、音楽家としてのレオナルドが作曲した楽曲も、上述のように即興演奏が当たり前だったことから一曲も残されていませんが、彼が
絵文字遊びとして残した歌が数曲あり、それらの曲の再現を試みていこうと思います。
絵文字遊びの歌
2019年8月14~17日の4日間、川口総合文化センター・リリアに於いて 「レオナルド・ダ・ヴィンチ」をテーマにした音楽祭が開催されます。
ジャンルを超えた音楽フェスティバルですが、そのメイン・イベントとしてオペラ「オルフェオ物語」を上演いたします。
会場:川口総合文化センター・リリア
日程:2019年8月14日(水)~17日(土)
芸術監督:濱田芳通
<主な出演者>
アントネッロ、メディオ・レジストロ、ラ・ヴォーチェ・オルフィカ、黒田京子(ジャズピアノ)
朴葵姫(ギター)、杉山洋一(作曲)、工藤あかね(ソプラノ)、LEO(箏)、本條秀慈郎(三味線)ほか
フェイスブックページ
オペラ・フレスカの公演は毎回85%近い販売率となっていますが、それでもチケット売上収入だけでは賄えないのが現状で、助成金や寄付金によって支えられています。
キャストやオーケストラ、舞台スタッフの人件費、楽器や舞台道具の運搬費、衣装や稽古場やホールの賃料、資料収集、そして広告費・・・オペラ制作には舞台上で見えるもの以外にかなりのお金がかかります。今回は2公演ということで、今まで以上に予算的に厳しくなっております。
試算の段階ですが
1,938,000円の赤字の見込みとなっております。内、クラウド・ファンディングで賄いたい費用は、
・
高い専門性を必要とする創造活動にかかる費用(編曲や文芸費)60万
・
「アランデル手稿」にある舞台美術や衣装費など舞台関係費・人件費 100万
となっております。(手数料とリターンにおよそ40万円かかります)
目標額に達しない場合でもプロジェクト・リーダーの責任において公演を行います。しかしここで大きな赤字を作ってしまいますと、
「オペラ・フレスカ」の今後の活動に影響することになります。
これからの活動に対する応援も含めまして、皆様にご支援いただけたら幸いです。
何とぞ宜しくお願い申し上げます!
「オルフェオ物語」は前述の通り楽譜が存在しません。そのためヨーロッパでもこの作品の上演は殆ど行われておりませんし、私たちアントネッロが挑戦しなければ、
今後日本で上演されることはないかもしれません。
また
『舞台芸術家・音楽家』レオナルド・ダ・ヴィンチを世間に迎えてもらう、という挑戦でもあります。
プロジェクト・リーダー濱田芳通が万全を期して臨みます。
ぜひ会場へもおでかけください!
<公演プログラムにお名前を掲載>
公演当日配布のプログラムにお名前を掲載させていただきます。(ご希望の方のみ)
<クリアファイル>
2月上旬のお届けです。
<L'OlfeoロゴTシャツ>
サイズ(S~LL)をお選びいただけます。2月上旬のお届けです。
<アントネッロ『聖母マリアのカンティガス』濱田芳通サイン入りCD>
濱田芳通のサイン入りで2月上旬にお届けいたします。
商品情報(アマゾン)
<選べる絵画Tシャツ>
デザイン(顔大・顔小)、Tシャツカラー(黒・白・グレー)、サイズ(S~LL)をお選びいただけます。
2月下旬ごろのお届けです。(デザインはおおよそのイメージです)
Ⓐ顔小デザイン
Ⓑ顔大デザイン
<オペラ稽古見学1名様ご招待>
2019年8月7日(水) or 8月8日(木) いずれか1日(会場:川口総合文化センターリリア)
どちらか一日をお選びください。
2月上旬にクリアファイルとともに目録をお送りいたします。
詳細につきましては決まり次第ご案内申し上げます。
<公演チケット1名様ご招待 (S席1万円相当) >
2019年8月14日(水) or 15日(木) いずれか1日(会場:川口総合文化センター・リリア 音楽ホール)
どちらか一日をお選びください。
2月上旬にクリアファイルとともに目録をお送りいたします。
チケットは発売日と同時にお送りいたします。
<濱田芳通編曲による「オルフェオ物語」スコア>
2月上旬にクリアファイルとともに目録をお送りいたします。
オリジナル・スコアは2019年4月ごろのお届けとなります。
<オペラ公演ゲネプロ2名様ご招待>
2019年8月13日(火)(会場:川口総合文化センター・リリア 音楽ホール)
2月上旬にクリアファイルとともに目録をお送りいたします。
詳細につきましては決まり次第ご案内申し上げます。
指揮:濱田芳通(はまだ・よしみち)
プロフィール
我が国初の私立音楽大学、東洋音楽大学(現東京音楽大学)の創立者を曾祖父に持ち、音楽一家の四代目として東京に生まれる。桐朋学園大学古楽器科卒業後、スイス政府給費留学生としてバーゼル・スコラ・カントールムに留学。リコーダー及びコルネット奏者として国内外でのCD録音多数、コンチェルト・パラティーノ、アンサンブル≪PAN≫、アンサンブル≪ラ・フェニーチェ≫のコンサート及び録音に参加するなど、ヨーロッパ各地でも活躍し、常に高い評価を受けている。また、アニメ「耳をすませば」の音楽、大河ドラマ「信長」「秀吉」に出演するなど、知られざるバロック以前の音楽や楽器を広めるべく、幅広い活動を行っている。近年においては数々のバロック・オペラを指揮したのち、自身主宰のオペラ上演プロジェクト<オペラ・フレスカ>を立ち上げ、これまでにC.モンテヴェルディの3大オペラ、G.カッチーニの「エウリディーチェ」(本邦初演)など、オペラ創世期の作品を中心に精力的に上演している。作品が生まれた時のスピリットを彷彿させる生命力溢れる音楽創りは、クラシックファンだけでなく多くの聴衆から支持を集めている。古楽アンサンブル<アントネッロ>代表。
演出:中村敬一(なかむら・けいいち)
プロフィール
はじめ声楽家を志し、武蔵野音楽大学同大学院で声楽を専攻、後、舞台監督集団「ザ・スタッフ」に所属してオペラスタッフとして活躍。以後、鈴木敬介、栗山昌良、三谷礼二、西澤敬一各氏のアシスタントとして演出の研鑚を積む。1989年より、文化庁派遣在外研修員として、ウィーン国立歌劇場にて、オペラ演出を研修。帰国後、リメイク版「フィガロの結婚」、で、高い評価を得、続く二期会公演「三部作」、東京室内歌劇場公演「ヒロシマのオルフェ」、日生劇場公演「笠地蔵・北風と太陽」で、演出力が絶賛され、1995年、第23回ジローオペラ、新人賞を受賞する。また、2000年3月には新国立劇場デビューとなった「沈黙」が、高く評価される。2001年ザ・カレッジ・オペラハウス公演「ヒロシマのオルフェ」では、大阪舞台芸術奨励賞を受賞。オペラの台本も手がけ、松井和彦作曲「笠地蔵」、「走れメロス」、新倉健作曲「ポラーノの広場」、「窓(ウィンドウズ)」などがある。国立音楽大学客員教授、洗足学園音楽大学客員教授、大阪音楽大学客員教授、大阪教育大学講師、沖縄県立芸術大学講師。
3000 円
5000 円
10000 円
10000 円
10000 円
15000 円
30000 円
50000 円