演劇活動歴２３年目の真田鰯が、演劇を志す若者たちとともに旗揚げする
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今回は、リターンのアイテムのひとつ、「劇団ロゴ入りトートバック」の製作風景をご紹介します。きつつきクラフツ様から、サンプル品の製作風景が届きましたので、ご覧ください。

劇団ロゴ入りトートバッグづくりの解説です。

熱転写用ビニールシートを、台シートを残して切り取ることで目的の形を作り、不要部分を除去して、布に熱転写します。

まず、ロゴマークデータを、ドローソフトで、切り出し用に調整します。切り出す線を割り出し、転写を見越して鏡像反転するなどします。

次に、レーザー加工機の専用ソフトに、調整したデータを読み込みます。

素材の熱転写用ビニールシートを、レーザー加工機にセットします。熱転写用ビニールシートは、樹脂の台シートに布に転写するビニール部分が乗った2層構造です。布に転写する部分を上にして置きます。マスキングテープでしっかり固定します。

加工位置をしっかり確認してから、レーザーでハーフカットします。台シートは切らず、布に転写するビニール部分だけを切る、というハーフカットができるように、レーザー加工機の調整をしてあります。

できあがりです。

ハーフカットしたシートから、不要部分を取り除いていきます。いわゆるカス取りです。

まず、大きな余白部分は切り落とします。

次に、大まかな部分をはがして取ります。今回は、下側の文字部分から。

さらに、細かい部分をピンセットで取ります。透明な台シートの上に、布に転写する白いビニールが残っていきます。

上側の、図の部分も同様に、まず大まかなところをはがし、次に細部をはがして取ります。

はがし終わりです。

本体の黒いトートバッグを準備します。

軽くアイロンがけをしてから、転写する位置を決めます。

位置を決めたら、アイロンで熱と圧を加えて、転写します。このビニールシートは、台シートの上からアイロンを使うタイプです。

全体に熱と圧を加えたら、少し冷まして、台シートをそっとはがします。うまく転写できていなかった場合、布からビニールがはがれてしまうので、緊張する工程です。

はがし終わりました。

はがしたら、もう一度、熱と圧を加えて、しっかり接着します。今度は台シートよりも薄い別な保護シートの上から。
しっかりくっつきました。

安定するには、完全に冷めるのを待ちます。

できあがりです！

ということで、驚くほど手間をかけてつくられていました！
そして、かわいい！！！ほしい！！！

こちらのアイテムは、10,000円、15,000円、30,000円のリターンとして付いてきます！

リターンの枚数に限りがございますので、お早めに！