写真集「GARLOCHÍ」の完成に向けて。
vol. 28 2026-04-18 0
写真集「GARLOCHÍ」の校正を終えました。
最初に自分がイメージしていた写真集「GARLOCHÍ」は、写真だけで見せる。説明文は極力加えない。そういうものでした。
私ごときが、長年あの場所に関わっていた方達を差し置いて何を語れるのか、と思っていたからです。
その代わり、クラウドファンディングの返礼品として配信する写真エッセイ「ガルロチの猫」では個人的な出来事を綴っていこうと考えました。
でも、思案の末、写真にはキャプションを添えること、また、少し長い文章を載せるページを5箇所ほど作ることにしました。
せめてそれくらいの情報がないと、受け取る側がこの写真集について理解することが難しいと判断したからです。
この変更に伴い写真のレイアウトも大きく変えました。
ちなみに、きっかけは、2人の友人達からの感想と助言です。
フラメンコのことは知っていても愛好家ではない、この2人の客観的な意見がなければ、私は一生後悔することになったでしょう。
そして、この写真集には自分なりにこだわっていることがあります。
日本語とスペイン語両方で表記することです。
文章は全て自分で考えて作ることにしていましたから、テキスト部分が大幅に増えたことで、そのこだわりが大きなプレッシャーに変わりました。
スペイン語専門の翻訳兼校正者を雇う予算的余裕はありません。
ここでもスペイン語が堪能な友人が協力してくれ、文中の不自然な言い回しなどをチェックしてくれました。
それでも繰り返し繰り返し修正を重ね、背筋が凍るような誤記も見つけて、リスクしかないことを敢えてやっているのだと自覚しました。
もちろんこの写真集がスペインで販売されることはありません。
でも、もし日本語が解らないスペインの人々がこの写真集を目にすることがあるなら、そこに載っているすべての写真が実は日本国内で撮影されたものであること、さらにガルロチとは一体なんだったのかを知って欲しかった。
例え、自分のスペイン語文が未熟なものであったとして、言葉というのは、美しい装飾ではなく、何かを伝えるためのものだから。
写真集が納品されるのは5月19日になるそうです。方向転換で時間をくってしまい写真展開催間際の完成となってしまいました。
写真展では、もちろん写真集を販売いたします。
また、クラウドファンディングの支援者様の中で郵送しなくても直接写真展会場に受け取りに行くよ、という方がいらっしゃったら、ぜひご連絡ください。
【写真展「GARLOCHÍ」】
2026年5月22日(金)~28日(木)
富士フォトギャラリー銀座 スペース1
平日10:30~19:00(最終日14:00まで)
土日11:00~17:00
https://www.prolab-create.jp/gallery

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