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「かがわ・山なみ芸術祭2016」をクラウドファンディングで実現!
綾川町エリアでは、『今との対話Dialogue with Now』というテーマの下、約30組のアーティストが滞在制作します。地域の人々と関係性を構築する手段として「芸術祭通貨」を導入。「創造力」が循環する仕組みを作ります
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1982 東京都生まれ。 写真作家・ワークショップデザイナー。 2012年から広島の被爆樹木を撮り続ける。 主な展覧会は、Mite!おかやま(岡山県立美術館:2006 )、Eternal Echo(NY・A-forest-Gallery:2007)、呼吸する影 (ニコンサロン:2014・旧日本銀行広島支店:2015・galleryG:2015・新宿ベルク2018など)、中之条ビエンナーレ2017など 主なワークショップは、モホイ=ナジ・インモーション展関連WS『影をつかまえる』(神奈川県立近代美術館・葉山/DIC川村記念美術館 )、紙上の技法学関連WS(武蔵野市立吉祥寺美術館 )など。
綾川町エリアでは、『今との対話Dialogue with Now』というテーマの下、約30組のアーティストが滞在制作します。地域の人々と関係性を構築する手段として「芸術祭通貨」を導入。「創造力」が循環する仕組みを作ります
2013 年の芸術祭を経て、今回 2 回目の開催となるかがわ・山なみ芸術祭2016は綾川町エリアからスタートします。会期は4月29日(金)〜5月22日(日)。約30名のアーティストを招聘し、綾川町の山なみエリアで滞在制作を経て完成した、複数の作品の展示や、プロジェクトの実施、ワークショップやパフォーマンスなどの体験型イベントを多数実施します。
展示エリアのひとつ、竜雲少年農場で自由放牧されている牛
私は、今回の「かがわ・山なみ芸術祭2016、綾川町エリアのキュレーターの浅見俊哉と申します。私は、2013 年、第1回目のかがわ・山なみ芸術祭ではレジデンスプログラムの作家として参加し、作品展示・ワークショップを行いました。 香川の人たちはとても暖かく、また積極的に作品を楽しむ姿勢が印象的で、そうした場で今回ご縁があり、仕事ができることをとても幸せに感じています。
地域の方々と芸術祭の概要について打ち合わせを重ねています。
地域説明会の後、作品を前にしてギャラリートークを実施。地域の方と作品を通して交流を深めています。
私は埼玉県を拠点に作家活動をしており、地域とアートについて、プロジェクト等の運営についても 日々模索しています。
(2008 年にアートスペース KAPL 越谷アートポイントラボhttp://kapl.exblog.jp/を設立、 2009 年 Saitamau Muse Forum 協力委員http://www.artplatform.jpを務める。)
現在は、同様に、全国各地様々な場所での芸術祭、地域アートが生まれています。また、 2020年には東京五輪も控え「多様な価値観との共生」、「異質なものとの対話の方法」、「主体的に自分の考えを表現していくこと」が 益々重要になっていると感じます。そうしたことの体験や実感は、 芸術を用いる事で得る事が出来ると私は考えています。
香川県立川市の綾川町ではNPO法人かがわ・ものづくり学校が、廃校を再利用しmonohouseという文化活動拠点をすでに10年以上運営してきました。そこではこれまでも地域の方を巻き込み、絵画教室や陶芸教室など様々な芸術活動が行われ、地域の方との豊かな関係性を築いてきました。
メイン会場のMONOHOUSE・旧枌所小学校
こうした土壌の上で第2回目を迎える、かがわ・山なみ芸術祭には、本当の意味で地域に根ざした芸術祭になる可能性が多いにあると考え、キュレーターとして綾川町エリアの展示などを企画することになりました。
今回、私はキュレーターとして、綾川のエリアテーマはDialogue with Now「 " 今 " との対話 」としました。 アーティストが作品を制作するプロセスの中には「対話」が存在します。 対話は自分ではない何かとの関わりによってはじめて生まれます。 アーティストが「対話」をする相手とは、自然や歴史、自己と他者、現在と未来、今日的な課題に至る まで様々であり、「対話」の方法も相手によって異なります。 絵の具で描く「対話」、粘土で形作る「対話」といった、従来の芸術表現の方法だけでなくアーティスト たちは、新たな方法による「対話」を「今」生み出しています。
本展覧会では、アーティストの「対話」のプロセスとそこから生み出された作品に焦点をあてることで みる人が、「今」を生きるアイデアや方法にまなざしをむける機会をつくりたいと考えています。
参加作家と地域の方との交流も深まっています。
今年は、綾川町合併10周年の節目にあたります。
地域のコミュニティをよりよくしていくには、多様な価値観を「対話」により共有し、お互いを尊重する姿勢が必要です。綾川町エリアの招聘作家は、ワークショップやパフォーマンスを数多く開催し、様々な表現に出会う機会をつくります。特に、綾川町のこれからを担うこどもたちには、芸術祭が始まる前から、アーティストの多様な表現や価値観に触れ、様々なものの見方や考え方に出会う機会として出前授業を行っています。アーティストと共に作品制作をする中で、表現の面白さや難しさを共有できる機会は体験者、アーティスト双方に大きな発見があります。
元シルクドソレイユの縄跳びパフォーマー・粕尾将一さんによる「縄跳びぴょんぴょん絵を描こう」5歳児の元気な活動が布に描かれ、芸術祭期間中はカラフルな「こいのぼり」になり空を泳ぐ予定です。
ここ数年、様々な地域での芸術祭が増えています。
各地の豊かな自然や出会う地域の人々に触発され、新しい表現が生まれ、発信されています。一方で、そうした芸術祭は外部のアーティストやマネージャーに支えられてるのも現状です。本当はもっと、地域に根ざし、地域の方と一緒に芸術祭を作り上げたい。そのためにはお互いにとって、メリットのある形で、芸術祭を運営し、持続していく必要があります。
そのためには、芸術祭に関わる地域やアーティストが巻き込まれる経済圏の活動自体を健全なものにする必要があるのではないかと考えました。
例えば、地域の特産物も、本当に美味しいのにお金に換算すると、驚くほど安くなってしまうこともあります。またアーティストも地域の新しい魅力を発見し、それを反映した作品を完成するまで膨大な労力を要しても、その作品が見合うだけの金額で売れることは滅多にありません。
地域の方が生産しているツルクビカボチャ、程良い甘さがどんな料理にも合います。
お互い、豊かな価値を生み出しているはずなのに、それが対等に交換できない。この状況に一石を投じたいと思います。お互いの納得のいく価値で、外来者と地域住民がそれぞれの持つ資産を交換できれば、より納得のいく形で、言うなればより良いレートで資産が交換できるのではないか。非常に原始的な形での交換を促すために、モノやコトの価値を自分たちで設定し、それを地域通貨をつかって循環させる。そんなしくみがあれば、小さな地域での営みはより豊かに感じられるかもしれません。
SeeSewによる、感光布に季節の時間を焼き付けるワークショップ「影をつかまえる」。参加アーティストによるワークショップやイベントも数多く開催し、「創造力」の循環を試みる
芸術祭通貨LiFEの循環概要図
今回「綾川町エリア創造活動支援プロジェクト」は高度に発達したグローバルな経済圏とは一線を画し、非常にローカルなレベルでアーティストや地域の方々の生き方を再提案します「芸術祭通貨」を通した、アーティストの「創造力」と地域の方がこれまでつくりあげて来た土地の「創造力」を交換出来る仕組により、芸術を通した小さな経済圏の成立を目指したいと思います。
世界の通貨と芸術祭通貨LiFE
今回、ご支援いただいた資金は、芸術祭通貨を循環させるための芸術祭通貨の発行や、その仕組みのPRに利用したいと考えています。芸術祭通貨のしくみは、綾川町にかぎらず、豊かな地域資産と創造的な仕事を交換することを可能にします。アート活動を通した、小さな地域経済圏への提案が、様々な領域へと、波及していくことを期待しています。
そのため、今回は芸術祭通貨発行や活動を成功させるための広報費や、通貨を使って入手できるオリジナルグッズなどの制作費をご支援いただきたいと考えています。
【使い道】
芸術祭通貨印刷
作品材料
パスポート、ポスター、チラシ印刷
のぼり・看板制作
広報物・オリジナルグッズデザイン
オリジナルグッズ制作
【かがわ・山なみ芸術祭綾川町エリアパスポート】
芸術祭に入場する為のパスポートです。
参加作家の紹介や地域の情報が掲載されています。
現地販売価格一般800円、学生600円、中学生以下無料(予価)
(現在制作中!・B6判・36ページを予定しています。)
【綾川町エリアオリジナルポストカード】
綾川町エリアテーマ「Dialogue with Now」のロゴ入り、地域の魅力が満載のポストカード。
全10種類。
(3枚、5枚の特典の方には10種類からランダムに選び、お届け致します。)
【芸術祭通貨LiFE】
芸術祭期間中にアーティストの主催するワークショップやパフォーマンスに参加したり、カフェで食事が出来たり、地域の生産者の方々がつくった農作物と交換出来る芸術祭通貨です。
以下は芸術祭通貨「LiFE」と交換出来る品の一例です。
●アーティストオリジナルグッツ
衣裳家:田村香織「HAReGIシリーズ」より。衣裳製作でうまれる残布(ざんぷ)からうみだしたケース等。(画像はイメージです。)20LiFEで交換可能
写真作家:浅見俊哉「呼吸する影」より。広島の被爆樹木のフォトグラムのシリーズ。ポストカード3枚セット。(画像はイメージです。)5LiFEで交換可能
画家:藤本絢子の色彩豊かなポストカード3枚セット。(画像はイメージです。)5LiFEで交換可能
風で動く彫刻をつくる作家:鉾井喬のポストカード3枚セット(画像はイメージです。)5LiFEで交換可能
画家:町田紗記による農作物へペインティングした作品『帰る場所、いのちのかたち』。(画像はイメージです。)5LiFE〜交換可能
地域の生産者の方がつくったお野菜など。5LiFE〜交換可能
●アーティストによるワークショップ
『Sunlight Flag Project 2016』。綾川町エリア参加アーティスト、写真作家:浅見俊哉と、衣裳家:田村香織が2014年に結成したアーティストユニットSeeSewによる太陽光で自分旗を制作するワークショップ。完成した「自分旗」は芸術祭期間中展示され、会期終了後にお手元に届けられます。http://seesew2014.wix.com/seesew10LiFEで参加できます。
音楽家:松本一哉によるライブパフォーマンス(写真はイメージ)20LiFEで入場可能
シンガーソングライター:大澤加寿彦によるライブ(写真はイメージ)20LiFEで入場可能
元シルクドソレイユの縄跳びパフォーマー:粕尾将一によるパフォーマンス・ワークショップ。10LiFEで参加可能
ダンサー:黒田なつ子によるダンスクリエーション・パフォーマンス。(写真:『gene』2013年制作、第1回かがわ・山なみ芸術祭にて発表)20LiFEで入場可能
●モノカフェでのお食事
モノハウスの中に併設されているカフェでお食事が出来ます。
イノシシのお肉を使用した「枌所丼」とても柔らかいお肉で美味です。数量限定。10LiFE(時価) 珈琲と茶菓子/5LiFE 紅茶と茶菓子/5LiFE などなど
【モノハウスレジデンス体験券】
綾川町エリア参加作家も滞在している、モノハウス(旧小学校)でレジデンス体験が出来ます。
元小学校という非日常的な空間に身を置く事で、アーティストと同じ様に、様々なインスピレーションが湧いてくるかもしれません。
開催期間中も参加作家が滞在しているので交流も出来ます。
芸術祭ならではの体験を是非お楽しみ下さい。
【参加アーティストによるギャラリーツアー券】
アーティストによるギャラリートークは、完成した作品からだけ、その制作プロセスの紆余曲折や地域の方々との交流に至るまで、様々な角度から作品を紹介して行きます。アーティストの生の声に触れて作品を観てみるとより深く作品を味わえるかもしれません。
開催期間中に滞在しているアーティストが約1時間ほど皆様と一緒に作品を鑑賞します。
【アーティストによる空港や駅からの送迎券】
メイン会場であるモノハウスまで高松空港や高松駅から送迎をいたします。
【SeeSew制作の時間のきもの】
SeeSewは、写真と衣裳の視点による新しいプロダクトやワークショップを提案・開催しています。今回、展示エリアのひとつ竜雲学園にある桜の満開の時間を写し取った「時間のきものー春ー」をつくります。
制作が4月に入ってからになるのでお届けは6月以降になります。
『時間のきもの』イメージ:埼玉県立近代美術館にて展示
このプロジェクトは非常に少ない予算で運営されています。そのため、多くの芸術祭同様作家たちは滞在費などを自腹でまかなっています。よりよいものを作るために、努力すれば努力するほど、持ち出しが多い状況をなんとか改善したいと考えています。そのための芸術祭通貨という仕組みをなんとか成功させたいのですが、現状ではかがわ・山なみ芸術祭2016の綾川町エリアには、作品制作のためのぎりぎりの制作費と、旅費しかないのが現状です。
そのため、今回は、芸術祭通貨という仕組みをより充実したものにするために、通貨と交換可能な作品や、作品を購入する人を集めるためのPRに使うための資金を調達したいと考えています。
参加するアーティストのほとんどは香川に住んでいません。
今回の芸術祭の為に訪問するいわば部外者です。 その部外者としての立場のアーティストが香川にむけるまなざしをまず共有したい。それは 見知らぬ土地でどうやって、環境に適応して行くか、人と関係を築くかといった人が生きて行く方法の出発点であると感じるからです。
そこからアーティストは何かと「対話」をはじめます。それは普段見慣れたそこに住む人には当たり前としてみることもしなかったものたちや、特別なものだと思ってもいないものであると思います。その「対話」の姿をみることで、新たな土地の発見を部外者から得たり、もっと土地の事を教えてほしいといったアプローチがあると思います。
そうしてだんだんと形づくられていくものが「作品」です。その「作品」を通して私たちは改めて様々なことを考える機会を得ます。そしてこの綾川でやりたいことはこの「作品」を通して、沢山の「対話」を生み出す事です。 それには様々な方法があると思います。
滞在制作中にアーティストのコラボで生まれた即興作品。アーティストどうしの対話の結晶の一つ。
その一つが芸術祭通貨であり、今回のクラウドファンディングを通して、インターネット上で多くの人に活動を知ってもらい、支援してもらうことだと考えています。ぜひ、ご支援をお願いいたします。
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