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「樹齢100歳トトロの木、相原高校のシンボルツリー・クスノキ」を守るをクラウドファンディングで実現!

リニアと再開発にゆれる橋本駅前
「樹齢100歳トトロの木、相原高校のシンボルツリー・クスノキ」を守る裁判応援プロジェクト

相原高校のシンボルツリー・クスノキは、リニア新幹線神奈川県駅工事と駅前再開発のために伐られようとしています。クスノキを守り、緑を活かした街の実現を目指す裁判に、ご支援どうぞよろしくお願いします。

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額100,000円を達成し、2021年10月28日23:59に終了しました。

コレクター
18
現在までに集まった金額
131,000
残り日数
0

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このプロジェクトは、目標金額100,000円を達成し、2021年10月28日23:59に終了しました。

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神奈川県相模原市にある県立相原高校のクスノキや樹木を守るため、署名や街頭活動、学習会などを行ってきました。同校の創立記念に植樹されたクスノキを橋本のシンボルツリーとして活かした街づくりを望み、活動しています。

第1回国家賠償請求訴訟と第3回住民訴訟(市が被告)の口頭弁論が行われました 

vol. 7 2021-10-28 0

「相原高校のシンボルツリー・クスノキを守ろう! クスノキ訴訟だよりNO.5 」2021年10月27日発行より裁判の報告です)

10 月 13 日(水)横浜地裁 傍聴者原告側:市民など 12 名 被告側:県・市関係者 3 名

意見陳述以外は、今回も県・市の準備書面(答弁書)等、書類上のやり取りと次回の日程調整でした。

(1) 第 1384 号「国家賠償請求事件」

〈原告の訴え〉 シンボルツリー・相原高校のクスノキ保全は景観法の景観利益に当たる。行政の緑関連条例に照らしても違法な行為が進行。今回は原告 3 人の熱い口頭意見陳述があった。

・津久井地域在住者の視点から、美しい自然と緑を守る大切さと、街づくりは市民参画で進めてほしいと訴えた。

・橋本に生まれ育った人は、地域に開かれていた相原高校の緑豊かな景観を継承すると謳いながら、クスノキ以外ほぼ更地にしてしまった県と市の欺瞞を指摘した。

・相原高校卒業生は、被告がクスノキ伐採の承諾を得たと主張する同窓会の議事録がない問題と、高校があった証として開校記念樹クスノキを中心とした緑ある駅前を望むと述べた。

〈被告の答弁〉 クスノキ周辺は工事中であり、1 本の木を以って景観利益を観念できない(裁判前の今年 2 月に慌てて周辺の樹木を自ら伐採した県土整備局都市部交通企画課の自作自演答弁)

(2) 第 8 号「橋本駅前クスノキ健康管理費返還 請求事件」(市が被告の住民訴訟)

〈原告の反論〉 樹木診断は保存樹木の保全管理 が目的。市は結果を受けて県を指導するべき。

〈被告の答弁〉 支出から 1 年以上経っており時 効。診断後「保全のために必要な助成」として指導・助言しており不正支出ではない。

■ 報告集会 (横浜地方裁判所前にて)■

★山下弁護士から裁判内容の解説があった。

★参加者からの意見

・3 人の意見陳述は具体的で分かりやすく、各人の立場の実感と訴える力がありよかった。

・景観利益を主張する中で、緑が二酸化炭素を抑える効果は人の生活に資すると数値で示したら。

・原告それぞれの言葉で行政に思いや意見を言っていく。市・県政への参画を叶えていこう。 

・自らの行動の壁を突破するには逡巡も多いが、何とかこの活動を広めていきたい。

【 令和3年(ワ)第1384号国家賠償請求事件 口頭意見陳述(抜粋)】

原告:長田 宏治

「市広域交流拠点整備計画、橋本駅周辺の概要について」この計画には、みどりはなく建物だけのビル群です。市議会議員も知らない所で、 企業と国の補助金目当ての開発計画、商工会や市民の助言や希望は無視。本来、公で働く人達は、人々に生活しやすい環境づくりをする事 が、役割だと思います。

計画のようなコンクリートとアスファルトジャングルのようになれば、地域は活性化されません。 温暖化対策・省エネと言われる中、声だけの SDGs!利益と効率化だけを追い求め、大切な人間の生命を考えず、行政のなす事ではないと思います。相模原市の玄関口となる橋本駅に、是非このみどり豊かなクスノキで、人々に潤いを与えて欲しいのです。百年もの間、学生達や 市民を見守ってきた御神木です。

千本以上の大木の伐採を行い、記念樹や 保存樹木まで解除し伐採する事は、世界遺産を破壊する行為と同じように感じています。

尚、クスノキと、わずかに残った木々達まで、 すべて伐採する行為は、行政の行うことではない!まちづくり会議の公募市民からも、当初から声が出ていて、クスノキは、保存の予定であったものが、まちづくり会議の四回目を最後に理由も示されないまま計画図面から消されてしまいました。

このような市民無視は許せません!

原告:Wさん

私は橋本で生まれ育ち、子供の頃は相原高校が遊び場でした。相原高校が地域の生活や産業に密着していたのは開校の歴史や地域文化に由来しています。

相模原市の広域交流拠点整備計画には相原高校の緑豊かな環境を未来へとつなぎ、丹沢のやまなみへの視線をつなぐ「緑と憩いの軸」の形成と書かれています。実態は真逆です。県の担当者が「ここは県の土地だ」と怒鳴ったことに象 徴されています。県の土地だから県の自由だ! の思考で県民、市民の意見には耳を傾けません。

今の橋本駅周辺地区のまちづくりはネクロポリス(死のまち)です。相原高校の緑豊かな環境の継承など夢の又夢です。 イチョウ並木やメタセコイアを伐ったことが証明しています。樹木を伐採しておいて守るべき景観がないとは何たる 言い草。人としても、相模原市環境条例や景観法に照らしても、あるべき姿ではありません。

嘘をつかなければ、本当のことを言わなくても 許されるまちづくりは破壊と創造ではなく、破壊と破滅への道です。

百年先の橋本のまちづくりに求められているのは緑豊かで景観を重視した環境とテクノ(最先 端技術)の最適ミックスなのです。環境省の巨樹 巨木林データベースに登録されている貴重なク スノキを守り、イチョウ並木、メタセコイアなど市民の大切な緑と景観を復活させたまちづくりこそ必要なのです。

原告:川添 務

この裁判で陳述したいのは、私は相原高校同窓会の一員ですから、「同窓会」が判断したと思 われる「クスノキ伐採」の「事実経過に『疑義』を 感じた」からです。

馬場会長からは、「土地は、県の所有だが、植 樹されているクスノキは、同窓会が所有しているのだから、『同窓会からは、過去、伐採していいとは言っていない。神奈川県にも伝えてある。』 本来なら、総会を開催すべきだが、コロナ禍で開催できない。」とも話しました。

「クスノキ伐採の真実」を知りたいです。私は 事前に総会参加資格のある代議員へも「総会に おいて、母校移転の審議決定は、行っていない」 ことや、『クスノキ伐採が裁判に提訴されている』ことも初めて知ったと、説明してくれました。 同窓会の仲間にも私と同様に、「クスノキに、母校が存在した生きた証をのちの世代へと継承を求める」のです。 最後に、同窓会の一人として「新しいまちづくり構想・設計」には、開校記念樹・樹齢100年のクスノキさえ残そうとしていません。

設計思想の根幹が、工事が始まった当初から 母校敷地に残されていた環境の破壊から始まっていることに象徴されます。まだ遅くはありませ ん。人が関わることですから変更は、可能です。

直ちに変更を求めます。人間が創るまちづくり ですから、クスノキの伐採は、止めてください。

次回口頭弁論のお知らせ

第 3 回住民訴訟(県が被告)と、クスノキ伐採差止め訴訟の口頭弁論

11 月 10 日(水)14:00〜 (15 分前集合)

横浜地方裁判所 502 号法廷

※終了後に報告集会を予定。

第 2 回国家賠償請求訴訟と、第 4 回住民訴訟(市が被告)の口頭弁論

12月8日(水)13:30〜 (15分前集合) 横浜地方裁判所

※終了後に報告集会を予定。

みなさん傍聴よろしくお願いします。コロナ感染症予防をしてお出かけください。

■裁判傍聴記■

冒頭、裁判長と被告・原告側代理人との打ち合わせがあり、続いて原告側 3 名 の意見陳述があった。ふるさとと津久井・母校相原高校への思いがあふれた陳述に、傍聴席の方も時折うなづかれていた。

若い男女の姿もあったのだが、それは被告側・或いは役人関係らしいと気付く。 公判後の山下弁護士の解説では“景観”“時効”というキーワードが印象に残った。

皆さんからはもっと一般に広く伝えること、一人ひとりの思いや意見を聞き出していくことの重要性を確認した。そして若い方の参加を促すには、どうしたら良いのかなど、課題は山積みですが、諦めないことが大切ですね。 (流山市:ヤマさん)

「100年クスノキを残そう! 裁判を傍聴して」

10 月 13 日、横浜地方裁判所で第 1 回国家賠償請求訴訟と第 3 回住民訴訟 (市が被告)が行われた。国賠訴訟は原告 3 人の意見陳述がありました。

長田さんは、100 年クスノキへの並々ならぬ愛情と残された樹木をどう活かすかが行政の役割だと訴えられた。

Wさんは、子どもの頃から旧相原高校を遊び場として育ち、地域の生活や産業に密着していた高校を偲ばれ、どうかクスノキを伐らないで欲しいと訴えられた。

川添さんは、旧相原高校の卒業生で、同窓会が所有管理するクスノキを何として も守りたいとの訴えであった。

3 人の方の気迫に満ちた陳述を裁判官はじっと見つめ聞いておられた。私は木にも心が宿っていると聞いたことがある。100 年クスノキ残したい。

関内駅から横浜地裁への歩いての行き帰りに目にする横浜公園は、さながら都会のオアシスの様だった。一度、寄り道したのだが、たくさんの高い木に囲まれ、池には亀の親子がたくさん、泳いだり岩の上で甲羅干しをしていた。

クスノキもあの様に、橋本駅前のまちづくりシンボルツリーとして、活かして欲しいと強く願う。 (緑区:Sさん)

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