スタッフからのメッセージです!
vol. 1 2019-09-15 0
クラウドファンディングの記事では、柴田からの目線でしか、この取り組みを語れませんでしたので、いま一緒に働いてもらっている職員からもコメントをもらいました。
利用者さんだけでなく、スタッフも多様なバックグラウンドを持っている方ばかりで、本当にたのもしい存在です。
まずは、副理事長の佐藤さんから。
- はじめまして。ぷろぼのくまの副理事長の佐藤誠志です。今から1年前僕と柴田とは、ふとした縁で知り合いました。
僕の次男に発達障がいがあるとわかって4年、この地域での生活をどうするのか考えていた頃でした。暑い時期に初めて会って 二人でこの地域の福祉の貧困さを嘆き、こんな場所が欲しいと熱く語り合いました。
その時、今のぷろぼのくまのを作る基礎となりました。それまでの僕はこの地域を離れ、先進的な取り組みをしている地域で次男との生活を考えていました。しかし、柴田と、この新宮の地域に生きずらさをもっている人を受け入れる場所をつくるという僕たち親子にとってはこのうえない話でした。
そこから二人でいろいろなことを相談しました。10年後には我が子も含めてこの街で暮らしていて良かったと思える人を増やそう。また僕たちを頼ってきてくれる人には、何があっても、僕たちからは手を離さないでおこうとそんな思いを持ちながら、ぷろぼのくまの設立に向けて何度も話し合いを重ねました。
そして放課後等ディくまのチャレンジスクールの開所準備を迎えることができました。寒い時期でしたが、手伝いに来てくださった方々と一緒に床のカーペットを引いたり、みんなが使うテーブルを作ったり、放課後等ディなのか内装工事をするのかよくわからないままみんなと必死に動いたのを思い出します。
今、毎日中高生の元気な姿、社会人の方の必死に何かをつかもうと努力している姿勢、それを見ながら 援者であり親でもある自分の立場をとても誇らしく、この地に初めて生きづらさを持つ人にとっての居場所ができたことが うれしく思っています。
その中で利用者さんと保護者の方、スタッフのみんな関係者、そして仲ノ町商店街の方々と一緒に成長できるようになっていきたいと思います
次は、メインスタッフとして3月から関わってくれている桐本空くん。
- 初めまして、ぷろぼのくまのスタッフ桐本です。3月よりスタッフとして働かせてもらい、子どもたちと関わらせてもらっています。
私は小学校教諭を目指し勉強していたところ理事である柴田さんに出会いました。初めは、教員試験に受かるまでの間のバイトのような形で働かせてもらおうと考えてました。チャレンジスクールに通う中高生の皆さんと日々関わらせて頂くことはとても楽しく、また子どもたちの日々の成長や変化には毎日のように驚かされました。その力に少しでもなれることが嬉しく、とてもやりがいのある仕事で、バイトではなく正職員として、もっと子どもたちと関わり子どもたちの可能性を引き出す手助けをしたいと思い、いま働かせてもらっています。
チャレンジスクールでは子どもたちに毎日色々なプログラムに取り組んでもらい、その中で子どもたち個々の特性を観察し、その特性をどのようにすれば伸ばすことができるかを考え色々なプログラムを作ります。子どもたちの特性を伸ばすと同時に子どもたちが日々を楽しく過ごすことができるよう努めさせてもらっています。
また、6月より始まった「くまのジョブトレスクール」では社会人の方とも関わらせてもらっていますが、利用者さんからたくさん刺激をうけなばら、共に成長していきたいです。まだまだ若輩者ですが、今後とも一生懸命がんばります。
どうか私たちのプロジェクトの応援よろしくお願いします。
最後は、ベテランソーシャルワーカー、西尾さんです。
- 西尾です。毎日若いスタッフの活動やひらめきをまぶしく感じながら働いています。チャレンジスクールに来ていただいている中高生のみなさん、ひとりひとりの特性を認め、困っていることが解決できるように支援していくことを大切と思っています。
ジョブトレスクールに来られている社会人のみなさんは、心や体の不調と向き合いながら、仕事をすることへの意欲を持っておられます。すぐれたパソコン技術を持ち、働く場所を求めている方や、働く力をつけていこうと支援プログラムに取り組んでいる方がおられます。そして、みなでお手伝いさせていただく、商店街の一員としての活動も、利用者さんとともに参加し、なかなか面白いです。
医療・福祉・家庭とのつながらをもちながら、社会生活へ踏み出すための支援の場は、この地域に少ない分野となっています。
ぷろぼのくまのでは、この2つの支援の場が、1つの場所と時間を共有しています。中学生のみなさんが賑やかに活動しているとき、社会人のみなさんは支援プログラムに集中されていたりします。また、中高生のみなさんの作業や学習をスタッフと同じように手伝ってくださったりもしています。和やかで楽しい時間です。
しかし、じっくり集中できる環境、気をつかわず活動できる環境も大切です。それぞれが独立できる場所があり、交わる場所があることを目指して、新しい場を借り、よりよい環境が作れるためのご支援をお願いします。
というわけで、引き続き応援よろしくお願いします!
- 前の記事へ
- 次の記事へ