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豆本作家・赤井都が書いた物語「航海記」の書店版制作をクラウドファンディングで実現!

人生という航海の灯台となる一冊、豆本作家・赤井都が書いた物語『航海記』を全国の書店に届けたい!

わずか30部の限定版として作られた豆本『航海記』(赤井都作)と出会ってから、人生で初めて全国の書店に並ぶ本を作りたいと思い立ちました。この物語をたくさんの人に届けるため、本を作り出版します。ご支援よろしくお願いします!

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額1,800,000円を達成し、2024年12月20日23:59に終了しました。

コレクター
149
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0

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このプロジェクトは、目標金額1,800,000円を達成し、2024年12月20日23:59に終了しました。

Presenter
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PRESENTER
新谷 佐知子

東京・恵比寿にあるgallery and shop山小屋を運営し、絵や写真、器などの展示を企画しています。 「作品との出会いをつくる」会社、MOVE Art Management代表。 忘れられないアートとの出会い、人生に寄り添ってくれる作品との出会いを作りたい。出版レーベル山小屋ブックスから赤井都『航海記』を出版すべく、クラウドファンディングに挑戦する。全国津々浦々の書店に物語を届けたい。

『航海記』ができるまで:訳者スワスティカさんとの出会い

vol. 35 2025-09-08 0

一冊の本が完成するまでには、多くの人との出会いと物語があります。

今日は、『航海記 Notes from a Voyage』の英訳を担当してくださった、スワスティカ・ハルシュ・ジャジュさんとのご縁についてご紹介させてください。

スワスティカさんとの出会いは、翻訳者が決まらず悩んでいた時、姉でありノンフィクション作家の川内有緒が「スワスティカさんはどう?」と提案してくれたことがきっかけでした。

スワスティカさんは、インド出身の詩人で、言語学を学ばれた方です。決め手となったのは、「スワさんの詩への情熱は本物だと思う。何より人柄が素晴らしいんだ」という言葉でした。

現在は福島県の浪江町に暮らし、双葉町に拠点を置く観光会社で、地域の文化や営み、経験を物語として体験し、考えるためのツーリズムを企画しています。そんな彼女の福島での活動がNHKワールドで取り上げられ、本日から放送が始まっています。ぜひ以下のリンクからご視聴ください。

番組名: Where We Call Home 故郷と決めたニッポンで
番組URL: https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/shows/2087155/

実際に翻訳をお願いして、本当に良かったと思っています。スワスティカさんは、言葉ひとつずつと丁寧に向き合い、赤井都さんの原文のニュアンスをどう英語として伝えるのかを考え抜いてくださいました。

翻訳をスタートすると思いがけないところで考えることが出てきます。言語が違うと、何気なく使っている日本語とは全く勝手が違う。(当たり前のことですが)
原稿が何往復もして、たくさん話し合いながら、私たちと最後まで同じ温度感で伴走してくださったことに感謝しかありません。音楽のように美しいリズムを持つ英訳は、まさにスワさんの情熱によるものです。


浪江町で開かれた『航海記』トークイベント
「ポエトリーを翻訳するあいだのこと」

さて、そんなスワスティカさんが、今回の『航海記』の英訳にあたり、どのような思いで取り組まれたのでしょうか。その思いを皆さんとシェアする機会として、7月21日の海の日に、福島県浪江町にあるStudio B-6にて、『航海記 Notes from a Voyage』(赤井都 著/スワスティカ・ハルシュ・ジャジュ 訳)の出版を記念したトークイベントが開催されました。

本が運んだ、まさかのご縁

このイベントは、浪江町の書店「コウド舎」店主、佐藤成美さんがこの本を仕入れたことがきっかけで実現しました。「海をテーマにした本が読みたい」と偶然『航海記』を見つけて仕入れた成美さん。実際に本を手にして驚きました。なんと訳者が、同じ浪江町で活動するスワスティカさんだったのです。この驚くべきご縁が、今回のトークイベントへとつながりました。私もそのお話を聞いてびっくりしました…!

浪江町にある「Studio B-6」は、東日本大震災の木造仮設住宅を移築・再利用し、恒久的に残そうとする試みから生まれたスペースです。その中に、書店「コウド舎」が入居しています。


このコウド舎さんで、『航海記 Notes from a Voyage』がたくさんの方々に手に取られています。


スワスティカさんとコウド舎の成美さんとパシャリ。始終和やかな雰囲気でトークは進みました。

トーク参加者のおひとり。製本を学んでいるらしく、『航海記』未綴じもすでに購入して持っているそう!

トークイベントの見どころ「言葉の奥深さを語り合う」

トークイベントでは、翻訳者のスワスティカさんと聞き手の佐藤さんが、日本語と英語が持つ文化的な背景や、言葉のニュアンスの違いについて深く語り合いました。

飾らない言葉で語られるエピソードからは、日本語特有のオノマトペや主語の扱い方、時制についてなど、言語の持つ難しさと豊かな世界がひも解かれ、英語のタイトル『Notes from a Voyage』が決まるまでの裏話も披露されました。トーク参加者からもさまざまなコメントが寄せられました。

トークの音源(約30分)をYouTubeで公開しています。私も飛び入りで参加しております。
このトークを聞いてから英訳を読むと、またちょっと違った味わいがあるかもしれません。

ぜひご視聴ください!

『航海記 Notes from a Voyage』販売記念トークイベント
「ポエトリーを翻訳するあいだのこと」記録音源

訳者●スワスティカ・ハルシュ・ジャジュさん
聞き手●コウド舎 佐藤成美さん
開催日:2025年7月21日 海の日
会場:福島県浪江町 StudioB-6

〈プロフィール〉
Swastika Harsh Jajoo (スワスティカ ハルシュ ジャジュ) (訳)

詩人。インド出身で福島県浪江町在住。東北大学大学院国際文化研究科で言語学の修士号を取得。現在はF-ATRAs (一般社団法人双葉郡地域観光研究協会)のマネージャーとして勤務しつつ、英語、日本語、ヒンディー語、ウルドゥー語の翻訳と通訳を行う。オンラインで詩の作品を発表。  https://www.sjajoo.com

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    完成おめでとう!『航海記』書店版サイン本で応援!

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    完成おめでとう!『航海記』書店版サイン本&トークイベント&山小屋アートグッズ

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    • 『航海記』書店版 サイン本 1冊
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    完成おめでとう!『航海記』書店版サイン本&線画凸版カード3枚セット

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    • 小冊子『航海記日記』(zine) 1冊
    • 『航海記』書店版 サイン本 1冊
    • 「先へ先へ漕いでいけばいいのです」活版栞1枚
    • 線画凸版カード3枚セット
    • 2025年05月 にお届け予定です。
    • 2人が応援しています。
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    • 『航海記』書店版 サイン本2冊
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    • 『航海記』完成記念オンライントークイベント 2名
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    山小屋でのちいさな朗読会(昼の部)

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    • 『航海記』書店版 サイン本 1冊
    • 「先へ先へ漕いでいけばいいのです」活版栞1枚
    • 山小屋での『航海記』朗読会 昼の部(2025/4/19開催・東京恵比寿)1名
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    • 『航海記』書店版 サイン本 1冊
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    赤井都さんのアトリエグループツアー&豆本『航海記』(限定版)

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    『航海記』線画凸版カード額装&オンライントーク

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    • 『航海記』線画凸版カード(額装)1名
    • 2025年05月 にお届け予定です。
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    【限定5】「先へ先へ漕いで行けばいいのです」特製活版手帳で応援!

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    • 小冊子『航海記日記』(zine) 1冊
    • 『航海記』書店版 サイン本 1冊
    • 「先へ先へ漕いでいけばいいのです」活版栞1枚
    • 赤井都さんによる手製本「先へ先へ漕いで行けばいいのです」特製活版手帳(名入れなし・限定5部)1冊
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    【限定5】「先へ先へ漕いで行けばいいのです」名入れあり特製活版手帳で応援!

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    • 小冊子『航海記日記』(zine) 1冊
    • 『航海記』書店版 サイン本 1冊
    • 「先へ先へ漕いでいけばいいのです」活版栞1枚
    • 赤井都さんによる手製本「先へ先へ漕いで行けばいいのです」特製活版手帳(名入れあり・限定1部)1冊
    • 2025年05月 にお届け予定です。
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    豆本『航海記』(限定版・活版印刷・挿画入り)

    • 感謝のメッセージ(メール)
    • 小冊子『航海記日記』(zine) 1冊
    • 『航海記』書店版 サイン本 1冊
    • 「先へ先へ漕いでいけばいいのです」活版栞1枚
    • 豆本『航海記』海の窓装1冊(限定50部・活版印刷・挿画入り)
    • 2025年05月 にお届け予定です。
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    150000

    海外からの支援専用【for overseas】 (about 1,100 US dollars)

    • Thank you message(e-mail)
    • One copy of zine of book making (in Japanese)
    • One copy of bookstore edition with autograph
    • One copy of letterpress bookmark
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    • One copy of 50 limited edition of miniature book
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    【限定2】山小屋1日貸切であなたのための読書席を開催!

    • 感謝のメッセージ(メール)
    • 小冊子『航海記日記』(zine) 1冊
    • 『航海記』書店版 サイン本 1冊
    • 「先へ先へ漕いでいけばいいのです」活版栞1枚
    • 山小屋1日貸切であなたのための読書席を開催!
    • 2025年09月 にお届け予定です。
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    300000

    【限定1】赤井都さんによる出張プライベート読書席

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    • 小冊子『航海記日記』(zine) 1冊
    • 『航海記』書店版 サイン本 1冊
    • 「先へ先へ漕いでいけばいいのです」活版栞1枚
    • 赤井都さんによる出張プライベート読書席 1名
    • 2025年09月 にお届け予定です。
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