世界とつながるアートスペースへの第1歩、海外アーティストの受け入れ!
vol. 9 2026-06-16 0
いつもご覧いただきありがとうございます。主催の石田です。
さて、本プロジェクトでは「世界とつながるアートスペース」をめざすと表明していますが、このような新潟市の片隅の田舎町での小さな活動が、本当に世界とつながるの?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、実は先週、海外のアーティストが1週間ほど町屋ラボに滞在していったのです。
海外アーティストの受け入れ
昨年度、日本国内のアーティスト・イン・レジデンスの総合情報サイト「AIR_J」に、プロジェクトの情報を掲載してもらいました。もちろん、掲載には基準がありますが、プロジェクトとしては、これまで13年間、30を超えるグループのアーティストたちを迎え入れてきた実績があり、スムーズに掲載いただくことができました。
その結果、プロジェクトへの海外アーティストの注目も高まり、具体的な滞在希望の問い合わせも届き始めています。
そしてその内の1件が、先日受け入れたスイス人アーティスト2名からのものでした。
テキスタイルとセラミックを専門とした2人は、日本の伝統工芸や地場産業に興味を持ち、2か月近くの日本リサーチ旅行のうち1週間を、町屋ラボを拠点として、新潟のリサーチに充てたいという希望でした。
秋葉硝子・YOSHIHIDEさんへのアテンド
2人を受け入れるにあたって、リサーチに関する希望を聞いて、候補になりうる場所の情報を伝えました。
その中で、2人が興味を持ったのが、同じ秋葉区内のガラス工房・秋葉硝子さんと、小須戸地区のニットメーカー「YOSHIHIDE」さんでした。
2人から直接連絡するのではなく、つながりのあるこちらが仲介し調整することで、制作体験や工場見学といった、2人のリサーチの希望を実現することができました。要は「コーディネート」したわけですね。
テキスタイルが専門のアーティストは、スイスで地場の繊維産業に関するプロジェクトを進めており、ニット工場の見学やヒアリングを、とても興味深かったと語っていました。
私がアテンドしたこの2か所の他にも、2人はアクティブに新潟県内を移動し、塩沢紬、白根の大凧、日本海など、様々な場所を訪れ、リサーチを行っていきました。
世界とのつながりを広げていくために
今回の2名だけでなく、実は昨年11月にも、トルコ人アーティストが町屋ラボに滞在していきました。
こうした実績ができつつあるので、「世界とつながる」ことは難しいことではないな、と感じています。
小さな町の小さな動きが、世界とのつながりを生み出し、そのつながりからいろいろな可能性が生まれていく。
そこから何が生まれるのか…、考えるだけでワクワクしませんか?
行政の補助金や前例踏襲の枠組みに過度に依存せず、私たちがアーティストにとっての「最高の実験場」であり続けるためには、こうした民間のフットワークによる質の高いコーディネートと、それを支える強固な運営基盤が不可欠です。
そうした活動を支え、地域の可能性を広げていく拠点として「町屋ラボ」を機能させていくために、ぜひ皆様のお力をお貸しいただければと思います。
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