「なぜ藍染をはじめたの?」へのアンサー
vol. 7 2020-05-17 0
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ストレッチゴール(第2目標達成)まで後20%となりました!
日々来る、支援の通知メールに1件1件嬉しくなり、日々の仕事の糧となっています。
本日はよく聞かれる【「なぜ藍染をはじめたの?」へのアンサー】です。
ちょっと長いですが、最後まで見て頂けると嬉しいです。
アパレル会社で働いていた時代からデニムは本当に好きで、他の服とはかなり特別視していました。
なんだかとても引き込まれる色と合わせやすさ。
「青」ってなんか合わせにくいけどデニムの藍色ってなると不思議なくらいに合わせやすい。
将来職人になる事は前々から決めていましたが、なんの職人になるか決めていなかったころ。
わたしの悪い癖ですが、誕生日に島へ逃亡しました。わたしの誕生日は3月。1番最後。
その1年、地元の友達の誕生日を散々お祝いしましたが、いざ自分の誕生日になると、その友達たちにお祝いしてもらえるか不安になり、私が誕生日だなんて誰も知らない土地に逃げよう。と考え、不安から逃れました。
行った先は直島。船乗り場の一歩手前に岡山のジーンズストリートがあります。
ジーンズ好きが行かないわけがなく、そこでデニムに囲まれた世界に入り込み、将来はデニム屋さんになろう。と決めました。
染色から縫製まで全てイチから。と思ってた一歩目で引っかかりました。
「徳島で藍染のデニムを作る人(団体)がいる。」
あれ?デニムって藍染?藍染ってインディゴ?デニムはインディゴ?
無知なわたしはそのあたりがゴチャゴチャになってました。
そこで、インディゴは化学染料。藍は天然染料(天然じゃないものもあります)という事を知りました。
とにかく天然藍とインディゴの違いを調べまくって、辿り着き、初めて目にした天然藍は本当に美しくて、神秘的で自然からこんなくっきり冴えた色がどうしたらでるのか不思議で堪らなくなりました。
その藍のデニムを作っていた方に、その後なんと徳島で藍染を教えて貰える事となるのですが、
その方の記事にも、藍に出会った日は寝れなかったと書いていた様に、わたしもその晩は興奮して朝まで藍の事を考え続け、寝れませんでした。
そんな藍との出会いのあと、名古屋の有松絞りに興味を持ち、日本人がそんなに前から藍と親しんでいたと言うこと、有松絞りの藍染が少なくなっていること。知多半島も昔は藍染をしていたと言うこと、色々と条件が重なり気づいた時には、どうしたらこれを生業にできるかを、毎日毎日考えていました。
直島に行った1ヶ月後には藍を教えてくれるお師匠さん探しの旅に出て、岐阜県郡上市の石徹白洋品店へと辿り着きました。
長くなりましたが、これがよく聞かれる「なぜ藍染をはじめたの?」のアンサーです。
明日はどんな事を書こうかな。
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