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コムアイと胎児の旅を通して、この世界の希望と問いに向き合うアートドキュメンタリーをクラウドファンディングで実現!

コムアイと胎児の旅を通して、この世界の希望と問いに向き合うアートドキュメンタリー
太田光海監督最新作

越境する表現者、コムアイが妊娠。「水曜日のカンパネラ」脱退後、多彩化した彼女の好奇心は、この世界に息づくかけがえのない営みの現場に彼女を連れて行く。胎児の父である太田光海監督が、最も近い距離から表現するドキュメンタリー。

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額6,000,000円を達成し、2023年5月9日23:59に終了しました。

コレクター
551
現在までに集まった金額
8,521,439
残り日数
0

FUNDED

このプロジェクトは、目標金額6,000,000円を達成し、2023年5月9日23:59に終了しました。

Presenter
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PRESENTER
太田光海

映像作家・文化人類学者。神戸大学国際文化学部、パリ社会科学高等研究院(EHESS)人類学修士課程を経て、マンチェスター大学グラナダ映像人類学センターにて博士号を取得した。パリ時代はモロッコやパリ郊外で人類学的調査を行いながら、共同通信パリ支局でカメラマン兼記者として活動した。この時期、映画の聖地シネマテーク・フランセーズに通いつめ、シャワーのように映像を浴びる。マンチェスター大学では文化人類学とドキュメンタリー映画を掛け合わせた先端手法を学び、アマゾン熱帯雨林での1年間の調査と滞在撮影を経て、初監督作品となる『カナルタ 螺旋状の夢』を発表。

このプロジェクトについて

越境する表現者、コムアイが妊娠。「水曜日のカンパネラ」脱退後、多彩化した彼女の好奇心は、この世界に息づくかけがえのない営みの現場に彼女を連れて行く。胎児の父である太田光海監督が、最も近い距離から表現するドキュメンタリー。

ストレッチゴール(800万円)に挑戦中!

本クラウドファンディングは、5月5日に無事目標金額の600万円を達成しました!5月9日23時59分の終了に向けて、800万円にストレッチゴールを設定します。資金の使い道は「特殊撮影費」と「配給費用」です。

「特殊撮影費」とは、例えばドローンを使った撮影や水中での撮影を行う際に、必要な専門的技術者の方とコラボレーションをするための費用です。本作を「ドキュメンタリーの枠を超えたアート」に昇華させるために必要な映像で、ストレッチゴール達成か否かに関わらず計画中です。しかし、ストレッチゴールを達成できれば、より確実に撮影を遂行することができます。

「配給費用」とは、本作が完成した暁に、皆さまに上映を通して届ける作業を行う際にかかる諸経費です。劇場上映用にデータを作り直す費用、ポスターやパンフレットなど、宣伝素材を製作するためのデザイン費、印刷費、発送費、またそれらに付随する移動費など、映画興行に関わる全ての費用となります。ストレッチゴールに到達できれば、本作の完成だけでなく、劇場公開までの資金を補填することができます。

5月9日23時59分の終了まで残り数日となりましたが、最後までどうぞよろしくお願いいたします!

コムアイの胎児の視点から、この世界はどう映るのだろうか?

このプロジェクトでは、コムアイさんを主題におく映画『La Vie Cinématique 映画的人生』の製作費および配給費一部へのご支援を集めます。

太田光海監督(『カナルタ 螺旋状の夢』)最新作となる本作では、コムアイさんが第一子を出産するまでの彼女のダイナミックな旅に間近で並走しながら、この世界の希望と課題、そしてかけがえのない国内外の人間の営みを映し出します。ドキュメンタリーをベースにしながらも創作的要素を掛け合わせることで、高いアート性とオリジナリティを持つ映像表現に仕上げ、2024年の完成後には海外の映画祭での上映と国内外での劇場公開を目指していきます。

この映画は、「一つの命が誕生する」という人間の営みの本質に立ち返りつつ、2022年〜2023年というコムアイさんの妊娠期間中に世の中で起きている出来事を彼女とともに旅しながらカメラに収めることで、胎児が曖昧な状態で存在する「こちら側」と「あちら側」の世界を表現します。「コムアイの胎児の視点から、この世界はどう映るのだろうか?」、これがこの映画を一言で言い表すキーコンセプトです。

まだ外の世界がどうなっているのか理解していない、つまりこの世界が旧石器時代のジャングルだろうと、氷河期だろうと、熱帯の海辺だろうと、東京のど真ん中だろうと、生まれたらたくましく適応していくだろうお腹の中の胎児。太古から連綿と続くホモサピエンスの原型としての胎児が、まっさらな視点で今の世界を眺め、うっすらとした意識の中で見ているかもしれない夢や情景があるとしたら、それは何か?このような視点に立つことで、自分たちの世界を、はるか遠くからの目線で見つめ直すことができるのではないでしょうか?

コムアイさんは、このような映画のコンセプトをまさに体現し、生き方そのものに反映させている存在であると言えます。高校時代にピースボートに乗り、キューバで街頭インタビューをした経験から社会に対する広い視野を養ったコムアイさんは、「水曜日のカンパネラ」での活躍によってポップシーンや芸能界で強い存在感を放ちつつも、同時に脱原発や選択的夫婦別姓などについて積極的にメッセージを発信するなど、型にはまらない独自の立ち位置を作り上げました。また、エレクトロやラップといった現代的音楽スタイルから出発しつつ、民俗学と芸能への興味から、能楽やアイヌの座り唄ウポポ、インド古典音楽やバリ島の民俗音楽に対する見識を深め、現地を訪れながら異なる文化的要素を吸収し、表現を続けています。

つまり、コムアイさんは、現代的流行の最先端から太古より続く儀礼の現場まで、どこにいても違和感がない稀有な存在だと言えます。コムアイさんの好奇心と活動の幅の広さは、分断されがちな複数の世界を今までにない形で繋ぎ合わせる、歴史的にも重要な価値を持ち、境界を取り払った目線でこの世界に向き合うというこの映画のコンセプトにピタリと一致します。そんなコムアイさんの初めての出産という物語を、彼女と同様に独自性を追究した映像作品として表現し、世界に届けます

監督より:コムアイさんとの出会いと、この作品を撮り始めた経緯

皆さま、こんにちは。映画監督・文化人類学者で、このプロジェクトの企画者の太田光海です。この度は本プロジェクトページを訪れてくださり、ありがとうございます。

すでにメディアが報じている通り、僕はアーティストのコムアイさんがお腹に抱えている赤ちゃんの父で、彼女の恋人でもあります。始めはなんとか第三者目線でこのページを書けないかと考えましたが、この作品の出発点があまりにも個人的なものだったので、思い切って裸の僕の言葉を届けたいと思います。

僕とコムアイさんは、2021年10月2日に、渋谷のシアター・イメージフォーラムという映画館で出会いました。この日は、僕の自身初の監督作『カナルタ 螺旋状の夢』の公開日で、コムアイさんは共通の友人から誘われ、映画を観に来てくれたのです。

『カナルタ 螺旋状の夢』は、僕が単独で1年間アマゾン熱帯雨林の森で生活し、現地に住むシュアール族と呼ばれる人々との深い交流を通して制作したドキュメンタリー映画です。2021年から2022年にかけて、全国約30ヶ所のミニシアターで公開され、令和4年度の文化庁映画賞で優秀賞をいただきました。当時僕が在籍していた、イギリスのマンチェスター大学で映像人類学の博士号を取得するための研究の一環として、約7年間をかけて制作した作品が基になっています。

その日の上映終了後、ありがたくも満席となった会場で舞台挨拶を終えた僕は、外で鑑賞者の皆さまにお声をかけられて話したりしていて、コムアイさんとは一言挨拶を交わすくらいしかできませんでした。当時彼女についてほとんど何も知らなかった僕は、正直なぜ彼女が僕の映画に興味を持ったのかもわかりませんでした。

しかし、芸能関係の人らしいということは理解していて、当時著名人の方々に映画についてのコメントをお願いしていた僕は、コムアイさんからもいただきたいと考え、さすがに頼む前に少しは相手のことを知らないといけないなと、グーグルで検索してみました。

すると、「水曜日のカンパネラ」在籍時の高いクオリティのミュージック・ビデオや様々なテレビ番組、メディアなどへの出演時の画像や動画がたくさん出てきました。実は出会う前に一度、カラオケで友人がヒット曲の「桃太郎」を歌っていたのを聴き、その奇抜さに衝撃を受けたことがありました。「え!?あれを歌ってた人!?」と驚くと同時に、「コムアイ」と「水曜日のカンパネラ」がそのとき初めて繋がったのです。

僕は確かに、J-POPに詳しくありません。しかし、コムアイさんについて2021年まで全く知らなかったのは、2020年にコロナ禍で帰国するまで約9年間海外に拠点を置いていたこと、特に「水曜日のカンパネラ」が一気にスターダムを駆け上がった2016年から2017年の間、ほとんどネットのつながらないアマゾン熱帯雨林にいたことが大きな理由かもしれません。

コムアイさんとは、その後映画へのコメントをもらったり、一緒にトークをしてもらうなど、何度か仕事での関わりがありました。そして、会話をするにつれて、少しずつ彼女がポップスターの枠を越えた、突然変異と言っても過言ではない、特別なパーソナリティと活動範囲を持っていることに気づき始めました。それは、海外5カ国に住んだ経験があり、人類学という学問や旅を通して幅広いタイプの人間と出会ってきた僕にとっても、驚きの連続でした。

友人としてコムアイさんとの仲を深めていった僕は、2022年7月に、当時彼女が唄の修行のために滞在していたインドに誘われ、他の友人たちも含めコムアイさんと旅をしたことでさらに接近し、恋人関係になりました。そして、交際を始めた初月、彼女の生理が遅れていると話していたときのこと。彼女から、次の一言が出たのです。「もし妊娠してたら、産むかも」。

実は、そのとき僕も同じことを考えていました。もちろん、女性と男性で妊娠から受ける影響は異なり、立場も同じではないかもしれません。しかし、一緒に子供を育てる相手として、コムアイさんほどすぐにイメージができた人は僕のこれまでの人生でいませんでした。それまで、40代でようやく一人目、あるいは一生子供を持たないこともありえると、考えていました。

結局その月は遅れて生理が来たものの、3ヶ月後の11月にコムアイさんは妊娠。僕ら二人にとって、この上なく喜ばしい出来事でした。しかし、コムアイさんも僕も、表現者として生きています。この時代にこの世界で子供が生まれるということの意味について、深く反芻する時間を妊娠発覚後から過ごしてきました。そして僕が辿り着いた答えが、コムアイさんの出産までの軌跡を、彼女の宇宙をともに旅しながらカメラに収め、最終的には様々な編集技術や創作を掛け合わせ、アートドキュメンタリーとして表現するということです。

目的:「複数の世界」をつなぎあわせ、「人間の営み」をもう一度想像する

日本を含め、現代の世界は混沌に満ちています。すぐに思い出せるのは、新型コロナウイルスによる人類史上稀に見るパンデミックの長引く余波や、ロシアのウクライナ侵攻による凄惨な被害、そしてこの戦争に伴う国際秩序の変化や物価上昇、エネルギー危機などでしょう。しかし、それ以前から存在している日本における少子化の問題や世界的な環境破壊などは、新たな問題が発生したからといって進行を止めてくれるようなことはありません。あまりに複雑化した出来事や問題が同時に押し寄せていることで、日本も世界全体も、混乱に陥っています。

このような状況で、僕は正直、自分の視界がボヤかされ、「本当に大事なことは何か」が見えなくなっていくように感じています。毎日のようにSNSやニュースサイトで炎上が起こり、大事なように思える事柄が放置されたまま次々と目まぐるしくシーンが変わっていくことで、僕も含め多くの人たちにとって理解が追いつかない状況が長く続いているのではないでしょうか。

「本当に大事なこと」を見ようとするためには、この世界を「一つの繋がり」として捉え直すことが必要です。なぜなら、分断されたグループがそれぞれの内部でだけ通用する「大事なこと」を守っているだけでは、それは他の誰かにとって大事なことではないからです。戦争が起きるのは、まさに「命の大切さ」という「本当に大事なこと」が、狭い視野によって例えば「石油を確保する」ことに取って代わられ、「大事でなくなる」からではないでしょうか?戦争という極端な例でなくとも、小さなレベルではこの現象があらゆる場で起きています。

僕は決して、「本当に大事なこと」の答えを持っているわけでも、皆さまに対し頭ごなしに教えられる立場でもありません。ただ、一つだけ確実に言えるのは、現代では分断され、普段は繋がりが見えにくい複数の世界同士を繋ぎ合わせる力と、その隙間を見つける目を僕は今まで磨いてきたということです。

先にお伝えした通り、僕は文化人類学の研究者として海外の大学院で長くトレーニングを積んできました。その過程で英語、フランス語、スペイン語といった言語を習得し、アマゾン熱帯雨林の先住民の人々など、自分と全く異なる世界観を持って生きている人たちといかにコミュニケーションを取り、ともに生きるかを考え続けてきました。人間社会におけるあらゆる営みにアンテナを張りながら、伝統文化、現代文化の境目なく、様々な物事がこの世界に存在している背景やその実態について探究してきました。

マンチェスター大学留学中に人類学研究科の仲間たちと。この写真の中だけでイタリア、ブラジル、ドイツ、チリ出身の人たちがいる。

エクアドルのアマゾン熱帯雨林で、滞在先のシュアール族の家族と。

そんな僕の目から見て、コムアイさんの旺盛な好奇心や活動範囲の広さは、分断されてしまっている複数の世界を今までにない形で繋ぎ合わせる、とても重要な価値を持っています。いとも簡単に業界や国・文化の境界を行き来しながらこの世界に新たな補助線を引いていく彼女と共に、出産までの旅を記録し、表現することで「人間の営みとは何か」をもう一度想像しなおす。それは僕が今まで取り組んできた活動を発展させ、新たなフェイズを構築する大きな挑戦となります。

本作の基盤にある「ドキュメンタリー」の様々な実験的手法

『La Vie Cinématique 映画的人生』は、大きく分ければ「ドキュメンタリー」というジャンルが出発点となっています。日本では、「ドキュメンタリー」と聞くと著名人や仕事人、あるいは社会問題を追いかけるテレビ番組や配信コンテンツなどのイメージが強く、ある一定の「型」を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、ここ10年弱の中で特にヨーロッパを中心に「クリエイティブ・ドキュメンタリー」と呼ばれる、創作的要素を盛り込んだ映像表現が加速度的に発達してきました。僕はパリで様々な映画に触れた経験やマンチェスター大学で「映像人類学」と呼ばれる変わり種の学問を研究してきた道のりの中で、クリエイティブ・ドキュメンタリーの手法を自分なりに磨いてきました。その一つの結実が、前作の『カナルタ 螺旋状の夢』だったとも言えます。

クリエイティブ・ドキュメンタリーは、脚本やカメラワーク、サウンド、編集などの面で、必ずしも「事実を客観的に映す」という使命だけを求めるのではなく、製作者の創作的意図をあえて前面に押し出すことで、「現実」と呼ばれるものに対する新たな解釈を提示し、豊かで多様な視点を作り上げます。

例えば、セルフ・ドキュメンタリーという手法では、製作者は「自分自身」をテーマにします。『壊された5つのカメラ』(イマード・ブルナート監督)という作品では、息子の誕生を機にカメラを手に入れた農家を営むパレスチナ人監督が、イスラエル軍の侵攻に抵抗するパレスチナの人々の姿を図らずも映像に記録する過程を個人的視点から映し出したドキュメンタリーです。銃弾や事故によってカメラが壊れるたびに新たに手に入れ、愚直に撮り続けた彼の映像は、「個人と社会」が同時の知られざる姿を同時に映し出すことで、観るものに強烈な印象を与えます。

エッセイ・フィルムという手法もあります。フランス人のクリス・マルケル監督による『サン・ソレイユ』という作品では、主にギニア=ビサウと日本で撮影された様々な断片的映像やアーカイブ映像を組み合わせて編集され、そこに詩的なナレーションが付け加えられています。「現実」に根ざした映像を使いながらも、それを撹乱するような作り方をあえてすることで、この世のものとは思えない、まるで宇宙から地球を眺めたような視点を生み出しています。

最後に、シネマ・ヴェリテという手法にも触れておきたいです。フランス語で「真実の映画」という意味のこの手法では、製作者はカメラを「対話のためのツール」として捉えます。つまり、カメラを「撮る人」と「撮られる人」をつなぐ「もう一人の参加者」と見なすことで、「カメラがまさにそこにあることで生まれる現実」を受け入れながら映画にしていきます。代表的な作品は、フランス人のジャン・ルーシュ監督による『ある夏の記録』という映画です。この作品では、現実の個人が集められ、実際に社会について議論を交わすシーンや彼らの生活の現場を撮影していきます。そして最後に参加者たちに完成した映像を見せ、彼らにそれが「真実に見えたか」を聞いていきます。そのシーンまでを含めてこの作品が完結することで、「真実とは何か」という問いが観た人に残されます。

本プロジェクトとは直接関係がない話に逸れてしまったように感じるかもしれません。しかし、ここでお伝えしたかったのは、コムアイさんと共に作る『La Vie Cinématique 映画的人生』は、このような実験的要素を含んだドキュメンタリー映画製作の系譜に連なるものになる、ということです。それは、ドキュメンタリーでありながら同時にその枠を越え、個人と社会の間や異なる文化の境界線を行き来する作品となります。そして、その裏には映画という表現の歴史に根ざした数々のインスピレーション源が存在し、これらの遺産を丁寧に汲み取りながら本作を製作していく所存です。

現在の進行状況

本作の撮影はコムアイさんの妊娠前後にあたる2022年11月に開始され、順調に進行しています。これまでの撮影期間中、コムアイさんは芸術祭での作品展示やパフォーマンス、国内の民俗文化の観察に重点を置いており、都内での活動に加え、沖縄、山形、石川、広島、愛知など様々な地域を旅しています。

コムアイさんが友人たちと石川県・能登半島の神事「あえのこと」を見に行ったときに、宿泊したコテージでの撮影風景。

本作では、監督に加え、撮影も僕自身が担当しています。前作の『カナルタ 螺旋状の夢』でも同様に僕がカメラを回しました。これはできるだけ機動性の高い少人数のチームを作り、個人の作家性をカメラワークの段階から組み込んでいく僕の製作手法が大きな理由です。しかし、今回は全ての撮影を僕が行うこと自体にこだわりはなく、例えば専門のアシスタントが必要な水中での撮影や、僕自身がシーンに出演する場合など、状況と資金繰り次第で撮影の一部を誰かに任せる可能性があります。

以下、これまで撮影したフッテージのほんの一部となりますが、切り出し画像を何枚かお見せします。簡易的なカラーグレーディングを施していますが、完成後のイメージは異なるものとなりますので、ご理解ください。

自宅でラオスの民族楽器、ケーンを練習するコムアイさん。

アートフェア「EASTEAST_TOKYO 2023」オープニングイベントで、前衛パフォーマンス集団「Antibodies Collective」に参加して行なったマルチメディア・パフォーマンス。

沖縄県で行われている「やんばるアートフェスティバル2022-2023」出品作品の設営中の様子。アーティストユニット「SIDE CORE」と共に活動している。

山形県鶴岡市の伝統芸能、黒川能を友人たちと観覧しに行ったとき、吹雪に見舞われる。右がコムアイさん。

これらの切り出し画像はあくまで本作の「原料」となる映像であり、完成品はこれらのドキュメンタリー映像を様々な手法で調理し、独自の表現に昇華させたものとなります。ご期待ください。

今後のスケジュール

この作品の撮影の主題は、コムアイさんの出産までの過程です。したがって、主な撮影は出産予定日の7月末をめどに終了する運びとなります。以下が今後のスケジュールです。

<2023年>

3月〜5月中旬:クラウドファンディング・助成金申請などによる資金調達。日本でのコムアイさんの活動やパフォーマンスを引き続き撮影。

5月中旬〜7月末:海外(南米を予定)での出産を念頭に出国するコムアイさんに同行し、現地でのコムアイさんの軌跡を撮影。7月末の出産をもってメインパートの撮影を終了。

8月〜9月末:産後間もないコムアイさんと新生児の様子をみながら、場合によって追加撮影。メインパートのフッテージを見直し、編集プランを立てる。

10月〜12月:必要があれば追加撮影。編集、サウンドミックス、カラーグレーディング。

<2024年>

1月〜2月:映画完成、海外映画祭でワールドプレミア。関係者向けに国内で完成試写会。

2月〜5月:映画祭での成功度合いにより、できるだけ多くの海外映画祭に参加。

6月以降:日本プレミア、そして国内での劇場公開へ。

資金の使い道

本プロジェクトでご支援を募りたいのは、作品を完成させ、映画祭で上映するまでの諸経費です。映画は完成して終了ではなく、配給という全く別の戦いが完成後に始まります。つまり、少なくともワールドプレミア(世界初上映)を海外の映画祭で実現するまでのサポートを僕たちは必要としています。何卒よろしくお願いします。

以下がその費用の内訳概算となります。

★サウンドミックス、カラーグレーディング、グラフィック..........200万円

★編集費....................150万円

★追加ハードディスクなど必要機材、資材............50万円

★旅費......................100万円

★文字起こし、翻訳費..........50万円

★映画祭応募費用..............30万円

★上映素材準備費..............20万円

合計金額=600万円

リターンの詳細について

(1)コレクター限定のアップデートを共有

コレクター様限定でコムアイや監督の近況、映画の最新情報をお届けします。

(2)映画公式サイトにお名前掲載1名

映画公式サイトにお名前を掲載いたします。公式サイトは、映画の劇場公開の時期に立ち上がります。

(3)映画前売り券1枚

全国共通で使用できる本作の前売り券を公開前にお届けします。

(4)コムアイ・太田光海サイン入り映画パンフレット1冊

劇場公開時に製作する限定パンフレットを、コムアイ・太田光海のサイン入りでお届けいたします。

(5)コムアイ・太田光海サイン入りサウンドトラック1枚

劇場公開時に製作する限定サウンドトラックを、コムアイ・太田光海のサイン入りでお届けいたします。

(6)エンドロールにお名前掲載1名

映画本編の最後に流れるエンドロールのスペシャルサンクス欄にお名前を掲載いたします。

(7)関係者のみ参加の完成試写会にご招待1名

本作の完成後、信頼する関係者たちを集めた完成試写会に特別にご招待いたします。

(8)コムアイ・太田光海とプライベート会食1名(お連れさま1名まで、都内限定)

コムアイと太田光海がプライベートな会食にお供いたします(都内限定)。お連れさまをお一人まで追加でお連れできます。5月の出国前に可能な限り予定を調整いたします。

(9)本編+未公開映像入りの特製ボックス付きUSBメモリ(非売品、コムアイ・太田光海サイン入り)1点

『La Vie Cinématique 映画的人生』本編と未公開映像が入った非売品のUSBメモリを贈呈いたします。USBメモリとボックスはいずれも本クラウドファンディング特製のものをご用意し、コムアイ・太田光海のサイン入りとなります。

(10)アソシエイト・プロデューサーとしてエンドロール・パンフレットにお名前掲載1名

映画本編のエンドロールの冒頭近くに、「アソシエイト・プロデューサー」としてお名前を掲載いたします。また、パンフレットにも同様にお名前を掲載いたします。

(11)企業ロゴをエンドロール・パンフレットに掲載(中サイズ)1点

企業スポンサーとして、エンドロール・パンフレットに貴社のロゴ(中サイズ)を掲載いたします。

(12)企業ロゴをエンドロール・パンフレットに掲載(大サイズ)1点

企業スポンサーとして、エンドロール・パンフレットに貴社のロゴ(大サイズ)を掲載いたします。

想定されるリスクとチャレンジ

この映画は、まだ製作の途中にあります。したがって、哲学の根本や大枠は変わらないものの、今後の展開によって多少内容が変わる可能性があります。

特に、本作には、コムアイさんという一人の生身の女性と、お腹の中の赤ちゃんという二つの命が関わっています。出産までの過程を撮影する中で、何かしらの健康リスクが発生する可能性があります。その場合、もちろん優先されるべきなのは人命であり、それにより撮影スケジュールの変更や、作品の方向性の修正が行われる可能性があります。

筋書きが予め定められていないドキュメンタリー映画の宿命ではありますが、健康リスクを始めとする不測の事態が発生したときに柔軟な決断が下せるよう、最大限の準備を整えて参ります。

また、目標とするスケジュールは、資金調達の事情などによって変動する可能性があります。資金調達がうまくいけば、仕事を分担することで編集作業を効率的に進めることができますが、そうでなければ人手不足となり、スケジュールは滞ります。このような可能性はあるものの、もし目標金額未達成の場合でも映画を完成させ、映画祭への上映にむけて活動いたします。また未達でもリターンを履行しますのでご安心ください。

最後に、日本国内での劇場公開をこの作品の重要なゴールの一つとしていますが、それに関わる費用は今後別に調達する必要があり、上映館や上映日程についても現時点ではまだ不透明でございます。必ず実現させますが、これらの事情をご理解いただければ幸いです。

最後に

本プロジェクトについて、貴重なお時間を割いてお読みいただき、心より感謝申し上げます。まだ製作段階にある『La Vie Cinématique 映画的人生』ですが、これまでの経験を活かし、あらゆる知恵を働かせ、努力を惜しまず、必ずや完成させ、皆さまのお手元に届けます。本作はコムアイという稀有な人物を出産という大きなイベントとともに記録する挑戦であると同時に、宇宙的視点に立って僕たちの生きるこの世界そのものを見つめ直すための新たな表現になると確信しています。どうか皆さまのお力添えをお願いします!

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  • 3000

    作品公式サイトにお名前掲載1名

    • コレクター限定のアップデートを共有
    • 作品公式サイトにお名前掲載1名
    • 2024年08月 にお届け予定です。
    • 76人が応援しています。
  • 5000

    映画前売り券1枚

    • コレクター限定のアップデートを共有
    • 作品公式サイトにお名前掲載1名
    • 映画前売り券1枚
    • 2024年10月 にお届け予定です。
    • 238人が応援しています。
  • 10000

    コムアイ・太田光海サイン入り映画パンフレット1冊

    • 作品公式サイトにお名前掲載1名
    • コレクター限定のアップデートを共有
    • 映画前売り券1枚
    • コムアイ・太田光海サイン入り映画パンフレット1冊
    • 2024年11月 にお届け予定です。
    • 134人が応援しています。
  • 20000

    コムアイ・太田光海サイン入りサウンドトラック1枚

    • コレクター限定のアップデートを共有
    • 作品公式サイトにお名前掲載1名
    • 映画前売り券1枚
    • コムアイ・太田光海サイン入り映画パンフレット1冊
    • コムアイ・太田光海サイン入りサウンドトラック1枚
    • 2024年11月 にお届け予定です。
    • 22人が応援しています。
  • 30000

    エンドロールにお名前掲載1名

    • コレクター限定のアップデートを共有
    • 作品公式サイトにお名前掲載1名
    • 映画前売り券1枚
    • コムアイ・太田光海サイン入り映画パンフレット1冊
    • コムアイ・太田光海サイン入りサウンドトラック1枚
    • エンドロールにお名前掲載1名
    • 2024年11月 にお届け予定です。
    • 49人が応援しています。
  • SOLDOUT

    50000

    関係者のみ参加の完成試写会にご招待1名

    • コレクター限定のアップデートを共有
    • 作品公式サイトにお名前掲載1名
    • 映画前売り券1枚
    • コムアイ・太田光海サイン入り映画パンフレット1冊
    • コムアイ・太田光海サイン入りサウンドトラック1枚
    • エンドロールにお名前掲載1名
    • 関係者のみ参加の完成試写会にご招待1名
    • 2024年11月 にお届け予定です。
    • 15人が応援しています。
  • SOLDOUT

    100000

    本編+未公開映像入りの特製ボックス付きUSBメモリ(非売品、コムアイ・太田光海サイン入り)1点

    • コレクター限定のアップデートを共有
    • 作品公式サイトにお名前掲載1名
    • 映画前売り券1枚
    • コムアイ・太田光海サイン入り映画パンフレット1冊
    • コムアイ・太田光海サイン入りサウンドトラック1枚
    • エンドロールにお名前掲載1名
    • 関係者のみ参加の完成試写会にご招待1名
    • 本編+未公開映像入りの特製ボックス付きUSBメモリ(非売品、コムアイ・太田光海サイン入り)1点
    • 2025年06月 にお届け予定です。
    • 10人が応援しています。
  • SOLDOUT

    150000

    コムアイ・太田光海とプライベート会食1名(お連れさま1名まで、都内限定)

    • コレクター限定のアップデートを共有
    • 作品公式サイトにお名前掲載1名
    • 映画前売り券1枚
    • コムアイ・太田光海サイン入り映画パンフレット1冊
    • コムアイ・太田光海サイン入りサウンドトラック1枚
    • エンドロールにお名前掲載1名
    • 関係者のみ参加の完成試写会にご招待1名
    • 本編+未公開映像入りの特製ボックス付きUSBメモリ(非売品、コムアイ・太田光海サイン入り)1点
    • コムアイ・太田光海とプライベート会食1名(お連れさま1名まで、都内限定)
    • 2025年06月 にお届け予定です。
    • 5人が応援しています。
  • 残り4枚

    200000

    アソシエイト・プロデューサーとしてエンドロール・パンフレットにお名前掲載1名

    • コレクター限定のアップデートを共有
    • 作品公式サイトにお名前掲載1名
    • 映画前売り券1枚
    • コムアイ・太田光海サイン入り映画パンフレット1冊
    • コムアイ・太田光海サイン入りサウンドトラック1枚
    • 関係者のみ参加の完成試写会にご招待1名
    • コムアイ・太田光海とプライベート会食1名(お連れさま1名まで、都内限定)
    • 本編+未公開映像入りの特製ボックス付きUSBメモリ(非売品、コムアイ・太田光海サイン入り)1点
    • アソシエイト・プロデューサーとしてエンドロール・パンフレットにお名前掲載1名
    • 2025年06月 にお届け予定です。
    • 1人が応援しています。
  • 残り5枚

    500000

    企業ロゴ掲載をエンドロール・パンフレットに掲載(中サイズ)1点

    • コレクター限定のアップデートを共有
    • 作品公式サイトにお名前掲載1名
    • 映画前売り券1枚
    • コムアイ・太田光海サイン入り映画パンフレット1冊
    • コムアイ・太田光海サイン入りサウンドトラック1枚
    • 関係者のみ参加の完成試写会にご招待1名
    • コムアイ・太田光海とプライベート会食1名(お連れさま1名まで、都内限定)
    • 本編+未公開映像入りの特製ボックス付きUSBメモリ(非売品、コムアイ・太田光海サイン入り)1点
    • アソシエイト・プロデューサーとしてエンドロール・パンフレットにお名前掲載1名
    • 企業ロゴ掲載をエンドロール・パンフレットに掲載(中サイズ)1点
    • 2025年06月 にお届け予定です。
    • 0人が応援しています。
  • 残り4枚

    1000000

    企業ロゴ掲載をエンドロール・パンフレットに掲載(大サイズ)1点

    • コレクター限定のアップデートを共有
    • 作品公式サイトにお名前掲載1名
    • 映画前売り券1枚
    • コムアイ・太田光海サイン入り映画パンフレット1冊
    • コムアイ・太田光海サイン入りサウンドトラック1枚
    • 関係者のみ参加の完成試写会にご招待1名
    • コムアイ・太田光海とプライベート会食1名(お連れさま1名まで、都内限定)
    • 本編+未公開映像入りの特製ボックス付きUSBメモリ(非売品、コムアイ・太田光海サイン入り)1点
    • アソシエイト・プロデューサーとしてエンドロール・パンフレットにお名前掲載1名
    • 企業ロゴ掲載をエンドロール・パンフレットに掲載(大サイズ)1点
    • 2025年06月 にお届け予定です。
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