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ユン・ソクホ監督初の劇場用映画『心に吹く風』をクラウドファンディングで実現!

ドラマ「冬のソナタ」ユン・ソクホ監督初の劇場用映画『心に吹く風』

「作家主義と俳優発掘」というきわめて冒険的なプロジェクトです。多くの映画ファンに私たちの映画を観てもらい、新たな映画製作のムーブメントを起こしていきたい。そのために、ご賛同いただける方々の応援が必要です。

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このプロジェクトは、2017年7月31日23:59に終了しました。

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CS放送「衛星劇場」「ホームドラマチャンネル」を運営。放送事業のほかに映画作品への出資を行っております。2013年からは<作家主義×俳優発掘>を理念としたオリジナル映画製作プロジェクトを立ち上げ、自社での映画製作を開始。同プロジェクト作品として、沖田修一監督作『滝を見にいく』(2014年公開)、橋口亮輔監督作『恋人たち』(2015年11月公開)が製作されました。

このプロジェクトについて

「作家主義と俳優発掘」というきわめて冒険的なプロジェクトです。多くの映画ファンに私たちの映画を観てもらい、新たな映画製作のムーブメントを起こしていきたい。そのために、ご賛同いただける方々の応援が必要です。

松竹ブロードキャスティングのオリジナル映画プロジェクト第4弾

 「力ある監督が撮りたい映画を自由に撮る」「新しい俳優を発掘する」をテーマに、2013年に始動した松竹ブロードキャスティングのオリジナル映画プロジェクト。これまで沖田修一監督の『滝を見にいく』(14)、橋口亮輔監督の『恋人たち』(15)、坂下雄一郎監督の『東京ウィンド・オーケストラ』(17)という作品を生み出し、大きな成果を上げてきたプロジェクトの第4弾となる『心に吹く風』は、韓国で数々の名作ドラマを手がけてきたユン・ソクホ監督、初めての劇場用映画となる。

ドラマ「冬のソナタ」ユン・ソクホ監督初の劇場用映画

日本の韓流ブームの火つけ役となった「冬のソナタ」(02)をはじめ、「秋の童話」(00)、「ラブレイン」(12)など、ピュアでロマンティックな感性を生かしたテレビドラマを手がけてきた韓国の巨匠ユン・ソクホ監督。92年に演出家としてデビューして以来、ドラマ一筋でキャリアを重ねてきたユン・ソクホ監督が「死ぬまでにぜひ、やってみたかった」という長編映画に挑んだのが本作だ。「風の物語を撮りたい」という思いから出発し、頭に浮かんだイメージを忠実に映像化するため、脚本も自ら執筆。これまでの作品でも繰り返し取り上げてきた“初恋”をテーマに、高校時代に愛し合い、23年ぶりに再会した男女が過ごす奇跡のような数日間を描き出している。日本の俳優、スタッフとのコラボレーションにも注目したい。なお、音楽は「冬のソナタ」以来のユン・ソクホ監督の盟友で、『オールド・ボーイ』(02)や『建築学概論』(12)など多くの映画でも知られるイ・ジスが担当している。

風と光に彩られた大人の純愛ラブストーリー

友人の住む北海道を訪れ、作品作りのための撮影を続けていたビデオアーティストのリョウスケ。乗っていた車が故障し、電話を借りるために立ち寄った家で高校時代の恋人で、今でも心に思い続けていた春香と偶然再会する。彼女が結婚していることに気づきつつも、撮影へと連れ出すリョウスケ。夫と娘、姑との変わらぬ日常を過ごしていた春香はリョウスケの態度に戸惑いつつも、少しずつ忘れていた感情を思い出していく。「大人の童話を作りたかった」という監督の言葉通り、時を経ても “初恋”の感情を失っていないリョウスケと、彼との時間や、カメラを通して見た光や風の美しさによって表情を変えていく春香の様子が繊細に捉えられている。言葉を排し、イメージと音楽で回想される高校時代のシーンも青春の爽やかさを伝える。

 高校卒業以来、愛し続けてきた女性と再び出会い、1秒でも長く一緒にいようと誘う主人公リョウスケを演じているのは『愚行録』(17)などの映画のほか、ドラマでも活躍中の眞島秀和。また、突然現れたリョウスケに心かき乱される主婦・春香役を、『月とキャベツ』(96)等数々の映画でヒロイン務めた真田麻垂美が、16年ぶりにスクリーンに復帰ししっとりと演じている。

ストーリー

 友人の住む北海道富良野の郊外を訪れ、作品作りに勤しんでいたビデオアーティストのリョウスケ。何かに追い立てられているかのように撮影を続けていたある日、乗っていた車が故障し、携帯電話も宿舎に忘れてきてしまったことに気づいた彼は電話を借りるため、通りがかりの家に立ち寄る。ドアを開けたのは、高校時代の恋人春香だった。23年前、思いを残したまま別れてしまった最愛の人と偶然再会したリョウスケは、彼女が結婚していることに気づきつつも、翌日、撮影へと連れ出す。

 リョウスケが未だに独身であると聞き、驚く春香。お気に入りの古い倉庫に彼女を連れて行き、撮影を始めるリョウスケ。時間の経過がかけた魔法で美しい模様が浮かび上がる壁をカメラ越しに見ているうちに雨が降り出し、建物の中に入ったふたりは、肩を並べて座る。「高校時代に戻ろう」というリョウスケの言葉で数々の記憶がよみがえる。通学途中のバスの中での出会い。やわらかい光に包まれて走った自転車ーー。奇跡のような再会の喜びを彼女に伝えるリョウスケ。「君に読んで欲しくて文章を書いて、見て欲しくて写真を撮って、聞いて欲しくて曲を作って。それが仕事になった」という言葉に、春香は高校時代に彼が作ってくれた歌を思い出す。いつの間にか、声を重ねて歌い出すふたり。帰り道、娘からの電話を受けた春香に家族のことを尋ねるリョウスケ。翌々日には北海道を離れなければならない彼は、もう1日だけ一緒に過ごしたいと頼むが彼女は断る。あきらめきれず、「ここで待っている」と言うリョウスケに「今日、楽しかったし、幸せだった。それで十分」と言い残し去っていく春香。

 次の日、ボランティア活動に出かけていた春香は風に揺れる木の葉のざわめきを聞いているうち、高鳴る胸の鼓動に耐え切れず、リョウスケの待つ駐車場へと車を走らす。緑に囲まれたカフェに行き言葉を交わすふたり。春香が絵本作家になりたいという夢を持っていたことを思い出したリョウスケは「今からでも遅くないよ」と励ます。木立の中を歩きながら「どうして結婚しないの?」と聞く春香に、リョウスケは「春香が俺の理想を思いっきり高くしたんだよ」と答える。車に戻り、風に揺れる木の葉をカメラに収めるリョウスケ。「風と日差しのスキンシップだ」という言葉に物語のインスピレーションを受ける春香。スーパーに立ち寄ってから訪れた木陰でピクニックのようにくつろぎながら、春香はリョウスケが風の風景を撮ろうとしているのだということに気づく。アシスタントとして撮影を手伝っているうちに日は暮れ、「あと一ヶ所、おすすめのところがあったのだけれど……」と残念がる春香。“青い池”と呼ばれるその場所にひかれたリョウスケは、夜明けを待って一緒に行ってくれないかと頼む。うなずく春香。静かな夜を過ごしながら、「いつかふたりでオーロラを見に行こう」と約束したことを思い出すリョウスケ。

 翌朝、青い池を見ながら「美しいものは、儚い」と話す春香。空港へと車を走らせながらあふれる気持ちを抑えきれなくなったリョウスケは「一緒にいたい」という言葉をついに口にするが……。

北海道の雄大な風景を収めた映像美

「自然の偶然性をカメラに収めたい」というユン・ソクホ監督が物語の舞台に選んだのは北海道。現地に滞在しながら、脚本の構想を練ったという。2016年2月に網走にてリョウスケがオーロラを撮影する冬のスコットランドのシーンを撮影した後、6月に入り、富良野近郊や美瑛で本格的な撮影がスタート。リョウスケがピアノを弾く中富良野の風景画館、春香がボランティアをする富良野自然塾風のガーデン、美瑛にある拓真館の白樺並木、美瑛町の白金に位置する青い池などがロケ地に選ばれた。監督のイメージ通りの風、光、雨を捉えるため、約1ヶ月にわたって俳優、スタッフがロケ地近くに宿泊し、天候に合わせて撮影が行われた。

資金の使い道

目標金額 100万円

内訳  配給プリント費(DCPコピー代、劇場上映経費等)
    舞台挨拶費用(交通費、宿泊費等)

キャスト

眞島秀和/日高リョウスケ
1976年11月13日生まれ。山形県出身。1999年、李相日監督が手がけた『青~chong~』の主演で俳優デビュー。以後、『血と骨』(04)、『心中エレジー』(05)、『フラガール』(06)、『HERO』(07)、『るろうに剣心京都大火編/伝説の最期編』(14)、『くちびるに歌を』(15)、『人生の約束』(16)、『ボクの妻と結婚してください。』(16)、『愚行録」(17)といった数多くの映画のほか、「僕のヤバイ妻」(16)、「未解決事件~ロッキード事件」(16)など、ドラマでも活躍。現代能楽集VIII「道玄坂綺譚」(15)、M&Oplaysプロデュース「家族の基礎~大道寺家の人々」(16)と、舞台出演も続いている。公開待機作に日韓合作『蝶のように眠る』、日台合作『おもてなし(仮)』がある。

真田麻垂美/春香
1977年8月1日生まれ。神奈川県出身。95年、小栗康平監督の『眠る男』でデビュー。翌年の『月とキャベツ』で山崎まさよしを相手に、ヒロインヒバナ役を演じ、注目される。01年の『忘れられぬ人々』のあと、米国へ留学。2015年に本作のワークショップオーディションで印象的な演技を見せ、春香役に選ばれる。その他の出演作に『しあわせになろうね』(98)、『きみのためにできること』(99)、『ブリスター』(00)、ドラマでは連続TV小説「ひまわり」(96)、「いちばん大切なひと」(97)、「ボーイハント」(98)、「オルガンの家で」(99)がある。00年には自作の童話集「天気あめノート」を発表している。

スタッフ

ユン・ソクホ監督

■プロフィール
1957年6月4日生まれ。韓国ソウル特別市出身。
85年にテレビ局KBSに入社し、92年の「明日は愛」で連続ドラマの演出家としてデビュー。自然を細やかにとらえる映像美と卓越した色彩感覚を発揮しながら数々のドラマを手がける。00年の「秋の童話」は、韓国だけでなく中華圏でも大ヒットし、“韓流”の火付け役に。さらに続く「冬のソナタ」が04年、日本でも地上波で放送され、空前のブームを巻き起こす。主演のペヨンジュンをはじめとする俳優たちが爆発的な人気を獲得すると同時にユンソクホ監督も韓流の立役者として広く知られるようになり、大統領表彰をはじめ、数々の賞に輝いた。「夏の香り」(03)、「春のワルツ」(06)と続いた四季シリーズを完結させた後は、人気俳優チャン・グンソクとガールズグループ少女時代のユナを主人公に起用した「ラブレイン」(12)を発表している。01年にKBSを離れ、04年に自身の制作会社YOON’S COLORを設立。06年には『冬のソナタ ザミュージカルWinterSonata,TheMusical』の総合演出を担当した。

■フィルモグラフィー

*すべてテレビドラマ
1992 「明日は愛」(共同監督)
1994 「フィーリング」
1994 「愛の挨拶」
1996 「COLOR カラー」
1997 「プロポーズ」
1997 「ウエディングドレス」
1998  「純粋」
1999 「クァンキ」
1999 「インビテーション」
2000 「秋の童話」

想定されるリスクとチャレンジ

映画はとてもいい作品に仕上がっています。ただ、劇場公開は、東京とロケ地の北海道、名古屋、大阪は決まっていますが、全国での上映予定はまだ決まっておりません。日本中の人々に愛された「冬のソナタ」のユン・ソクホ監督の初劇場作品を、なんとか一人でも多くの方に観ていただきたいと願っております。

こうした配給、宣伝の状況は、ご支援いただいた方には、その都度ご報告させていただきます。

さいごに

ここまで読んでくださって、心より感謝いたします。才能ある映画作家が自由に映画が作れ、新しい俳優たちが活躍できる、そんな環境をつくるためにも、「心に吹く風」は是非とも成功させたいと思っています。ご協力の程、どうかよろしくお願い致します。

※特典の発送は松竹ブロードキャスティング㈱より行います。
松竹ブロードキャスティング㈱はご登録いただきました個人情報は特典の目的・発送以外には使用いたしません。また、特典のためにご連絡させていただき場合がございます。

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    • 特製エコバック(非売品)を1個
    • 映画本編のブルーレイディスク(もしくはDVD)を1枚プレゼント
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