パフォーマー紹介
vol. 8 2017-07-15 0
本日のアップデートは、白井さち子さんからです。
「マハーバーラタ」の人物紹介と、なかなか知ることのできないキャストについての紹介が!
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作品も残すところ後10分ほどになって来ました。全ての戦いが終わり、静寂、そして旅立ちへと…。
こんな時に何ですが、私の独断と偏見によるパフォーマー紹介を勝手にしたいと思います。(敬称 略 写真のルビと合わせてご想像ください。)役はメインの役を書いてますが、実際には1人何役もこなしています。
キョン(デュルヨーダナ)
chapter1からずっと共に作品を作ってきている盟友です。作品上は私(ドリダラーシュトラ)の長男です。聖職者っぽい佇まい。実際にもヨギーなのですが、中国人(マレーシアンチャイニーズ)ぽい腹黒さも滲ませます。悪役ここにありという凄みを感じさせます。
小谷野(ビーマ)
この人もchapter1からの盟友です。
パンダァパ家の二男怪力のビーマです。
気が短くて、力持ち、野獣のような感性の中にバリ舞踊仕込みの品のあるダンスが王族の気高さを感じさせます。
ワエルダオ(ドラウパディ)
chapter2のインド公演でご一緒してます。少女の無邪気さとタイ古典舞踊の高貴さをあわせ持つ稀有な存在。
単なる姫というだけでなく人間の生々しさ、色気、野生的な匂いも感じさせます。「人が好き」それが根元にあるのでは?と思う、柔らかく暖かい表現
カゲ(ユディシュティラ)
学識深いユディシュティラを演じます。個人的には私の相方(サンジャヤ)をやってるファニーな感じの方が好きです。
稽古場のムードメーカーでもあります。
みんなをうまくまとめていける、リーダー的存在。
サンディ(アピマンニュ)
chapter3からのお付き合いです。
最年少、恐るべし身体能力です。「向かうところ敵無し」という伸び代の広さと進みゆくエネルギーの凄さを感じます。そして、芝居も歌も上手い。一番役持ちなので、いたるところに出てきます。キャパシティの広さ、お楽しみアレ。
オン(クリシュナ)
好青年の面持ちと基本的に寡黙なのに突然ブラックな事に切り込んでくる辺りがとてもクリシュナっぽいです。
私的には「これぞ、クリシュナ!」という役どころだと思ってます。
ランナー舞踊の剣舞素晴らしいです。
とても丁寧に身体と向き合ってきたであろう心がそのままフォルムに現れてます。
ぺぺ(カルナ)
タイのランナー舞踊、コーン舞踊を得意とします。基本的にニコニコしていて稽古場ではストイックさは見せませんが、家ですごい練習しているらしく(義姉によると)ダメ出しされてるところを確実に改良してきます。器用ではないが努力することを諦めないところに、どんな逆境でも諦めないカルナと共通したものを感じます。
ボン(アルジュナ)
弓の達人、プレイボーイのアルジュナを演じます。リアルハンサムです。
英語があまりわからないので、稽古場ではちょいちょい不審な行動を見せます。
頭悪いんじゃあなかろか?と思うこともしばしありますが、その行動とランナー剣舞の凄さのギャップが面白いです。
多分戦ったらめっちゃ強いです。
自撮り写真がカッコよすぎて、私は自撮り王子と呼んでます。
さち子(ドリダラーシュトラ)
chapter1から出演してます。
ドリダラーシュトラとクンティがメインです。
クンティがカルナを川に流してしまう時にかけた言葉「I will never have you for son. God bless you, my child, my first born”.」そしてカルナが死の最期に自分の人生を振り返った時の出来事に「母と再会したこと」が入っていたこと。この項を読む度に涙流してます。宇宙を運命を司る踊りを模索中です。
長くなってしまいました。
是非とも全編公演実現させたいものです。ファンディングの方も宜しくお願いします。これまでの人たちみんな集まれたら凄いよ!!こんなの見れないよ!