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応援よろしくお願いします！
vol. 1 2012-11-13 0
『小春日和』監督の齋藤です。来年の撮影に向け、今後約二ヶ月間にわたってクラウドファンディングをさせて頂きます。
音楽や絵画などの映画以外の芸術と映画との大きな違いは、その制作費用の差にあります。極端に言うと、歌手が歌うのにお金はかかりません。画家は紙と鉛筆があれば描けます。しかし映画監督が一つの映画を作るためには、莫大な費用がかかります。その額は、とても私の貯金だけで足りるものではありません。私のような若手監督が大手映画制作会社のバックアップは得られませんし、そういったバックアップを得て作られる最近の日本映画の多くは、既に人気の証明された漫画・小説・ドラマの映画化です。皆さんは、こういった日本映画界の現状に満足していますか？
この『小春日和』という映画は、一人の映画監督が「作りたい」という理由一つで作る作品です。そんな映画がもっと作られるべきではないでしょうか。私には言いたい事があります。そしてそれは、映画でしか表現できない事です。この映画を作り、多くの観客に届け、癒しや希望を感じてもらいたいと思います。私にとって映画制作は楽しさや喜びを感じる瞬間もありますが、制作過程のほとんどは地味で苦しいものです。『小春日和』の構想・脚本執筆にも二年かかりました。そういった労力やたくさんのお金、時間を費やしてでも、映画を作る価値があると私は思っています。
アメリカで始まったクラウドファンディングの考え方は、日本映画界を立て直す一つの方法になるかもしれません。それは、私のような若い映画監督が質の高い作品を世に送り出すことによってのみ、証明されることです。今こそ皆様のお力が必要です。どうか、ご支援お願い致します！
齋藤俊道
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