活動のご報告ーその1
vol. 1 2020-11-15 0
立冬を迎えましたが、まだまだ気持ちの良い陽気続いています。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
黄金町出版プロジェクトのメンバーは、原稿作成に奮闘する日々が続いています(頑張ります!)。
先日は、著者の山野真悟さんが福岡で1980-1990年代の貴重な資料を探してきました。
そのひとつに、IAF芸術研究室(主宰 山野真悟、福岡市中央区薬院) *が会員向けの会報として発行されていた「IAF Paper」が出てきました。
*IAF(Institution of Art Function)については書籍本文に登場するのでここでの詳しい説明は省きますが、当時アーティストとして作品制作をしていた山野さんが教える銅版画教室の活動が仲間と共に実施する教室へと発展していき、やがては教室というよりも若いアーティストや学生が集まる場になっていったようです。
写真:宮本初音さんよりご提供
Museum City Project: History Pageによると、IAF Paperは「名目上はIAFとなっているが、会員制度が発足した経緯や講座、ペーパーはミュージアム・シティ・プロジェクトの活動が深く関わっている。(中略)IAF Paperには美術館学芸員やアーティスト、アートファンなどの寄稿や連載が掲載され、好評だった。」とあります。表紙を並べてみるだけでも当時福岡にいたアーティストの活動の様子を垣間見ることが出来る貴重な資料です。手書き混じりのIAF Paperは、メンバーが作成することを面白がりながらも、アートの日常的な活動を続けていくために取り入れた一つの手法でもあるなぁと感じます。
イラスト:山野真悟
こちらの画像は山野さんが描いた、フロリダの海岸に佇む川俣正さんのイラスト。
何号の挿絵になっているのでしょうか。
それでは、引き続き黄金町出版プロジェクトの応援をよろしくお願いします!
黄金町出版プロジェクト
佐脇
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