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日本の原風景・木頭村を紹介する本を出版をクラウドファンディングで実現!
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1970年7月、小さな会社が誕生しました。名前を「ロシナンテ社」と言います。そうです、あのドン・キホーテの愛馬の名からとったものです。ロシナンテ社は、毎月『月刊地域闘争(ちいきとうそう)』、現在は『むすぶ~自治・ひと・くらし~』を発行し、たくさんの人に読んでいただくことを生業としてきました。創刊から39年、毎月発行されて、実に600冊も世に送り続けてきました。
木頭村は徳島・那賀川の源流域の山村です。出版する本の著者、藤田恵さんはここで生まれ、育ちました。本ではまさに日本の原風景ともいえる木頭村の伝承を拾い集めます。この本は四国の遠野物語です。
木頭村は那賀川の源流域の山村です。
1970年代にこの自然豊かな村にダム建設の話が持ち上がりました、本の著者の藤田恵さんは、木頭村の村長としてダム建設に反対し、建設を阻止しました。
本書は木頭村で暮らし続けている藤田恵さんの記憶を後世に残すために出版します。
藤田恵さんの本は、2020年にも当CFサイトで資金を募り出版しましたが、今回はダム建設反対ではなく、木頭村での人々の暮らしをメインテーマとします。
本書を通じて日本の農村の暮らしぶりを学ぶ機会となれば幸いです。
私たち、ロシナンテ社は1970年から様々な住民運動のお手伝いをしてきました。
雑誌「むすぶ」を半世紀にわたり発行し続けてきました。
創刊当時、大きな問題であった公害問題をはじめ、原発、マイノリティの権利、とする社会問題を発信し、多くの人とつながってきました。
雑誌「むすぶ」は昨年1月号で休刊となりましたが、書籍の企画・販売は続けています。
現在の責任者は四方哲です。
四方哲(しかたさとし)は1959年生まれ。学生時代を含め、6年間長野県で暮らす。そこで原発に反対する市民運動や障害者の当事者運動などに出会う。1984年からロシナンテ社で「月刊地域闘争」(現誌名「月刊むすぶ~自治・ひと・くらし~」の発行に携わる。1990年、会社の経営が行き詰まり、代表に就任。現在、スタッフは四方一人です。
四方は各地を回り人々と交流しながら書籍を販売しています。
四国山地の西、徳島県と高知県の境に位置する木頭村(現那賀町)。那賀川の源流域の山村です。
1971年、この山村にダム建設計画が持ち上がりました。その後、巨大公共事業をめぐって村は二分されました。1993年、ダム建設反対などを公約に村長に当選したのが藤田恵さんです。2000年建設省(当時)はダム建設中止を表明しました。日本のダム建設の歴史の中で初めてのことでした。
藤田さんは1939年木頭村で生まれ、中学卒業まで四国山地の中で育ちました。日本は開戦から敗戦という激動の時代を自然にどっぷりつかって生き抜く知恵を体に刻んだのです。
昔の木頭村
この小さな山村にも戦争は押し寄せました。兄弟のうち、兄五人が応召。二人の兄は戦死。一人の兄はガダルカナル戦で密林へ逃げ込み奇跡的に生き延びました。故郷の両親は戦争中に病没。残された六人の兄弟姉妹。一番の年長は十一歳の姉。その苦労は過酷なものだった言います。藤田さんは三歳で村内の篤農家の親戚に養子に出されました。
子どもころ、里山や川が遊び場でした。山に入って木から木へ飛び移る(かなり危険な遊びです)、罠を仕掛けて小鳥を獲る、川でヤマメやウナギを吊り上げる。豊かな自然の中で遊びまわったそうです。農家にとっては子どもでも貴重な働き手です。朝から山仕事や農作業の手伝いをする毎日でした。肥後守(小さな折り畳みナイフ)一つあれば何でも作れるのです。そこで身につけた生き抜く技術は都会で生きる私たちにはとても真似ができないものです。
1960年代初めまで木頭村には昔ながらの日本の農村が残っていました。農作物は今でいう完全無農薬、有機栽培。当然、コメには虫が湧く、キャベツにはヨトウムシが穴をあける、柿のヘタに虫がつき黒ずんいるのが当たり前でした。ボロキレは足中(ワラで作る草履)に編み込む、食べ残しは牛のエサ、スエ飯(腐りかけたごはん)は甘酒に、ゴミとして捨てるのは腐った釘と割れた茶碗のカケラだけでした。
藤田さんが子どものころ、ガロ(河童)が谷川を泳いでいました。竜神さまが滝を上っていました。深い山には天狗が遊んでいました。この村で藤田さんは高校入学まで暮らしました。
そこに “ 日本 ” が息づいていました。
本書は藤田恵さんの記憶を後世に残すために出版します。
本の著書 藤田恵さん
書籍は京都の実生社という小さな版元から発行していただきます。
決して儲かる仕事ではありません。
まず版元さんが損をしない構造を作る必要があります。
本の定価は一冊2200円を予定しています。
この単行本350部×定価2200円×0.65=500,500円で買い取ります。
この金額は、印刷代+版組代を合計したものです。
それと広告代 約100,000円を足して600,000円を今回のクラウドファンディングの目標金額とさせていただきます。
・5000円
サンクスメール(1通)
ロシナンテ社から感謝のメールを送らせていただきます。
・10000円
サンクスメール(1通)+出版予定の本(1冊)
このCFで作成する本をお届けします。
・30000円
サンクスメール(1通)+出版予定の本(1冊)+1000円相当の木頭村の物産品(1品)
このCFで作成する本のメインテーマである木頭村の物産品1000円相当をお届けします。
・50000円
サンクスメール(1通)+出版予定の本(1冊)+3000円相当の木頭村の物産品(1品、もしくは複数品)
このCFで作成する本のメインテーマである木頭村の物産品3000円相当をお届けします。
・50000円
サンクスメール(1通)+藤田恵さんサイン入りの出版予定の本(1冊)+1000円相当の木頭村の物産品(1品)
このCFで作成する本に藤田恵さんのサインを入れたものと、本のメインテーマであるの木頭村の物産品1000円相当をお届けします。
お渡しする物産品の例
株式会社「きとうむら」より提供いただきます。
木頭村で作られる果実、野菜などの加工品です。
既に述べてきたように、このCFで作成予定の本は、木頭村での生活をメインテーマにしています。そのため、ご支援いただいた皆様にお渡しする特典も木頭村の物産を選ばせていただいています。物産を提供してもらう「きとうむら」のサイトは以下です。
マーマレードジャム
柚子胡椒
柚子茶
出版は2025年末を予定しています。
大まかなスケジュールは以下の通りです。
入稿 9月末
校正終了 11月中旬
発行 12月末
もし目標金額未達となった場合でも、不足する資金はロシナンテ社(四方)が補填し、藤田恵さんの書籍の出版を実現します。リターンも必ずお届けしますので、ご安心ください。
やむを得ない事情によりプロジェクトに遅延等が発生した場合は、メールやアップデート記事にて速やかに進捗をご報告いたします。
出版不況の昨今、紙の本を読んでもらうことは大変な力が要ります。
皆さんにご賛同いただき、ぜひこの本を世の中に届けたいと思います。
ご支援、ご協力をよろしくお願いします!
5000 円
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