あと10日!出演者のご紹介とコメント 横山雄二さん
vol. 21 2019-07-22 0
クラウドファンディング終了まで、あと10日!
ご支援いただき有難うございます!
引き続きよろしくお願いします。
今日はもう一人、出演者のご紹介とご本人からのコメントを。
主人公岸本の父、岸本雄二役。
横山雄二さんです。
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横山雄二 コメント
「呉の街。なだらかな坂道を、不器用なまでに、 ゆっくりとしっかりと上る。前だけを見つめ、自分の足で、自身のリズムで。その坂道を上りきって、振り返ると、上った人にしか 分からない特別な景色が待っている。 この映画は、呉の映画だ。そして、坂道を上る映画だ。 そして、なにより、上り切ったあとの「心の景色」に ついての映画だ。 僕には登場人物たちの「絶景」が見えた。涙が溢れた。」
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以下、迫田監督からのコメントです。
この映画『君がいる、いた、そんな時。』で
一番最初に出演をお願いした方が横山さんでした。
僕が観た横山さんのお芝居は、コンセプチュアルな役柄が多くて、すぐそこに生きている人、暮らしている人が無くて。
市井に生きている実感のある人間を演じてもらったらどうなるだろうかと。
横山雄二さんは、多面的な人だと思う。それはもちろん生き方もそうだし、職業というか、やってることが限りない種類で。
そして僕が一番好きな人、タイプが、ある一方から見るとこういう評価だが、そのまた違う方向からの評価がまた違っている人だ。その持っている価値観が、ほかの人の評価があろうともしなやかにそして頑固に突っ張っている人でした。
いつも横山さんにお会いする機会があったときに、目の表情をいつも興味深く観察していました。
鋭く射抜くように見えると同時にでもそこには相手を見るというよりも人をまあるく包むものを見ているような大きな目線というか。
この人のこと、僕には分からない。よく分からなくて。
だから撮りたい、と思いました。
広島・呉市に移住して、脚本改訂で、動こうと思えた時が来て、だけど何も決まってなくて。その時にお願いしました。
と同時に思っていることがあって。
それは横山雄二さんが一番僕のことを理解しているのではないだろうか、と。
リハーサル、撮影、と、その家族役のマサマヨール忠くん、アイリンサノさん。そして僕。
4人で試行錯誤しながら、試行錯誤してもらいながら、役を、家族を作ってもらいました。
迫田(監督)
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横山雄二 プロフィール
1967年3月29日生まれ。(52歳)宮崎県宮崎市出身。1989年(株)中国放送にアナウンサーとして入社。ラジオやテレビのバラエティ番組出演から、映画監督・俳優・歌手活動・作詞家・小説家・俳人・レーサー・コラムやエッセイの執筆など、多彩なジャンルで活躍。日経エンタテインメントが「日本で一番勢いのあるローカル番組」と評した深夜番組「KEN-JIN」では有吉弘行・劇団ひとりとバンドを結成。TBS系全国ネット「うたばん」に歌手として出演するなど、数々の話題を提供。吉川晃司のアルバム曲「Fame&Money」の作詞も行う。2011年4月から毎月、東日本大震災復興支援ライブ「ヨコヤマ☆ナイト」を開催。現在までに宮城県石巻市に2200万円を越える義援金を贈る。2015年には、放送文化の向上に貢献した団体や個人を表彰する放送界のアカデミー賞とも言われる「第52回ギャラクシー賞」を受賞。主演映画「ラジオの恋」はアメリカのシネマベルデ映画祭で観客賞を受賞。監督作品「浮気なストリッパー」では、ミニシアターの観客動員記録を塗り替えるヒットを飛ばす。2018年10月、自身初の小説「ふるさとは本日も晴天なり」を角川春樹事務所(ハルキ文庫)から上梓。著書には「横山の流儀」「別冊/ 天才!ヨコヤマ」「生涯不良」などがある。現在、みやざき大使(宮崎市)、いしのまき観光大使(宮城県石巻市)を務める。