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『建築家のたまごたちと建築展(仮)』の出版をクラウドファンディングで実現!
早稲田大学建築学科の学生が1957年から続く学生団体「建築展」の活動を手がかりに、社会で活躍するかつての学生たちへインタビュー!建築学生──“建築家のたまご”たちの思考と表現の軌跡を記録し、アーカイブを出版します!
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早稲田大学建築学科の学生が1957年から続く学生団体「建築展」の活動を手がかりに、社会で活躍するかつての学生たちへインタビュー!建築学生──“建築家のたまご”たちの思考と表現の軌跡を記録し、アーカイブを出版します!
早稲田大学建築学科の学生が1957年から続く学生団体「建築展」の活動を手がかりに、社会で活躍するかつての学生たちへインタビュー!建築学生──“建築家のたまご”たちの思考と表現の軌跡を記録し、アーカイブを出版します!
本プロジェクトは、早稲田大学建築学科の学生たちが企画するアーカイブプロジェクトです。アーカイブするのは社会で活躍する建築家の活動ではなく、建築を学んで数年しかたっていない建築学科の学生──“建築家のたまご”の活動です。
社会に出て活動する以前の、“建築家のたまご”たち。彼らがどんな社会の中で建築を学び、何に悩み、どんな方法で表現しようとしていたのか。私たちは、過去の建築学生たちの活動を、インタビューを通じて調査し、一冊の本にまとめようとしています。
私たちがアーカイブするのは「建築展」の活動です。
「建築展」とは、1957年に始まった早稲田大学建築学科の学生による自主活動団体で、稲門建築会の支援のもと、学部3年生を中心に展示会や講演会、文化祭でのパビリオンの制作などを行ってきました。建築学生による団体としては日本最古の歴史を持つ団体です。
その活動には、時代ごとの技術や社会の変化、そして学生たちの思考や葛藤が色濃く表れています。 本プロジェクトでは、「建築展」に関わった卒業生たちにインタビューを行い、記録していきます。当時の「建築展」の活動を振り返るとともに、設計課題などの学生生活についても知ることで、それらの背景にあった思考や価値観を掘り起こします。
わたしたちが考える建築展の面白さは、学部2、3年生が活動の中心になっているという点です。早稲田建築の教育では6年間一貫のカリキュラムが採用されており、学部1年から学部3年までを「基礎教育課程」、学部4年から修士2年までを「専門教育課程」としています。すなわち、前期の3年間では、建築分野のことを幅広く学ぶことを目的とし、後期の3年間では研究室に所属し、専門的な内容を学ぶことに注力します。
つまり、早稲田建築の2・3年生たちは、まだ研究室に所属しておらず、進路も決まっていない、いわば未分化な状態にあります。意匠に進むのか、環境に進むのか、それとも構造に進むのか──そうした選択の前段階にあるのです。彼らは、学生として建築家の“たまご”であるだけでなく、建築学生としても“たまご”といえる存在です。
そうした作家性や進路が定まっていない未熟な段階にある学生たちが、日々の課題に奮闘しながらも、その合間を縫って自分たちのやってみたいことをなんとかかたちにしていく。そうした活動こそが、「建築展」の魅力であり、特徴となっています。
与えられた課題にただ応えるだけでなく、自ら問いを立て、やりたいことを見つけて夢中になり、さらにはそれを通じて学生の立場で社会とつながっていく。そうした経験が、建築展の中には確かに息づいています。
このように過去の建築展を振り返るとき、そして今の建築展に目を向けるとき、そこには時代への応答や、後の建築家たちの活動の源流を見出すことができます。
本書の記録や編集は現役の学生たちが行います。建築展の卒業生たち—過去の学生たちに学生の視点で問いかけ、当時の活動の裏側にある葛藤や情熱を丁寧に聞き取り、記録します。
たとえ学生であっても、建築に関わるということは、技術や制度、社会の動きと密接に結びつきます。手描き図面からCADや3Dプリンター、AIへと表現手段は進化し、同時に、高度経済成長やバブル崩壊、震災、コロナ禍といった大きな出来事が、学生たちの課題への取り組みや考え方に大きく影響を与えてきました。
現代は気候変動、人口減少、そしてテクノロジーの急速な変化など未来の見通しが立ちにくい時代になっています。そんな今だからこそ“たまご”たちの活動をたどる記録集を建築学生が自らの手で制作します。現在建築に向き合う学生だからこそ過去に活動を行ってきた先輩たちの軌跡を知ることは、今後の道しるべとなるのではないでしょうか。変化の激しい時代だからこそ、未来の建築を考えるために、学生たちが積み重ねてきた思考と実践をアーカイブし、次の世代へつなげます。
[時期]2026年3月発売予定
[価格]一般発売予定価格 ¥1,500
※2026年4月、早稲田大学建築学科新1~3年生に無料配布予定
[部数]1,000部
[出版]建築資料研究社
建築展に関する稲門建築会の資料を整理・分析するとともに、以下の方々の対談とインタビューを掲載します。(現時点で実施済みの方のみお名前を掲載しています。進捗がある度に随時更新します。)
※以下カッコ内は建築展活動年
[建築展OBインタビュー]
蜂谷俊雄(1976)
田村直久(1978)
加藤詞史(1987)
関口威人(1992)
梅沢 篤 (1997)
平山健太(2010)
[建築展OB対談]
座二郎(1996) × 齋藤信吾(2008) × 佐藤敬(2008)
銅銀一真(2018) × 平林航一(2018) × 永井颯馬(2020) × 関根敬介(2022)
[特別インタビュー]
古谷誠章/早稲田大学栄誉フェロー
本のデザインについては、昨年度「建築展」の展示会の際にもポスター・フライヤーのデザインを担当していただいた、デザイナーの倉品美沙さんにお願いします。
倉品美沙 Misa Kurashina
早稲田大学建築学専攻を卒業後、現在はグラフィックデザイン事務所に所属。建築とグラフィックデザインの両分野を横断しながら活動している。
※本ページのデザイン及び一連のプロモーション活動に使われるフライヤー等のデザインは学生が担当しました。
〇書籍『建築家のたまごたちと建築展(仮)』
完成した書籍をお届けします。
〇巻末へのお名前掲載(任意)
本の巻末にご支援いただいた方のお名前を掲載させていただきます。
(公序良俗に反する名前など、こちらが不適切と判断した場合は掲載を断らせていただく場合
があります。)
〇インタビュー全文を別冊でプレゼント
ページや編集の都合で本に載せられなかったインタビューの全文を別冊で製作し、プレゼントします。
〇記録写真集をPDFでプレゼント
ページの都合で本に載せられなかった建築展の活動写真をデジタル写真集にしてPDFでプレゼントします。
〇広告の掲載
以下のように広告を掲載します。詳細は別途ご連絡ください。
(お問合せ:kenchikuten.archive@gmail.com)
※リターンのお届けは現時点で2026年の3月を予定しております。梱包・発送作業の都合によりお届けが遅れる可能性がありますことをご了承ください。遅れが発生した場合はお知らせいたします。
収入の大半は本クラウドファンディングとは別で企業からの協賛金によって賄われます。
本プロジェクトは、All in 形式で行います。企業からの協賛金を募っているため、目標金額に満たなかった場合にも、書籍の出版は行われます。(※詳しくは上記、支援金の使い途を参照)
・企画担当
浜名秀聡 Hidetoshi Hamana
早稲田大学創造理工学部建築学科4年、吉村研究室に所属。2024年度建築展として活動。
浜島寧宏 Yasuhiro Hamashima
早稲田大学創造理工学部建築学科4年、宮本研究室に所属。2024年度建築展として活動。
早稲田大学栄誉フェロー、古谷誠章先生から応援メッセージを頂きました。
僕も知らないほど前からある建築展、それが50年以上続いているということはそれだけで価値があると思います。しかし、それは同じものを踏襲していくというよりは、それぞれの時代の写し鏡になっていて、そのときに学生が感じたこと、考えたことが表出していることが分かります。こうしてアーカイブ化されることで、そのことがこれから先の未来の学生にも共有できる、目に見えるものになる。それはとても良いことです。ぜひ良いアーカイブが出来たらいいなと思って応援しています。
600 円
1200 円
2400 円
3600 円
6000 円
12000 円
50000 円
100000 円
200000 円