紙選び、色々。
vol. 26 2022-08-04 0
まずは、朗報です!
写真集の用紙が決まりました!!
前回最終色校正の結果が気に入らず
これは紙から変えたほうが良いのでは…!?
となってちょっとパニックになりましたが
今回頼んだ紙は一発で綺麗な色が出て
ホッとどころではないドッっとの安心で
全身の力が抜ける思いがしました。
ちょびっと涙も出ました。
写真はエコー宣伝印刷の担当宮坂さんです。
わたしからの度重なる細かい注文に
必死で答えてくださっています。
本当にめんどくさい客だと思います。
申し訳ないと思いながらも
なんとなくで「はい」とは言えないし
妥協もできないのでごめんなさいです。
でもこれで、とてもいいものができる
確信に変わったので
本当に本当によかったです。
色見本用にと
自分で印刷していたものに
なかなか近づかないのが
とてもストレスでしたが
今日確認したらとても近くできていて
あぁよかった!と
お互いスッキリいたしました。
何よりも作品がちゃんと伝わらないのが
嫌なので。
紙が高いですよ、とだけ言われているので
それは震えていますが
性格上気に入らないものは
絶対に出したくないので
そこは仕方ないです。
出来上がりが本当に楽しみです。
ホッとして帰りは写真を撮る余裕が。(笑)
それから写真展用の用紙にと選んでいたアワガミ。
色合わせにとても苦労して
エプソンの方にもご協力いただき
100枚以上は印刷して
綺麗に色が出せた数枚を持って
また会場に行ってきました。
本当に映えるか確認するためです。
わたしの選んだ三椏(みつまた)二層紙という紙は
表面に毛羽立ちがあり
蚕の繭のように
光に当てると繊維がキラキラしていて
それがちょっと3Dのように不思議な立体感で
唯一無二の魅力があるのですが
それが活かせるのがわたしの好みでは
真上からスポットライトが当たった時に
一番繊維がキラキラと綺麗に見えること、
会場の設備ではそれが難しそうなこと、
20点をベストな条件で展示すること、
となった時に
ちょっと条件がシビアすぎるな…となり
小一時間悩んだのですが
諸々難しいなという決断に至りました。
記事に使おうと思って撮ってないので
携帯の影がガッツリ入っていますが
なんとも言えない魅力なのですよ。
プリント自体は和紙なので
色が出ないところも
平坦になるところもあるのですが
不思議と人が浮かび上がるのです。
本当に素敵な紙なので
いつかアワガミを使った展示も
してみたいです。
そして今日は気持ちを切り替えて
他の写真用紙何種類かにプリントして
また会場に行ってきました。
ほんと、本番より通っている気がします…
経験がないので
実際にやってみて何でも確かめたいのです。
そして、これにしよう、という紙を決めました。
この紙を持って
次は展示用フレームの予約に行きます。
ちょっと、見えてきました。
色々と。
みなさんお盆休み等々あるので
何でも早め早めに。
まだまだダッシュは続きます。
引き続き、ご支援を拡散を
よろしくお願いいたします!