いつか来るその日を楽しみに
vol. 4 2020-05-25 0
こんにちは。ポルトの菊池です。
クラウドファンディングも折り返しを過ぎて残り20日となりました。
現在50万円のご支援をいただいており、金額以上にいろんな方からのメッセージが励みになっております。
前回の投稿では沖野さんが面白い内容で記事をあげて、タンガテーブル西方くんの昔の写真を使うというずるい手法を使っておりました。笑
なので、僕はウズハウスの沖野さんの面白い写真を使おうと思ったのですが、よく考えたらそもそも沖野さんの写真を撮ったことがなかったです。笑
こんなことを書いているだけでも3つのゲストハウスの番頭同士のつながりを少しは感じていただけると思いますが、真面目なことも書きます。
3人とも正直あまり辛いとは言わない性格ですし、いつも冗談ばかり言ったり、スタッフからもいじられたりするキャラなので、そんなに心配されませんが、今回のコロナウイルスによる影響は本当に深刻で、ポルトでいえば宿として営業を続けていくのは厳しいというのが正直なところです。
現在は宿が休業中なので、違う仕事をしながら何とか雇用も会社も存続させていますが、ゲストハウスとしての見通しは全くわかりません。
お客さんが戻らないことが怖いというよりも来てくださった方を快く地域の方々と迎え入れることができない状況なのが辛いです。
ポルトは日本中・世界中から多様な人が行き交う港のような宿として営業していますし、地域の方々と一緒にお客さんをもてなしたいという想いでやっています。
例えば「みちしお」というポルトのスタッフもよく行く80歳のお母さんがやっている深夜食堂のようなお店が近所にあるのですが、そこのお母さんがポルトからのお客さんを怖がらずに喜んで迎え入れてくれるようになる日が来るのかと考えてみると、もうそんな日は来ないのかもしれないのではないかと正直思っています。
これまで来てくださったお客さんでも「みちしお」で飲んで地域の方々やお母さんとふれあって、その時間が門司港でのいい思い出になっている方も多くいました。
少し前だったらお客さんを「みちしお」に紹介するのはポルトでは当たり前の日々でしたが、それが奪われた今はそのことの尊さを強く実感します。
もう前には戻れないので、前に進むしかないのは頭ではわかっているのですが、心が追い付いていないところも少しあります。
それでも、3つのゲストハウス手を取り合って、以前よりも地域間のつながりを深めることで、また違った体験を提供できるのではないかと思っています。
それぞれの地域で流れる時間と何気ない日々が旅のいい思い出になると思っています。
今はまちの人達と過ごす日々の大切さをかみしめながら、お客さんを快く受け入れられる日を待ちわびています。
いつか来るその日のために3つのゲストハウスが協力して今できることを必死に取り組んでいますので、ぜひご支援のほどよろしくお願いいたします。
皆さんと関門エリアでお会いできるのを心から楽しみにしています。