再挑戦！日本一でっかい岩でジオスクリーン映画祭を！和歌山の紀南、古座川町を盛り上げる！

HYGGEとは

ヒュッゲ（Hygge）とは、日本語に直訳することが難しいのですが、デンマーク語で「居心地がいい空間」や「楽しい時間」のことをさす言葉です。私たちはHyggeを私たちなりに学び「人と人の間で作る幸せな空間づくり」や「幸福感を上げるための工夫」などと解釈しています。

私がHyggeについて調べているときにもっとも驚いたことは、「嵐の夜に温かい家の中で親しい仲間や家族と美味しいものを食べながら楽しい時間を過ごしている時なんかが最高にHyggeな時間」なんだということを知った時です。「嵐」の時というところが私の中ですごく気になったんです。

　デンマークは日照時間がすごく短い国らしいんです。だからどんよりとした空が毎日広がっている暗い感じの日が多いのだとか・・・。そんな毎日を家の中で美味しい食べものを食べたり、照明のライトをおしゃれにしたり、キャンドルを灯したりしながら自分達の居心地が良い空間を自分達で演出していくんです。

　「嵐」だとか「暗い」というキーワードがあればあるほどHyggeは高まる。ここからは私の解釈ですが、Hyggeとは、自分達の環境や周りの状況がどれだけ苦しくつらいときでも、自分達の工夫で幸せで楽しいと思える空間を作っていくという文化なんじゃないかなと感じたんです。それはただただ「癒し」という言葉ではなく、逆境に負けない「心の強さ」のようなものを感じました。

　今回の「大地を見上げる映画祭vol.1」のテーマをHYGGEにしたのは素敵な心構えをもって参加したみんなが「明日も頑張ろう」「何かに挑戦してみよう」「自分の幸せについて考えよう」などポジティブな考えになれるイベントにしたいと願ったからです。

　だから今回、たくさんの人に「あなたのＨＹＧＧＥはなんですか？」という問いかけをしました。「あなたが幸せになる工夫はなんですか？」「あなたの幸福度をあげることはなんですか？」「苦しい環境にあるとき、自分の心を救う方法はなんですか？」

よかったら皆さんも考えてみてください。その答えを探すこと、その答えに気づくこと。それ自体がとても尊いことだし、その見つけた答えがこれから先の未来へ大切に持っていくものになると思うから。

5月21日の当日、たくさんの人のＨＹＧＧＥが聞けますよ！そんな幸せな空間がみんなの心の中の温度を1℃でも上げてくれますように願っています！