Aメロとサビを、別々の曲だと信じ込んでしまったら
vol. 2 2026-08-12 0
最近食べたリンゴ。その祖先は、カザフスタンの山に自生する野生のリンゴです。
人に選ばれ続けて、「ふじ」や「つがる」にたどり着きました。
では、あなたが最近食べたナシの品種は、いつ生まれた?
リンゴとナシは、いつ枝分かれした?
その答えを、「くだもの進化アートマップ」でお見せします。
15歳で植物が好きになって以来、ずっと不思議に思ってきたことがあります。
それは、野生種と園芸品種が、なぜか別々の世界として語られていることです。
植物図鑑は野生種しか載せていないことが多いですし、農業書は園芸品種についてしか触れません。
植物の大きな進化の流れでは一本につながっているはずなのに。
プロや趣味家の世界も似ています。野生種に詳しい人と園芸品種に詳しい人は別々ですし、ほとんど交流もありません。
だから、いつも別々に語られているのです。
これって、1つの曲のAメロとサビを、別の曲だと言い合っているような状態に近いのではないでしょうか。
あるいは、前編と後編の2冊で完成している小説なのに、別の2つの小説だと信じ込んでいるような状態。
通しで聞いた方が、通しで読んだ方が、絶対に満足度は高まるはずなのに。
野生種と園芸品種、それぞれを深く知るために分野が分かれたのは当然です。
でも、だからといって、つながりまで見えなくしてしまうのはもったいない。
だったら、文字情報ではなく、絵で全部つないでしまおう。
これが「くだもの進化アートマップ」の肝であり魂です。
野生種から栽培化へ。
栽培化から品種改良へ。
そして、令和の新品種まで。
すべてをアートの力でつなぎ、これまでにない楽しみをつくります。
私たちが果物でつなぐのは、地球が進化させた野生種と、人間が進化させた園芸品種。
Aメロからサビまで。
前編から後編まで。
恐竜の時代から令和まで。
通しで聴くから、通しで読むから、通しで見るから、本当の姿がわかる。
その景色を、あなたに真っ先にお届けします。
竹下大学
