プロジェクト開始から約1週間、心からの感謝を込めて
vol. 1 2025-07-01 0
皆さま、こんにちは。プロデューサーの米山です。
クラウドファンディングを開始して、まもなく1週間が経ちます。
これまでご支援くださった皆さま、本当にありがとうございます。
皆さまからの温かいメッセージやお気持ちが、チーム全体の大きな励みとなっています。
この物語が、もっと多くの方に届きますように。
引き続き、作品のポイントや制作の裏側を丁寧にお伝えしていきたいと思います。
本日はその第一歩として、本作を一緒につくりあげているインターナショナルクルーをご紹介いたします。
まずは、作品の映像表現を支える撮影監督(DOP)と編集(Editor)のお二人です。
それぞれがこの作品にどんな想いで参加してくれたのか。
彼ら自身の言葉で綴ってくれたコメントもあわせて、ぜひご覧ください。
撮影監督(DOP): クロエ・デュルプラス
ロンドンを拠点とするフランス系アメリカ人の撮影監督。
イリノイ州ハーベイ生まれ、フランスとベトナムで育ち、ロンドン・フィルム・スクールで撮影監督を専攻、映画とデジタルの両方のフォーマットで、フィクション、ドキュメンタリー、コマーシャル、ミュージックビデオなど幅広い作品を手掛けている。
BSCのメンターを務め、illuminatrix rising、ICF⁺C、Women Behind the Camera、Femmes à la caméraのメンバー。
【コメント】
脚本を読んだ瞬間から、その静かな複雑さに惹きつけられました。
家族と距離をめぐる普遍的でありながら、深く個人的な物語です。
支配と配慮、執着と手放しの間で繰り広げられる、言葉にできない駆け引きを描いています。
撮影監督を務め、この親密で繊細な物語に命を吹き込むことに興奮しています。
編集(Editor):ミゲル・E・レバグリアト
スペイン出身。ロンドンを拠点に映画・TVのエディターとして活躍。
10年前からアシスタントエディターとして働き始め、Netflixで配信されている『ザ・クラウン』やBBC、AMCで配信されている『リトル・ドラマー・ガール』などのテレビドラマで経験を積む。最近では、今年6月にApple TV+で配信開始された『ザ・バッカニアーズ』シーズン2の2つのエピソードを編集。その他、スター・ウォーズ:アンドー シーズン2(アセンシャルエディター)やApple TV+の『サイロ』シーズン2(アディショナルエディター)などの作品に携わる。
デンチ・アーノルド・エージェンシー所属。
【コメント】
小津作品や是枝作品のファンとして、家族の個人的な関係性を描いた物語に惹かれることが多いです。
『I, Us』の脚本は、人生の節目を迎える母娘の絆を繊細に描き、すぐに私の心を掴みました。家を出ることは、多くの人にとって馴染みのある難しい状況かもしれませんが、私が最も興味を引かれたのは、物語がそうした感情への対処における文化の違いをどのように描いているかという点です。
私は常に、映画は他の文化を知るための最も効果的な方法の一つであり、特に共同制作は世界の異なる地域の人々が互いをより深く理解することを可能にすると信じてきました。日本の映画や書籍は、私にとって間違いなくその助けとなりました。
ですから、これらの文化を結びつけるプロジェクトに参加したいと思っています。『I, Us』の編集に携わり、物語の核となる関係性を探究することを楽しみにしています。
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皆さま、ここまでお読みいただきありがとうございました。
作品とチームの魅力が、少しでも伝われば嬉しいです。
引き続き、『I, Us』へのあたたかいご声援をどうぞよろしくお願いいたします。