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石上純也展 再開催をクラウドファンディングで実現!
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石上純也展実行委員会です。2026年6月、開幕3日前に中止となった建築家・石上純也の展覧会を、市民の手でもう一度開くために結成しました。建築家・建築士・文化関係者・市民が集まり、企画・設計者である石上純也建築設計事務所とともに、徳島での再開催を目指して活動しています。
開幕3日前に中止となった、石上純也の建築展。約2,000枚の実施設計図と模型は、まだ誰にも見られていません。この展覧会を、市民の手でもう一度開きます。
6月1日に開幕予定だった建築家・石上純也の展覧会は、開幕3日前に中止となりました。実施設計図2,000枚と大型模型は、すでに会場に搬入されていました。私たちは市民有志による実行委員会を立ち上げ、この展覧会を徳島で再び開くために動いています。どうか、力を貸してください。
Tokyo Art Beat|東京「民主社会にとって極めて重大な問題」 。建築家・石上純也が語る徳島ホール計画展中止と「県民が知る機会」
【まとめ】ホール展覧会問題、過去記事を集めました<徳島新聞デジタル 20日12時更新>
NEWSポストセブン|徳島県が中止に追い込んだ建築家・石上純也氏の「県立ホール計画の展示会」 背後にある後藤田正純知事の建設計画の白紙化・見直し 従来案との比較を止めるため突然の中止要請か
NEWSポストセブン|【大揺れの徳島県立ホール計画】混乱に拍車をかける後藤田正純・知事の対応は“表現の自由”への圧力か 設計を担った世界的建築家・石上純也氏が思いを告白
6月1日からの「石上純也展」開幕を3日前に控えた5月29日夕方、会場である徳島市万代町の第一倉庫の所有者に対し、土地を所有する徳島県から展覧会中止の要請があったと報じられています。約2,000枚の実施設計図書と大型模型はすでに搬入され、展示準備は最終段階にありました。
翌6月1日、石上純也氏は予定されていた開幕に代えて会見を開きました。氏は、海外では表現の自由に対する言論統制が行われている国もあるが、こうしたことが現在の日本で起こるとは想像していなかった、という趣旨を述べた上で、「表現の自由を踏みにじられた」と訴えました。会見には社会学者・古市憲寿氏も参加し、Yahoo!ニュース、ARTnews JAPAN、Tokyo Art Beat、徳島新聞、NEWSポストセブンほか多くのメディアが報じています。
徳島新聞は6月2日、社説で県の対応を厳しく批判しました。憲法学者・横大道聡(慶應義塾大学教授)は県の行為が表現の自由の制限にあたる懸念を示し、地方自治を専門とする小田切康彦(徳島大学教授)は県に説明責任があると指摘しています。
なお、徳島県側は中止の判断は民間(建物所有者)によるもので、要請ではなく相談であった旨を主張しています。事実関係については各種報道をご確認ください。
展覧会のテーマは、徳島市文化センター跡地で計画されていた県立新ホール「徳島文化芸術ホール」(仮称)です。
このホールは、2021年9月に公募型プロポーザル(審査委員長:妹島和世)により、熊谷組を統括企業とし石上純也建築設計事務所らを含む共同企業体が設計者として選定された施設です。「花びら状のテラス」が幾重にも重なる、世界にも類のない構造とデザインを持つ計画でした。実施設計図書まで完了し、工事着手の直前まで進んでいました。
2023年の知事交代後、計画は別敷地(藍場浜公園)へと変更され、従来案は事実上停止しました。しかし石上事務所と県との基本協定は法的には現在も継続している状態です。
展覧会では、約2,000枚の実施設計図書と大型模型、ドローイングが公開される予定でした。
理由は3つあります。
ひとつ、県民には知る権利があること。徳島文化芸術ホール(旧計画)は県民の税で設計が進められた公共事業です。その計画が何を実現しようとしていたのか、なぜ変更されたのか、変更後の新計画と比べて何が違うのか──これらを判断するための情報を、県民は自らの目で見て、考える権利があります。
ふたつ、表現の自由の問題として。展覧会の中止が誰の判断によるものであれ、結果として一人の建築家の作品発表の機会が失われ、市民が建築に触れる機会が奪われました。この種の出来事を「仕方なかった」で終わらせるわけにはいきません。
みっつ、建築という公共財の記録として。設計図2,000枚と模型は、それ自体が文化的・歴史的価値を持つ資料です。これらを倉庫に眠らせたままにせず、公開し、議論の素材として残すことは、私たち建築に関わる者の責務だと考えています。
本展覧会は、2026年6月1日より開催を予定しておりましたが、当初会場として予定していた倉庫は民間所有である一方、その敷地が県有地であったことから、徳島県からの要請を受け、開催中止となりました。
その後、実行委員会ならびに公益社団法人 日本建築家協会 四国支部 徳島地域会の多大なるご尽力により、新たな民間会場において開催できる運びとなりました。
現在、徳島県では藍場浜を敷地として、新たなホール整備事業が進められています。一方、本展覧会でご紹介する徳島文化芸術ホール計画は、約三年にわたり徳島県と協議を重ね、県民の皆様から寄せられた多くのご意見を受け止めながら積み重ねられた計画です。現在も県との協定は継続しており、実施設計まで完了し、施工予定者も決定しています。
今、徳島では二つの未来が並行して存在しています。
建築とは、建物をつくることだけではなく、人々がどのように集い、文化を育み、未来の風景を形づくっていくのかを構想する営みです。その構想は、数多くの対話や試行錯誤を重ねながら育まれ、建物として完成する以前から、社会にとって大切な文化的価値を持っています。
本展覧会では、実施設計まで積み重ねられた一つの建築の思考と、その背景にある風景や理念をご覧いただきます。
これは、新たなホール計画と対立するためのものではありません。むしろ、一つの建築の思考を社会に開くことで、この先、徳島の地で生まれる新たな場所について、多くの方々が自由に考え、語り合う契機となることを願っています。
建築は、一人の建築家だけがつくるものではなく、多くの人々と共に共有する未来を形づくるものです。
また、この計画に携わってきた私たちにとって、徳島の未来を思い描きながら、多くの時間と労力を費やして積み重ねてきた図面や計画が、誰の目にも触れられることなく、なかったことになってしまうのは、とても辛く、寂しいことでもあります。だからこそ、この建築の歩みや思考を、多くの皆様にご覧いただきたいと願っています。
本展覧会が、徳島の未来にふさわしいホールのあり方、そして建築が果たすべき役割について考える場となれば幸いです。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
このプロジェクトの主催は、本展の再開催を目指して立ち上げられた「石上純也展実行委員会」です。建築家、建築士、文化関係者、市民が集まり、独立した立場から展覧会の再開催を目指して活動しています。
特定の政治的立場を代弁する組織ではありません。県政の特定の判断を批判することそのものを目的とはせず、ひとつの建築計画とその資料を、県民と社会に開くことを目的としています。
── 展覧会を、確実に開くために
正直にお伝えします。この300万円は、展覧会を開くための最低限の費用であり、それでも実費のすべてを賄いきれていません。不足する分や、数えきれない準備の作業は、実行委員会のメンバーや協力者の手弁当──つまり持ち出しと、無償の労力──によって支えられています。まずは、この第一目標の達成を目指します。
── 支えてくれた人たちに、報いるために
第一目標を超えてご支援が集まった場合、その上乗せ分は、新たに何かを作るためではなく、この展覧会を実際に支えてくれている人たちに、きちんと還元するために使わせていただきます。
中止に追い込まれた展覧会を、それでも開こうと動いた人たちがいます。その多くは、自分の時間とお金を持ち出して、この展覧会を支えています。ご支援が第一目標を超えたなら、その厚意を、関わってくれた一人ひとりが報われる形に変えたい。それが私たちの願いです。
※会場費等の一部は、実行委員会が先行して立て替えます。クラウドファンディング入金後に償還する仕組みです。
ご支援いただいた皆さまには、感謝を込めて以下の返礼品をご用意しています。展覧会の記憶を、手元に残していただけるものを揃えました。
シンプル応援
いただいたご支援を、できるだけ多く展覧会の開催費用に充てさせていただくプランです。モノはお届けしませんが、サンクスメールに加え、ご希望の方は支援額に応じて、活動報告(アップデート)記事や会場の支援者ボードにお名前を掲載してお礼に代えさせていただきます(本名・ニックネーム・匿名を選べます)。
ドローイングのポストカードセット
石上純也のドローイングを用いた、オリジナルのポストカードセットをお届けします。
オリジナルランチバッグ
ホール計画案のドローイングをあしらったランチバッグをお届けします。
ランチバッグイメージ
オリジナルトートバッグ
ホール計画案のドローイングをあしらったトートバッグをお届けします。
トートバッグイメージ
オリジナルTシャツ白
ホール計画案のドローイングをあしらったオリジナルTシャツ(白)をお届けします。
白Tシャツイメージ
オリジナルTシャツ黒
ホール計画案のドローイングをあしらったオリジナルTシャツ(黒)をお届けします。
黒Tシャツイメージ
書籍「自由な建築」LIXIL出版
既に入手困難な書籍「自由な建築」に石上純也が描き下ろしドローイングを添えてお届けします。
20冊限定
©LIXIL出版
石上純也 描き下ろしドローイング複製(サイン入り・額装)
石上純也が本展のために描き下ろしたドローイングを、サイン入り・額装の限定エディションでお届けします。中止になった建築のために描かれた一枚を、作品として手元に残していただけます。
ギャラリーイベント+会食へのご招待
展覧会のギャラリーイベントと、その後の会食にご招待します。石上純也や実行委員会のメンバーと、この建築について語り合う特別な時間です。先着5名様限定。
法人協賛
全広報物・会場・御礼資料に、貴社名(ロゴ)を掲載します。
※ご支援に際しては、本プロジェクトの趣旨に照らし、協賛をお引き受けできない場合がございます。あらかじめご了承ください。
※各返礼品の仕様・お届け時期の詳細は、リターン一覧をご覧ください。
※返礼品の画像はすべてイメージです。印刷・製造の都合により、実際にお届けする商品とは色味・風合い・仕様が多少異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
会期中も支援を募り続けることで、実際に展示をご覧いただいた方にも参加いただけるプロジェクトにします。
私たちは、このプロジェクトを誠実に進めるために、現時点で想定されるリスクを正直にお伝えします。
こうしたチャレンジを一つひとつ乗り越え、必ず展覧会を実現させます。どうか最後までお力添えをお願いいたします。
石上純也氏は、ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展で金獅子賞を受賞し、ニューヨーク近代美術館(MoMA)やパリ・カルティエ現代美術財団など世界の主要美術館で個展を開いてきた、日本を代表する建築家のひとりです。
その作品が、日本国内で、行政の関与のもとに中止に追い込まれたという事実は、国内のみならず国際的な建築界・文化界においても重大な関心事です。私たちはこのプロジェクトを、徳島の問題であると同時に、建築と公共性、そして表現の自由をめぐる普遍的な問いとして、世界に向けて発信します。
英語版ページとプレスリリースを併設し、海外の建築メディア・文化メディアにも届けていきます。
私たちは、誰かを糾弾するためにこの展覧会を再開するのではありません。
県民が、全国の建築を愛する人々が、そして世界中の人々が、ひとつの建築計画と、そこに込められた思想に、自分の目で触れる機会を取り戻すために動いています。
中止になった展覧会の話で終わらせず、「市民の手で再び開かれた展覧会」として、未来の議論につなげたい。
どうか、力を貸してください。
石上純也展実行委員会
CF担当 谷 紀明(タニアトリエ合同会社)
On June 1, 2026, an exhibition of work by the internationally renowned architect Junya Ishigami was due to open in Tokushima, Japan. Three days before the opening, it was cancelled. Some 2,000 sheets of working drawings and a large architectural model had already been delivered to the venue. The public never saw them.
We are a committee of citizens — architects, designers, and supporters — working to stage this exhibition again.
The exhibition centered on Ishigami’s design for a new public hall for the arts, planned for the city of Tokushima. Selected through a public design competition in 2021 (jury chaired by the architect Kazuyo Sejima), the design was developed all the way to completed working drawings — a building of layered, petal-like terraces with few parallels anywhere in the world. After a change of prefectural governor in 2023, the plan was relocated to a different site and effectively halted. This exhibition was to be the public’s chance to see what had been designed in their name.
According to news reports, the prefecture — which owns the land on which the exhibition venue stands — requested that the exhibition be cancelled, three days before it was to open. At a press conference, Ishigami spoke of his freedom of expression being violated, and of his disbelief that such a thing could happen in Japan today. The cancellation was covered by major media including ARTnews Japan, Tokyo Art Beat, and the Tokushima Shimbun, whose editorial sharply criticized the prefecture’s handling of the matter. (The prefecture has stated that the decision was made by the private owner of the building, and that it offered consultation rather than issuing a directive.)
We believe the public has the right to see — with their own eyes — a design commissioned in their name, and to form their own judgment about it. We believe that an architect’s right to present completed work, and citizens’ opportunity to encounter architecture, should not be quietly taken away. The drawings and the model are themselves cultural records worth preserving and opening to discussion.
We are not reopening this exhibition to attack anyone. We are doing it so that the people of Tokushima, of Japan, and of the world can encounter one architectural vision — and the ideas within it — for themselves.
This project raises funds within Japan. Wherever you are, the most valuable thing you can do is to share this story — so that the world knows what happened here, and that an exhibition silenced before it could open is being reopened by citizens. Please help us spread the word.
Junya Ishigami is one of Japan's leading architects. He was awarded the Golden Lion at the Venice Architecture Biennale (2010), has held solo exhibitions at institutions including the Museum of Modern Art (MoMA) in New York and the Fondation Cartier pour l'art contemporain in Paris ("Freeing Architecture," 2018), and designed the Serpentine Pavilion in London (2019).
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