『ベースボールと野球を繋いだ男』出版後の経過と新聞記事・書評掲載のご報告
vol. 21 2025-12-04 0
お世話になった皆さま、ご無沙汰しております。
『ベースボールと野球を繋いだ男』出版後の経過と新聞記事・書評掲載のご報告をさせて頂きたく、本日、拙文したためました。
9月15日。地元・西脇での先行発売を兼ねた村上”マッシー”雅則さんを招いてのトークイベントが盛況のうちに終わりました。マッシーさんからの、当日参加してくれた地元の野球少年少女たちへのサイン入りのベースボールカードのプレゼントという嬉しい出来事もありました。
9月20日には全国の書店で書籍が販売開始、その後Amazonでもお取り扱いが始まりました。
9月に訪問した東京の野球殿堂博物館に続き、10月には現地取材でお世話になった米野球殿堂博物館(National Baseball Hall of Fame and Museum)の3人のスタッフ、広報ディレクターのクレイグ・ミュダーさん、ライブラリーのキャシディ・レントさんとクラウデット・スクラッフォードさん、そして現在はフロリダにお住まいの元学芸員ジム・ゲイツさんに感謝の手紙を添えて、本と出版記念のtamaki niime製播州織ベースボールキャップを届けることができ、歓びと感謝の返信をいただきました。
遠路東京から西脇まで足を運んでくださった日本経済新聞記者の取材を受け、10月8日付けの朝刊最終面「私の履歴書」の右隣、文化欄に竹本武志さんの記事が掲載されました。今里純の盟友と呼べる故・吉田義男さんが同連載で今里の野球界での隠れた功績について触れていたことが竹本さんら地元における今里純顕彰活動の契機となったことを考え合わせると、その不思議な巡り合わせに、大変感慨深いものがありました。
10月19日付けの産経新聞「産經書房」に続き、先月11月半ばからは『ベースボールと野球を繋いだ男』の書評が全国の地方紙に順次掲載されています。12月3日現在こちらが把握している範囲で、以下の日本各地の新聞12紙の書評欄に取り上げて頂いている模様です。
昭和の時代に日米の野球界の架け橋となり、日本のプロ野球そして阪神タイガース発展の礎となった今里純。
大谷翔平選手はじめ日本人MLB選手の大活躍、藤川阪神のセ・リーグ制覇、来春のWBC開催へ向けて野球熱が盛り上がりを見せる今、ドクター・イマザトの偉大な功績を世に問う本書の価値をこのように評価頂けたことは、歯科医師・今里が暮らした地元・西脇に根差す、駆け出しのローカル出版社としては大変に光栄であり、有り難い思いです。
評者である東京プロ野球記者OBクラブ会長・菅谷齊(すがやひとし)氏は、1943年生まれ。法大卒業後、長年共同通信社で巨人、阪神、MLBなどを担当。著書『日本プロ野球の歴史』(大修館)により2023年度のミズノスポーツライター優秀賞を受賞されています。
驚いたことには、なんと、法政二高時代は元巨人の柴田勲さんと同期で甲子園夏春連覇、村上“マッシー”雅則さんの1年先輩に当たる方なのです。出版記念トークイベントで9月にマッシーさんに西脇までお越し頂いたこともあってここにもまた、不思議なご縁を感じずにはおれません。
菅谷氏の新聞書評によって、全国津々浦々にまで今里純の物語が紹介されつつあることに今また、深く感じ入っているところです。
ヘソノオ・パブリッシング代表 越川誠司
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