ご質問をいただきました № 1
vol. 3 2023-05-16 0
<いただいたご質問と回答 その1>
Q 今回の出版は、いわゆる自費出版というものでしょうか? 書店に並びますか?
A 自費出版と商業出版の間ですが、自費出版寄りになると思います。
慎子さんの生前、あっぷる出版社さんには、慎子さんは一円もお金を出さない&ただし印税もナシ、という形で出版を引き受けてもらいました。
通常、自費出版は、印刷製本費用や編集費などを著者が出しますし、商業出版(本屋さんでふつうに売る本)は著者に印税が数パーセント入りますが、どちらでもない形です。
ただ、本を出す前に慎子さんが亡くなってしまうことは、あっぷる出版社さんも予想していませんでした。故人の本は売るのがとても難しくなるため、あっぷる出版社さんが大きな赤字を被る可能性が出てきます。
このままでは厳しいので、できれば手を引きたいということだったので、クラファンで印刷製本費用だけでも集めることにしました。
クラファンのページに書いてあるとおり、目標金額65万円のうち、手数料やクラファンのリターン費用をのぞいた50万円を、あっぷる出版社さんに渡します。これは、印刷製本などの実費です。
なお、ほかの本のクラファンや自費出版のサイトをみればわかるとおり、これはとても少ない金額です。編集費(人件費)が入っていないからです。ここはあっぷる出版さんと大塚さんのボランティアです。
予定している刷り部数は1000部なので、書店さんにはあまり並ばないと思います。なお最近は、商業出版でもこれくらいの部数は珍しくありません。