最新刊出版します。
vol. 114 2017-11-15 0
みなさま、
ドキュメンタリーの完成、遅れ大変申し訳ございません。ありとあらゆる手段を尽くしていますが、資金が集まらない状況にあります。
スピルバーグ監督の妹さんがドキュメンタリーのプロデューサーだと聞けば、ユダヤ人の友人を伝って、コンタクトしてみました。
最初は応援していたテレビ局のプロデューサーも逃げ出し、孤軍奮闘しています。
映画に出演してくれた親父を乗せた救急車を追いかけたことは数知れず、今月末には同じく出演してくれたお袋が癌で手術です。
ファーストカットをベルリン映画祭に推薦してくれた(結果は残念でした)が香港の映画際のプログラマーには今月、京都で会うことができ、お詫びを言いました。関係は修復されたので、また、チャンスはあると思います。
編集を自分ですると慣れない上にPTSDが発動し防衛機制が働き、相当な体力を消耗しますが、もう少しのところまで追い込んだように思います。
この映画、幾つもの日本のタブーに突っ込んで行っています。まず、宗教に関する映画、そして、オウムに関する映画、私の結婚と離婚、しかもその妻はオウムに登録してしまった女性、信教の自由、そして、カルト、資金も集まらないのです。
それで、この映画の価値、社会の必要性を「未完成版」を見てもらって確立する作業が必要なのではないかと思い、12月3日、香川県、高松で未完成版の有料試写を行います。私にもう少し、余裕あれば、皆様のお近くでも開催したいのですが、少しお待ちください。大変申し訳ございません。
https://www.facebook.com/events/2378429139049358/
お近くで、ご興味のある方は是非、高松にいらしてください。
四国から腰椎の骨折をし、京都に戻り、ロクに収入がなく、生きている間に一本は、作るのなら、これだと思って、オウムに突撃する映画、資金が皆様に応援していただいた額の倍ぐらい必要で、資金を作るためにと夏から必死で原稿を書き、やっとアマゾンで本日から予約可能になりました。
https://www.atsushisakahara.com/
資金を出そうという方が現れればいいのですが、期待できず、また、クラウドファンディングを開くのもなかなか難しいようで、自力で働いて資金を作るしかないのかなと思い、覚悟しています。
その中で、必死で書いた本ですが、「サリン」という言葉は本文、著者略歴のどこにも入っていません。ドキュメンタリーがおい詰まり、必死でもがいて、やっとサリンというものを克服する第一歩にたどり着いたのかなと思います。
何としても、この映画、世に出したいと思います。
皆様の応援、忘れず感謝致しております。もう少し、お時間をください。
さかはら あつし