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松山淳キュレーション「ひとがた」展をクラウドファンディングで実現!

松山淳キュレーション「ひとがた」展:上原浩子、北川宏人、木下雅雄、名和晃平、花岡伸宏、松山淳

松山淳キュレーション「ひとがた」展。上原浩子、北川宏人、木下雅雄、名和晃平、花岡伸宏、松山淳という精鋭作家達の「ひとがた」作品による展示構成。KUNST ARZTは岡本光博が立ち上げた京都のアーティストランスペース。

FUNDED

このプロジェクトは、2017年4月17日23:59に終了しました。

コレクター
27
現在までに集まった金額
105,500
残り日数
0

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このプロジェクトは、2017年4月17日23:59に終了しました。

Presenter
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PRESENTER
岡本 光博

KUNST ARZTは、京都東山に2012年9月にオープンした、岡本光博によるアーティスト・ラン・ギャラリーです。 平安神宮近くの「三条神宮道」交差点の京町屋の二階です。 鑑賞者、社会に対して刺激のある「くすり」を提供していきたいとの考えから、 カプセル型の錠剤をロゴに、ドイツ語で「芸術 医者」を意味するギャラリー名にしています。 岡本光博の作家活動のHP:www.okamotomitsuhiro.com

このプロジェクトについて

松山淳キュレーション「ひとがた」展。上原浩子、北川宏人、木下雅雄、名和晃平、花岡伸宏、松山淳という精鋭作家達の「ひとがた」作品による展示構成。KUNST ARZTは岡本光博が立ち上げた京都のアーティストランスペース。

このプロジェクトについて

京都の現代美術ギャラリー“KUNST ARZT”の岡本光博です。松山淳キュレーション「ひとがた」展の展覧会経費を募るプロジェクトです。よろしくお願いします!

展覧会について

京都の現代美術ギャラリー“KUNST ARZT”では、アーティストがキュレーションをする「VvK」プログラムを年に3、4回ほど企画しています。
その第18回目として、松山淳キュレーションによる「ひとがた」展を開催します。
松山淳は、仏像の形式でアイドルや女子高生、謝罪会見といった現代日本モチーフを漆芸を駆使して表現する、「ひとがた」表現者でもあります。本展では、工芸にも造詣が深い松山淳が、人型(ひとがた)を用いて表現する近年多く見られる傾向に着目し、厳選したアーティストと質の高い「ひとがた」作品群を通して、その可能性を模索します。この展覧会を通して、この傾向が「ひとがた」と命名されるきっかけになれば幸いです。     岡本光博(KUNST ARZT)

出品作家:
上原浩子、北川宏人、木下雅雄、名和晃平、花岡伸宏、松山淳

展覧会開催場所:
KUNST ARZT 605-0033 京都市東山区夷町155-7 2F

展覧会期間:
2017年4月8日(土)-16日(日)12:00-18:00

関連イベント:
「ひとがた」展 トーク 4月16日(日)18:30-20:00
 <場所> 岡田萬治金箔加工美術(京都府京都市東山区柚之木町:KUNSTARZTより徒歩3分) 
 <参加>出品作家(松山淳、上原浩子、木下雅雄・・・)、岡本光博ほか
 無料

問い合わせ
KUNST ARZT  岡本光博                      
tel 090-9697-3786
e-mail kunstarzt@gmail.com
http://www.kunstarzt.com/

「ひとがた」展コンセプト

近年、日本の人体彫刻に関していえば、明治時代以降に輸入された西洋彫刻の概念とは別次元の作家が出現している。また、サブカルチャーとの境目を超えて、人体を模索しようと試みている作家も現れている。それらの作家は、人体の形を追うでもなく気配を作るのでもなく、人の形を借りて観念、思考、精神、象徴を表しているように思われる。それはもはや、人体(じんたい)ではなく人の形を利用した人型(ひとがた)の現代彫刻群である。

 思考が違えば、扱う素材、加工も違う。土を素材としたひとがた、漆芸でのひとがた、木彫での表現、ケミカル素材での表現。そこには、イメージだけではなし得ない、物理的に「物」を扱い、「素材」「重力」と格闘し歩み寄った軌跡が花開いている。

 今展覧会は、そのような「ひとがた」を制作している作家をフィーチャーし、多種多様な表現の相乗効果を期待するものである。

松山淳(本展キュレーション/美術家)

参加アーティスト

上原浩子 / UEHARA Hiroko

1985 群馬県生まれ
2012 京都市立芸術大学大学院美術研究科修了
2006 個展 上原浩子展 Art Laboratory R3 (群馬)
2012 個展 鼓動 TEZUKAYAMA GALLERY
2012「Flower Power! Integration with Life, Part-of Gallery(香港)

北川宏人 / KITAGAWA Hiroto

1967 滋賀県生まれ
1998 国立アカデミア美術学院彫刻科卒業(イタリア、カラーラ)
1998 個展 奈義町現代美術館(岡山)
2005「Alternative Paradise~もうひとつの楽園」金沢21世紀美術館
2008「魅惑の像- 具象的なるかたち」茨城県つくば美術館

木下雅雄 / KINOSHITA Masao

1971 長野県生まれ
1994 東京造形大学彫刻科卒業
2006 北原照久コレクション展 人形の家美術館(横浜)
2007 フィギアを巡る匠たち展 川本喜八郎美術館(長野)
2008 個展 Eslite Gallery(台湾)

名和晃平 / NAWA Kohei

1975 大阪府生まれ
2003 京都市立芸術大学大学院彫刻専攻修了博士
2007 六本木クロッシング2007:未来への脈動 森美術館
2008 The poetry of bizarre ミロ美術館 (バルセロナ)
2009 Cell GALERIE VERA MUNRO(ハンブルグ)

花岡伸宏 / HANAOKA Nobuhiro

1980  広島県生まれ
2006 京都精華大学大学院 芸術研究科博士前期課程 修了
2009 放課後の展覧会 元立誠小学校(京都)
2013 ユーモアと飛躍 岡崎市美術博物館
2015 still moving @KCUA

松山淳 / MATSUYAMA Jun

1974 岩手県生まれ 
2000 京都市立芸術大学大学院美術研究科工芸専攻修了
2006 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2006
2010 BASARA展 青山スパイラル
2013 フィレンツェにおける国際芸術 ガレリアメンタナ

キュレーター・プロフィール

1974年岩手県生まれ、京都府在住。京都市立芸術大学で漆工を学ぶ。奈良時代に隆盛した阿修羅像に代表される脱活乾漆造に興味を持ち、現代のメディアに登場する偶像と過去の偶像である仏像を合わせたひとがたを制作する。越後妻有アートトリエンナーレ2006や現代美術家、天明屋尚氏プロデュースによるBASARA展に出品。漆芸などの伝統技術を使いながら、現実と虚構の間にゆれるメディア社会の盲点をつく作品を発表している。

VvK(アーティストキュレーション)とは

VvK(Vorschlage von Kunstler/ Kunstlerin の略) とは、アーティストが企画者かつ出品者でもあるグループ展です。KUNST ARZTにおいて、年に3、4回ほど企画し、アーティストの先見性や斬新な視点をプレゼンしています。また、現代美術史上において、重要な展覧会のいくつかは、アーティストがキュレーションした展覧会であることは言うまでもありません。

過去のVvKはこちらでご覧になれます。→  http://kunstarzt.com/VvK/VvK.htm

想定されるリスクとチャレンジ

資金調達によって乗り越えようとしているチャレンジは、妥協なき、良い展覧会を実現することにあります。
キュレーターがアーティストを選ぶ際に、そのアーティストの拠点が大きな要素になりがちです。作品配送経費や、イベントなどでの京都までの交通費や宿泊費が嵩むという問題があるからです。本展では、松山淳さんが選んだアーティストと面識があろうがなかろうが、そのアーティストの拠点が何処であろうが、とにかく「作品」だけで選ばせて頂きました(お陰様で、5年目にして、多くの先輩美術業界関係者の方々(京都も含む)に、今更挨拶できましたw)。結果、コンセプトを体現できる豪華なメンバーになりました。本当に恐縮です。しかし、そんなメンバーなのに、搬出入経費の負担をお願いしてしまっています。ギャラリーとして、展覧会開催に関する最低限の必要経費は用意していますが(実行確約型でファンディングを行う理由)、搬出入経費まで用意できないのが正直なところです。ですので、ギャラリーとして、その負担軽減のために、皆様に応援を呼びかけさせてもらうことにしました。

支援金額の金額的な内訳
1.搬出入経費
2.謝礼

資金調達により可能なこと

私が日本の美術界で特に思うことは、実験的な試みが少ないことです。欧米ではアートセンターがそういう役割を担っています。美術館では実現不可能なことや法的にグレイなことへの挑戦も仕掛ける、美術館とギャラリーの間です。きっと日本でもNPOのシステムや企業、大学の姿勢(検閲しないなどの)が改善されれば、そのような場を生み出すことは可能だとは思いますが・・・。
KUNST ARZTの場所は美術館の近くですから悪くはないですが、築100年の京町屋の2階で、しかも狭い空間です。場所の広さは私が理想とする実験的なアートセンターの十分の一も満たしていません。
しかしVvkプログラムの展覧会内容は、「実験的な試み」を行ってきた自負はあります。
以下は前回と前々回のレビュー
VvK Programm 17「フクシマ美術」
VvK Programm 16「赤い車が走り抜ける」
作品勝負なので、有名であろうが、無名であろうが、同じ条件で作家にオファーします。しかし今回の名和晃平さんや、これまで参加して頂いた藤本由起夫さんやChim↑Pomといった日本を代表するアーティストたちもOKしてくれるとはいえ、今後、より面白い展覧会を実現していくためには、改める問題が山積しており、まずはこのクラウドに託してみたいのです。公的な施設ではない、実験的な試みに助成を受けられることなどほとんどありません(過去に、ディズニー美術展では関西アートサポートが援助してくだいましたし、本展でも応募できる助成金は申請していますが・・・)。
よろしくお願いします!

特典について

リターンとして、4種類44作品を用意しました。
安価に(中には四分の一の金額で)作品を入手して頂ける機会でもあります。
よろしくお願いします。


500 円 50点 
松山淳『DM』

松山淳が制作した「ひとがた」の作品群のポストカードです。「ぐらびあ観音」「モデル四天王」「ダイエット菩薩」といった仏像と現代の偶像をかけ合わせた作品写真です(松山淳)。
松山淳直筆のお礼メッセージ入りの「ひとがた」の作品群のポストカードをお送りします。

1,000 円 12点 
松山淳『黒文字(和菓子用のようじ)』2014 
素材:漆、ナラ  サイズ 15×1cm

和菓子用のようじで、普通の黒文字に比べ、長さがあり持ちやすくなっています。木製のスプーン、フォークを作った際の端材で作られているので、一本足りとも同じ形のものがなく、無駄をなくすエコな品です(松山淳)。

2,000 円 7点 
松山淳『猫バッジ・猫マグネット
』2016  
素材:アクリル、金箔  サイズ(大)5×6.5×0.8cm (小)3×4×0.8cm

猫バッジは、軽い素材アクリルで作られているので、衣服に留めた際に重さで垂れ下がることがありません。表面は金箔で施されています(松山淳)。

*猫バッジが3つ、マグネットが4つです。基本、バッジ、マグネットの順にリターンしますが、ご希望あれば、お聞かせください。

5,000 円 24点 
松山淳『謝罪香合』2008 
素材:新聞(謝罪記事のある)、金箔、木 6×6×12cm

記者会見での謝罪写真がステレオタイプ的に使われていることに疑問を持ち、制作されたものです。箱の中には、それぞれ異なった謝罪会見の写真が収められています(松山淳)。

*松山さんに無理を言って、この過去の名作をこの値段で当リターンのメイン特典とさせていただきました。

7,000 円 1点 
花岡伸宏『スリッパ』2016
素材:木、アクリル絵の具、鉛筆 25×10×7cm

今秋、京都で開催される 東アジア文化都市2017京都に出品が決まっている注目の花岡伸宏さんの『スリッパ』です。ツッコミにはつかえません。

最後に

ここまで読んでいただき誠にありがとうございます。
ギャラリーが存続している間は、できる限り、出し惜しみなく、全力でベストな展覧会の開催をしていきます。
本展は、かなり王道の展覧会です。本当は、これぐらいの内容は、もっと公的な機関がバリバリすべきだとも思いますが、そんな愚痴を言っても仕方がないので、キャパ超えしても開催します。「ビジネスは二の次で、表現の場として機能させる」というキレイごとだけでは、やっぱりどこかに無理が生じます。システムとして、このクラウドを通しての支援が機能すれば、もっと面白いことへと発展させていくこともできます。

是非とも、応援よろしくお願いします!

                               KUNST ARZT 岡本光博

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