プロジェクトをブログやサイトで紹介
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
ドキュメンタリー映画『ホピの予言』DVDブック制作をクラウドファンディングで実現!
1986年の公開から35年。今こそ伝えたい“平和の民”ホピ族のメッセージ!先住民と核の問題を通して、行き過ぎた現代物質文明に警鐘を鳴らす、大地と命をめぐるドキュメンタリー『ホピの予言』DVD+特別編集本制作プロジェクト。
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
ランド・アンド・ライフは、1986年に製作されたドキュメンタリー映画「ホピの予言」の公開に伴い、監督宮田雪(きよし)を代表とし、翻訳家北山耕平氏の協力を得て、当時、営利を目的としない会として発足されました。現在は、辰巳玲子が代表を務め、ネイティブ・アメリカンのホピ族をはじめとする地球に植え付けられた伝統的な人々ー地球人ーの、自然(ナチュラル)にそった、質素(シンプル)で、精神的(スピリチュアル)な暮らし方や文化を再生させ、大地と生命のふたつをあわせて守っていくことを目的としています。
1986年の公開から35年。今こそ伝えたい“平和の民”ホピ族のメッセージ!先住民と核の問題を通して、行き過ぎた現代物質文明に警鐘を鳴らす、大地と命をめぐるドキュメンタリー『ホピの予言』DVD+特別編集本制作プロジェクト。
ひとつは破壊と混乱、破局への道
もうひとつは地球と調和し、未来へ続く道
「大いなる浄化の日」は始まっているのか!?
ホピの言い伝えによれば偉大なる精霊は
祖先たちに予言の石版を与えるに先立ち、
この大地に眠る鉱物資源は
人々が戦争や破壊のためではなく、
平和のために使用することを学ぶまで、
誰にも決して掘り出させてはならないと警告していた。
そして、祖先たちはその警告を忘れないように、
予言の石版の一部を村の谷間の岩に刻んだのだ。
(映画『ホピの予言』より)
ホピの土地には、様々な絵が岩に刻み残されている
アメリカ先住民と核の問題を通して、行き過ぎた現代物質文明への警鐘を鳴らす、大地と命をめぐるドキュメンタリー映画『ホピの予言』。本作はチェルノブイリ原発事故が起こった1986年に公開され、監督の宮田雪が代表を務めるランド・アンド・ライフによって、各地でグラスルーツの上映会を重ねてきました。
既に本作に登場するホピ族最後のメッセンジャーであるトーマス・バニヤッカやアメリカインディアン権利回復運動の指導者デニス・バンクス、そして監督の宮田雪もこの世を去りました。しかし、彼らが本作に込めた魂のメッセージは、公開から35年間経った今でも色あせることはありません。
むしろ、「いかに生きるのか」と、未来への選択を問いかけるホピの言葉は、原発事故を経験し、気候変動問題や感染症による世界規模のパンデミックにさらされている一人ひとりにとって、より現実味を帯びてきたといえるのかもしれません。
ホピ族伝統派の人々とともに歩んできたランド・アンド・ライフとしては、彼らが次世代に遺した言葉をホピの大地で起こってきた出来事とともに、より多くの人に届ける使命があります。
そこで、少しでも鮮明な画質でご覧いただくために、オリジナル16mmフィルムをクリーンアップし、より高画質で再デジタル化しました。さらに本作やホピ族の世界観について理解を深められるブックレットをセットした『ホピの予言』DVD+特別編集本の刊行を2021年秋分頃に目指します。
クラウドファンディング期間中は、現ランド・アンド・ライフ代表の辰巳玲子とゲストによるオンライントークイベントも行なっていきます。このプロジェクトが地球の上で持続可能な生き方を模索するためのヒントとなりますように、どうぞご関心とご支援をよろしくお願いします!
ランド・アンド・ライフ&映画『ホピの予言』DVDブック制作プロジェクト
ホピ伝統派の通訳詞トーマス・バニヤッカ(Thomas Banyacya 1909-1990)
▼ ホピについて
ホピ(Hopi)
アメリカ南西部に暮らす定住農耕のプエブロ・インディアンの一部族。
アリゾナ州を含むフォーコーナーズ地域を、ホピの祖先たちは数千年にわたって移住をくりかえし、現在の場所に約千年前に定住したとされている。
高原砂漠地帯の標高約1,800mのメサと呼ばれる台地の上に12の村があり、伝統的に中央集権の形をとっておらず母系制で、土地や家、財産は女性に属する。
昔ながらの生き方を守る伝統派のホピは、トウモロコシ栽培を行い、儀式を暮らしの中心に置き、大地といのち、宇宙との均衡、調和を祈り続けてきた。ホピの精神性のもと作られる銀細工や陶器は世界的にも評価が高い。
また、聖山サンフランシスコピークスに棲むとされる精霊「カチーナ」を守護とし、儀式の際にカチーナに扮した踊りが披露されるが、それらの撮影や記録は一切禁止されている。
ホピとは「平和に満ちた人々」という意味であるのと同時に、グレイトスピリットの教えを信じ、その道に従って歩む人々ということも意味している。
左:カチーナ・ドール(@momo yago) 右:ホピの祖先が作った彩色土器
・本編『ホピの予言』(監督/宮田雪 1986年 ドキュメンタリー映像75分)
・補足映像『浄化の時代を迎えて~ホピの伝統に生きるマーチン・ゲスリスウマ氏に聞く~』(撮影・構成/辰巳玲子 2004年 インタビュー映像25分)
北米南西部の砂漠地帯に住むアメリカ先住民ホピ族は、古代より偉大なる聖霊から授かった教えを密かに守り伝えてきた。ところが、1948年、精神的指導者たちは4人のメッセンジャーを選び、その教えを世界に発信することを決めた。教えの中にある「灰のびっしり詰まったヒョウタン」を広島・長崎に投下された原爆と解釈し、それが人類存亡の危機の時代に入ったことを示していたからだった。私たちが自らの生き方を見直し、偉大なる浄化の日をくぐり抜け、いのちが永遠に続く次の世界に移行できるか、否かは、私たち自身にかかっている。母なる地球とすべてのいのちを敬い、自然の法に従い、質素で精神的に暮らすことこそが、私たちに残された唯一の道だとホピは語るのだった。ホピとは「平和」や「平和に満ちた人々」という意味である。(監督/宮田雪75分1986年作品)
▼ 登場人物紹介
トーマス・バニヤッカ(Thomas Banyacya 1909-1999)
ホピ族狐・狼・コヨーテ氏族。幼少時より長老たちから平和の民として生きるための多くの精神的教えを受けて育つ。第二次世界大戦時、合衆国の兵役義務を拒否し7年間投獄される。1948年ホピの精神的指導者たちによって、予言を世界に伝える通訳詞(メッセンジャー)に選ばれ、50年間にわたり国内外に伝え歩いた。1988 年8月ホピ独立国パスポートを携えて初来日を果たす。1992年12月10日国際先住民年に先駆けて国連が主催した『Cry of The Earth』において、最後のスピーカーを務める。
デヴィッド・モノンギェ(David Monongye 1986年没)
ホピ伝統派のホテヴィラ村でキクモングウィ(精神的指導者、酋長)を務める。1906年ホテヴィラ村を創設したユキウマ(Yukiuma、火氏族の石板の管理者、1929年没)の息子。1948年以降、ホピの伝統的な智慧と教えを明らかにするために精力的に活動。1975年から1986年にかけて刊行された伝統的ホピによるニューズレター『Techqua Ikachi』の発行人の一人。1982年制作の異色映画『コヤニスカッツィ』(ホピの言葉で、バランスを失った世界)に示唆を与えた。1986年没。年齢不詳だが、少なくとも117歳まで生きた。
©Takeo Koshikawa 2016年2月14日ロンゲストウォーク4にて
デニス・バンクス (Dannis Banks 1937-2017)
オジブエ族。1937 年ミネソタ州リーチレイク居留地出身。同化政策としての寄宿学校でインディアン文化、家族との絆の断絶を強いられ、その経験がインディアンとしての人生に大きな影響を与える。1968 年インディアン権利回復運動(AIM)結成に中心メンバーとして関わり、1988 年インディアン絶滅法に抗議した平和行進「ロンゲスト・ウォーク」を成功に導く。80 歳で生涯を閉じるまでの半生を、権利回復、核廃絶、環境問題、若者の育成活動に捧げた。日本との交流は30年近くに及び、現代を生きたインディアンしては、日本で最も慕われた一人となる。1988年自叙伝『聖なる魂』(森田ゆり共著)朝日新聞ジャーナル大賞受賞。
▼ 映画『ホピの予言』監督 宮田 雪
宮田 雪(みやた きよし 1945-2011)
1945年秋田で生まれ。早稲田大学卒業後、鈴木清順監督に師事し、助監督修行を経て脚本家の道に入り、TVアニメ「ルパン三世」をはじめ多くのシナリオを手掛ける。その一方で非暴力による世界平和を説く日本山妙法寺山主・藤井日達と出会い、1978年の「ザ・ロンゲスト・ウオーク」に参加。デニス・バンクスやトーマス・バニヤッカと出会い、7年の歳月をかけてドキュメンタリー映画『ホピの予言』を完成。その後、作家・編集者の北山耕平に呼びかけ、非営利団体「ランド・アンド・ライフ」を発足。デニス・バンクスやトーマス・バニヤッカを日本に招聘し、各地で上映イベントを行うなど精力的に活動。第二作目の映画製作に入った1995年、編集作業先のカリフォルニアで倒れ16年間の療養生活の後、魂の故郷へ還る。享年66歳。
映画公開当時、宮田雪監督が書いた紹介文「映画「ホピの予言について 監督:宮田雪」。(ウラン資源量・採掘量など、現在では一部状況が変わっている記述が含まれています)
● 補足映像『浄化の時代を迎えて~ホピの伝統に生きる マーチン・ゲスリスウマ氏に聞く~』について
2001年9月11日ニューヨーク同時多発テロ、2003年3月イラク戦争勃発を契機に、「伝統派最後の砦」と呼ばれたホテビラ村の火氏族マーチン・ゲスリスウマ氏を訪ね、世界とホピで起こっている状況についてインタビューした。岩絵の解釈はマーチンさん独自のものとして興味深い。「ひとりひとりの生き方にかかっている」「自分を見つめなければならない」という最後の言葉が心に響いてくる。
儀式に着けるサッシュを織るマーチン・ゲスリスウマ氏
1986年、映画『ホピの予言』が公開され、人間と「マザーアース」と呼ばれる惑星の間に存在する微妙な関係性が、世界に知らされました。
この映画は、世界中で起きている原子力災害の警告を、人間が無視した場合に何が起こり得るかを予言したのです。
それは25年後の2011年に現実となったのです。
人間が初歩的で精神的な祈りを無視し続けたならば、母なる地球がしっぺ返しをした時に、救われることはないでしょう。
2014年10月16日
デニス・バンクス
※2014年にデニス・バンクスより寄せられた本作へのメッセージ
In 1986, film " Hopi Prophecy" was released to inform the world of the delicate relationship that exists between humans and this planet call “Mother Earth”
The film prophesied what would and could happen should humans ignore the warnings of Nuclear disasters happening around the world.
25 years later we have seen the prophecy come true in 2011.
If we continue to ignore elementary spiritual prayers will not save us when Mother Earth retaliates.
Dennis Banks
ホピを知ることは、自分を知ることである。
ホピの国に行くことは、自分を知りに行くことである。
ー北山耕平(作家・編集者)
人々は神々に見護られて生きている。
これがアイヌ民族の私から、みなさんに伝えたいメッセージです。
ホピもアイヌも伝えられていることに共通することが多くあります。
どちらも大地から生まれて大地に死すという概念を持っています。
私は、アイヌは世界の先住民と兄弟だ、と教えられてきました。
「人間も他の生物も私たちには作り出すことはできない。
空気・水・光・森羅万象・エネルギーも人々に生み出す力もない。
そのような力に人間は守られていることを忘れてはならない。
それらを汚すようなこともしてはならない。」
アイヌの私は子どものころからこのように教えられてきているので、ホピの人々が語り伝えていることを深く理解できます。
ホピの予言を私たちは真摯に受け止めていかなければなりません。
今、再びLand and Lifeがこのように広く伝える努力をしてくださっています。
この活動に敬意を表します。
ご支援どうぞよろしくお願いいたします。
ー宇梶静江(アイヌ文化伝承者・古布絵作家)
1992年のクリスマスは忘れられない。 遠藤ミチロウさんと一緒にホピの居留地へライブをしに行ったのだ。 コロンブスがアメリカ大陸を発見して500年目の節目の年だった。ミチロウさんはその前年に単独でホピの居留地へ行きトーマス・バンヤッカ氏の元でホピの主食であるブルーコーンの刈り入れを手伝ったりしたそうだ。ミチロウさんは僕に「ホピの居留地は神聖な場所でアメリカ人 でさえ特別な許可が無ければ入れない。俺達はそこで太古の昔に別れた兄弟達と再会し、平和を訴えるライブをやるんだ!」と言った。 勿論僕にも異存は無かった。僕らは幸運にも村の市民センターの中にあるレストランでクリスマスイブにライブをやらせてもらった。偶然食事をし来ていた数組の家族は日本からやってきた二人組のロッカーの演奏を聴く事になった。 ライブ後、彼らと親しくなった僕らは翌日のクリスマスの日に僕らがトーマスさんからお借りしているバンガローへ彼らを招待し、日本食と僕らの演奏をプレゼントすると約束した。 僕らはバンガローを1日だけのジャパニーズレストランとし、一本道と名付けた。 自ら料理を作り、彼らをもてなし、演奏を聴かせた。 若いホピのミュージシャンがいて飛び入りで僕らの演奏に参加し、聴かせてくれたホピ語の「きよしこの夜」は今も僕の心にしっかりと残っている...。
「ホピの予言」は僕の胸に強烈に刻まれている。 共存共栄を目指す人類にとってこれは忘れてはならない原初の祖先からのメッセージなのだ。
ー 高橋和也(俳優・ミュージシャン)
五行について考えていたその日、この映画をホビット村で観て金は鉱なのだと知った。全ての要素は繋がり、バランスをとる。自然と共生する人としての在り方、その気高さに惹かれ、10年後、アリゾナまで車を飛ばし、大晦日、キバで秋田を感じた。核産業に対する警鐘を鳴らすだけではなく、魂の在り方にインスパイアを与えてくれた作品。必見です。
ー JUZU a.k.a. MOOCHY(DJ・NXS/CROSSPOINT)
世界は今「浄化の日」を迎えています。神の浄化とは人類にとって「大洪水」です。『ホピの予言』はこの状況の核心をとらえて「文明の死と再生」を予言しています。ターニングポイントの彼岸へ向かうために私たちは状況を正しく理解して適応しなければいけません。
ー 正木高志(アンナプルナ農園主宰・平和思想家)
浄化の日は社会を構成している私たちの従来の考え方、
ライフスタイルの終焉を意味しています。
そして危機状態は物質と精神が統合された文明への
変容が起きるチャンスでもあります。
ー 清水友邦(イーハトーブ心身統合研究所主宰)
混迷を極める現代、私たちは何処を目指して生きてゆくのでしょうか? その答えはそれぞれ違うものでしょうが、守るべき最低限度の大地と生命の掟はあります。その掟を学び、向き合い、実践していく過程の中に、実りある人生への導きがあるでしょう。共に学び、共に歩みましょう。
ー 田中徳雲(福島県南相馬市同慶寺住職)
・映画『ホピの予言』について 監督 宮田雪
・映画『ホピの予言』の言葉より トーマス・バニヤッカ/デビット・マニャンギ/デニス・バンクス
・ホピに残されてきた聖なる石板―ホピ伝統派のメッセンジャー、トーマス・バニヤッケに聞く
・アリゾナ州ビッグマウンテンよりバヒ・キャダニーからメッセージ
・ホピ・キコツモビ村より「現在のホピについて」トーマス・バニャッカJr.
・水木しげるのホピ族探訪記「精霊の呼び声」
・宮田雪×北山耕平 座談会「ホピの予言−地球を破滅と狂気から救うために」
・ホピ平和宣言・再録 日本語版・英語版(日本語訳北山耕平)
★寄稿
廣海緑朗(NPO法人みんなの地球のくらしかた代表)
田中徳雲(南相馬市同慶寺住職)
広田奈津子(映画監督)
豊崎豊光(ジャーナリスト)
正木高志(作家・農家)
清水友邦(イーハトーブ心身統合研究所主宰)
ほか
巻頭カラー口絵、ホピ・ナバホの地「フォーコーナーズ」MAP付き
※本の内容は変更になる場合があります。
仕様:A5判変型、約134ページ、4c/1c、並製、ケース入り
初版部数:1,500部
予価:約4,000円(税別)
制作・編集:『ホピの予言』DVDブック制作プロジェクト
発行:ランド・アンド・ライフ
※ ページ数、価格等、現時点での見込みとなります。
制作資金総額400万円のうち、今回のクラウドファンディングではその一部となる250万円を募ります。
また、下記の「自主ファンディングに参加いただいた皆様へ」でもお知らせしておりますが、以前呼びかけさせていただいた自主ファンディングにて、皆様から1,175,626円のご支援をいただき、今回のクラウドファンディングは、それにプラスする形での支援希望額になります。
<予算:総額 約400万円>
映像デジタル化&クリーニング費:約50万円
印刷・DVDプレス費 約120万円
原稿料 約22万円
イラスト・デザイン料 約58万円
WEB運営管理費 約10万円
翻訳・校正・編集費 約70万円
JASRAC・JANコード取得費 約8万円
広告宣伝費(zoomトーク用謝礼なども含む) 約10万円
クラウドファンディングリターン制作費&送料他 約38万円
諸経費 約14万円
※みなさまからのご支援のうち、いち支援につき500円をホピ&ナバホへのご支援とさせていただきます。詳細はページ下部の「■ホピ&ナバホへのご支援金について」をご参照ください。
2121年3月〜7月
編集作業
パッケージ&ブックデザイン
映像仕上げ
7月末 DVDブック初稿
2021年8月
DVDブック校正
8月末 DVDブック印刷
9月はじめ DVDプレス
9月秋分ころ完成
※予定
ご支援いただいた方全員に、以下①&②をご招待いたします。
①1992年12月16日神戸にての講演会「人・大地・精霊」動画。限定YouTubeチャンネルとしてご招待。
ホピのホテビラ村より招聘したマーチン・ゲスリスウマ氏、娘婿のメディスンマン、エメリー・ホルメス氏、この講演会がきっかけとなりホピを訪問した漫画家水木しげる氏、『ホピの予言』宮田雪監督による講演記録。約2時間。
②zoomトーク会にご招待ランド・アンド・ライフ 辰巳玲子とのホピや先住民、これからの生き方などをテーマとしたzoomトーク会(DVDブック完成後、数回開催予定)。
▽ 完成したDVDブック
DVDブックの完成イメージ
仕様:A5判変型、約134ページ、4c/1c、並製、ケース入り
▽ 冊子『生命の始まりから浄化の日まで』
表紙の完成イメージ
ホピ・ホテビラ村太陽氏族の指導者だったダン・カチョンバ(1875-1972)が、晩年に語り残したホピの教えの口述記録。ホピ物語とも呼ばれてきました。
ホピの言葉から英語へ訳され、日本語訳は北山耕平氏によるものです。
「ホピの教えを売ることは、母親を売ることに等しい」という口述者の言葉により、ランド・アンド・ライフでは1986年初版以来、非売品として版を重ねてきました。
今回、クラウドファンディング を機に表紙を新装し、第13版を製作します。
仕様 :B6判、モノクロ、86ページ(変更の可能性あり)
▽『テツカ・イカチ ~大地と生命~』
『テツカ・イカチ』は、アメリカ先住民族ホピのホテヴィラ村を中心とする伝統派の長老たちが、1975年から1991年にかけて44号発行した英語による機関誌(ニューズレター)で、「大地といのち」という意味です。ホテヴィラ村は、他の文化・宗教などからの干渉や圧力に不服従を貫き、偉大なる精霊との約束を守ったホピによって1907年に創立され、「伝統派、最後の砦」といわれました。
やがて、アメリカ合衆国の政府ともいえるホピ部族政府との対立が高まるなか、さまざまな批判と攻撃をかわしながら、16年間にわたり、長老たちはホピの伝統的なもの見方を世界に発信しました。そして、どのようにして母なる地球の上で平和に暮らし、大地といのちと調和して生きるかを、多彩な記事を交えながら、次世代の私たちへ伝えています。
この全44号日本語版の発刊は、翻訳者・永峰秀司氏の協力を得て、2008年初夏、ランド・アンド・ライフのプロジェクトとして呼びかけられ、多くの有志による有形無形の支援とご寄附によって進められました。本書は、翻訳者や編集者の解釈を交えず、原本『Techqua Ikachi』にできるかぎり沿って、44号の合本として1冊にまとめています。 プロジェクトの発足から6年、2014年冬至に発刊することができました。伝統的なホピの生き方とものの見方を学び、次の世代の子どもたちへ、いのちの環を引き継いでいくために、繰り返し読める教科書、歴史証言の資料となることを願っています。
なお、「教えに値段をつけて売ってはならない」というホピの考え方に学び、値段をつけず、任意の額のご寄付を頂戴してお分けしてきました。完売しておりましたが、在庫が若干見つかり今回リターンとさせていただきます。
仕様 :B5判 モノクロ、343ページ
▽ポストカード「ホピ・ナバホの大地から 未来へ続く道」8枚セット
広島・長崎への原爆投下から70年目の2015年春、日本山妙法寺による平和行進Peace Walkが開催された。その参加と併せて旅した「ホピ・ナバホの今」を撮影したポストカード(8枚組)。
撮影:矢郷 桃
▽ 上映会権利について
2018年6月mumokuteki・京都上映会にて
デジタルクリーンアップした本編『ホピの予言』と補足映像『浄化の時代を迎えて~ホピの伝統に生きるマーチン・ゲスリスウマ氏に聞く~』2本の上映会を開催いただけます。(開催人数はリターンコースによる)DVDブックのDVDを用いて上映いただけます。
*辰巳玲子トークについては、交通費(群馬から)を別途ご準備お願いいたします。宿泊が必要な場合には、宿泊のご用意もお願いいたします。
*上映会開催は非営利目的とし、主催者や主催団体の宣伝活動、および共演者の趣旨普及のために利用することはできません。なお、必要経費をまかなうための入場料は、徴収していただいて大丈夫です
*アメリカ先住民が被った過去の歴史、そして、精神的・身体的・社会的に現在も深刻な問題となっているアルコール中毒を鑑み、上映会はノンアルコールでお願いします。
* 映像の無断での改編などは著作権上許されません。
*上映の日時や詳細は、リターン申し込み後、別途ご相談させていただきます。
みなさまからのご支援のうち、いち支援につき500円をホピ&ナバホへのご支援とさせていただきます。これは、今回の『ホピの予言』DVD+特別編集本へのご支援とは別に、ホピ・ナバホへの支援としてみなさまからご支援をいただくものです。お渡しする先は、ホピ・ナバホへのCOVID-19救済基金などを予定しております。みなさまからのご支援を合わせてお寄せください。
2017年5月より、自主ファンドレイジングとして、同プロジェクトのご支援・ご協力を呼びかけさせていただき、みなさまにご支援をいただいてきました。支援金額1,175,626円、支援者数148名となり、大切にお預かりしております。ご支援大変ありがとうございます。
その後、最初の呼びかけから、デザイナー担当者と編集者を迎え、新体制で進めたこと、資金が達してなかったことなど、さまざまな理由で度々作業を中断せざるを得ず、進捗が遅れて参りました。さらに、進捗状況のご報告を怠り、ご迷惑とご心配をお掛けしましたことを心よりお詫び申し上げあります。
その間、オリジナル16ミリフィルムをクリーンアップし、高画質での再デジタル化に努め、書籍も内容を充実し時代にあった内容とするべく、一歩一歩進行させていただいてきました。
今回の呼びかけは完成、発刊を目指し、これまでの繋がりを超えて幅広く関心を持っていただき、支援を呼びかけさせて頂くものです。今回は映像制作関係のクラウドファンディングを得意とするMOTION GALLERYを利用いたします。
これまでお見守りくださり、発刊を首を長くしてお待ちくださった皆様には、心から感謝申し上げます。今しばらく完成をお待ち頂けますようお願い申し上げます。
・自主ファンディングに参加いただいた皆様には、今回のクラウドファンディング支援者全員の特典①&②を同様にお付けいたします。またの再度のご支援もどうぞお検討ください。
本プロジェクトのリスクとして目標金額に達成しなかった場合、制作資金が不足いたしますが、制作は進めながら、別途資金集めも検討し、完成を目指します。目標金額未達成となった場合は、スケジュールが後ろ倒しになる可能性がございます。その場合は支援者の皆様に速やかにご連絡いたします。
このDVDブックが、グレイトスピリットの意に添った内容となり、もっともふさわしい時にみなさまにお届けできることを信じ、取り組んでまいります。 みなさまの温かいご支援・ご協力を、こころよりお待ちしております。 どうぞよろしくお願い申し上げます。
For All My Relationわたしとつながるすべてのもののために
2021年4月1日
『ホピの予言』DVDブック制作プロジェクトメンバー
ランド・アンド・ライフ 辰巳玲子
ランド・アンド・ライフ 辰巳玲子 @Yuho Shimizu
ランド・アンド・ライフは、1986年に製作されたドキュメンタリー映画「ホピの予言」(監督・宮田雪)の公開に伴い、監督宮田雪(きよし)を代表とし、翻訳家北山耕平氏の協力を得て、当時、営利を目的としない会として発足されました。アメリカ先住民のホピ族をはじめとする地球に植え付けられた伝統的な人々ー地球人・ネイティブピープルの、自然(ナチュラル)にそった、質素(シンプル)で、精神的(スピリチュアル)な暮らし方や文化を再生させ、大地と生命のふたつをあわせて守っていくことを目的としています。
ホピ伝統派が発行した『TECHQUA IKACHI』(1976年~1991年、全44号)のスピリットを受け継ぎ、ニュースレター『ホピからのメッセージ』を発行し、次作『偉大なる浄化の日』の撮影に取り組んできましたが、1995年3月、代表宮田雪の病により、活動を中断。その後、DVD『ホピの予言2004年版』を制作し、2004年4月より神戸を本拠にして活動を再開し、映画上映、イベント、ワークショップなどを通して、ネイティブピープルの生き方、精神性に学んできました。
2011年2月14日宮田の逝去、そして3.11を大きな節目として、土の上の暮らしをベースに活動を続けるため、群馬へ拠点を移しました。
福島原発事故、核のない未来、平和をテーマとして、映像制作、出版などを行い、ホピの警告してきた浄化の時代をくぐり抜け、未来へ続く道を多くの方々とともに歩むことを願っています。そして、活動を通して、失ってはならない聖なるもの、伝統的な教え、世界観を後世に引き継いでいきたいと思っています。
願わくは、私たちの歩みが、
大地とすべてのいのちを敬い、
調和に満ちた世界へとつながりますように。
For All Our Relations
2021年3月20日春分
ランド・アンド・ライフ 辰巳玲子
3500 円
6500 円
10500 円
10500 円
15500 円
SOLDOUT
20500 円
残り1枚
50500 円
残り1枚
100500 円
残り2枚
200500 円
残り1枚
300500 円