イブラヒム選手の思い
vol. 6 2022-05-29 0
イブラヒム選手の思いがわかる約1分10秒の動画です。
2011年のシリア内戦で、右脚を失ったイブラヒム選手。
脚がなくなった時、
「人生が終わった」と何度も泣いたと言います。
治療を求め、ギリシアに渡ると決めた時、
「人生はすでに終わったようなもの。
海で死んでも失うものはない」
と、覚悟して地中海を渡りました。
未だ収束が見えないシリア内戦。
550万人が難民となり、610万人が国内避難民となり
国民の半数以上が避難生活を送っているシリア(出展:外務省HPより)
そんな方たちの希望になろうと、挑戦を続けているイブラヒム選手。
絶望の縁にいたイブラヒム選手を救ったものは
「スポーツのチカラ」でした。
かつての自分のように苦しい思いをしている難民の人たちに希望を与え、
彼らが苦しみや絶望から抜け出せる力になりたい。
それが、イブラヒム選手の思いです。